二階堂和美 nikaido kazumi

diary

2012.11.10

今年最後のワンマン

立冬も過ぎ、かなり冬っぽくなってきました。
前回の記事は「お盆」・・・。ご無沙汰失礼しておりました。

今年も案外なんだかんだと、あちらこちらでライブもやらせて頂きました。
にじみのバンドとともに動いた昨年のツアーから一段落、
初心に返ってソロも何度かやらせてもらったり、
ソウルフラワーモノノケサミットのお兄さんお姉さん方とツアーをご一緒させてもらったり、
にじみバンドのメンバーとも、まるさんとの、誠一さんとの、ガンジーさんとの、みどりちゃんとのそれぞれのデュオ、あるいはトリオなど様々な編成でやらせてもらったりもしましたが、
久しぶりにフルメンバーが集結した、先月のカクバリズム10周年。
いやあ、楽しかった。
ライブってこんなに楽しかったかな。と
今までになくそう思いました。

にじみのツアーの頃には、気が張っていたのもあるし、喉を潰してしまって
毎夜「今夜が歌えるの最後かもしれない」と
今思えば何かが取り憑いていたのかと思うくらい感極まっていましたが、
一年が経ち、
先月のバンドでの演奏は、25〜30分と、短い演奏時間ではありましたが
本当に楽しく演奏できた。
バンドも円熟してきたんだなーと思う。
半年間リハも一回もしていないにも関わらず、
ブランクなどものともせず戻ってきてくれる頼もしいメンバー。
またこのフルメンバーで集まれるのはいつだか、予定はないが
またやれたらいいなと思った。

カクバリズムのレーベルメイトたちとは、そう頻繁に会うものでもなく
全員が一同に介すのはほんとうに5年前の5周年以来で
おそらく次は15周年のときだろう。
名古屋などだと皆がホテルなので、打ち上げもほぼ全員参加で
めずらしく飲んでしゃべって、それもとても楽しかった。
にじみバンドとの演奏をみてくれた何人もが
「ようやく見つけたんだねー」と言ってくれたりして

周年イベントって、いろいろな所に呼んでもらっていく事も多いですが
みな、それぞれにそれぞれの毎日毎時を送って
節目ってやっぱり、いいですね
わたしはアニバーサリー的なのがどちらかというと苦手で
というよりは、サプライズ的なのが苦手なのだけど
サプライズなしのアニバーサリーは、ただの節目なわけで
やっぱりいいものだな、と思った。
ただそれは、おめでとうを言ったり、贈り物をしたり、という事ではなくて
それを機にただ集まったり、元気?って音沙汰してみたりってだけなのが
一番いい気がする。
カクバリズムの10周年は、そういうイベントでした。
それにしても、長時間、立ちっぱなしで、サウンドチェックまで見せられて、
お越しくださった皆さんにはつらい思いもさせてしまったことと思います
あらためてお詫びと、それでも集まってくださったことに、御礼申し上げます。
ありがとう!

さて、そうこうしていると、今年最後のワンマンがあと2日後に迫っていました。
これも青山CAYの周年イベントらしく、にじみバンドのメンバーとしてもお世話になっている、CINEMA dub MONKSとのツーデイズをやらせて頂くことになりました。
1日目の12日(月)は私のワンマンをCdMがサポート、
2日目の13日(火)はCdMのワンマンに、私がゲスト参加、というもの。

今年の3月東京と7月の盛岡で、このトリオ編成で私のライブをやらせてもらっている他、6月には尾道で、彼らCINEMA dub MONKSのワンマン2デイズに、わたしが即興でゲスト参加するというのもやらせてもらっています。それもほんと、すごく楽しかった。自分の企画でないライブ、自分が主役でないライブって、どうしてこうも楽しめるのでしょう・・・ほんと、ただただ楽しい。
もともとCdMの2人とは、2010年の「堂脈」でツーマンした際、最後におまけで即興セッションした時のあまりの感触のよさから、「アルバム作る時はこの人たちに頼もう」と心に決めたのでもあり、そのくらい、彼らとのセッションというのは、感触がいい。

即興だから、毎回いいかどうか保証はないけれど、
にじみのサポートメンバーとしては、私の歌に対して抑制の利いた演奏をしてくれている彼らだけに、本領発揮のCINEMA dub MONKSは冷やかしたくなるくらいかっこいいし、そこに飛び込む時には、彼らとどんどん道を外れていくのが楽しい。

にじみバンドとやる演奏と、タラジェーンとやるのが違うように、
相手が変わればまったく印象が変わるという事は容易にある事だけれど
おなじ3人で、使う楽器もそれほど違わないのに、
全然違う印象の演奏ができる、まれな人たち。

是非、2日間とも来てみてもらえたら、
違う楽しみが、どっちにもあると思います。

このライブのあと、
二階堂和美はしばらく東京はじめ遠征ライブはお休みさせていただきます。
待ちの体制でぶしつけではありますが、
お越し頂けたら、嬉しいです。

ど平日ですが・・・
よかったら会場で、会いましょう〜!

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2012.08.16

今夜はお盆のソロライブ~堂脈vol.7その1

ここ2,3日、夜10時頃眠くなってしまって、
恐ろしいことにほんとに床についてしまう。
そうするとさすがに朝4時前には目が覚めるのだが、
もうずいぶんと夜明けも遅くなっているのでまだ暗い。
今夜はトークショーとミニライブがあるし、そのあと車で帰らないといけないから
やっぱりたくさん寝ておこうと、二度寝してラジオ体操で起きる。
近所の川沿いでのラジオ体操は先週で終わってしまったので
今週からは家の本堂で自主的にやっている。

今日は「プロジェクトFUKUSHIMA!」の映画の広島上映会。
最初、この映画の上映を核に、広島でのフェスティバルFUKUSHIMA!をやろうと思い立って、まずは真っ先に横川シネマの溝口さんにもちかけて、以前からFOR座RESTを手伝っていた本間4畳半の川野さんにもちかけて、横シネでバイトをしてる(この事実がおかしいが)漫画家の西島大介さんにもちかけて、そんなみなさんと座談会的にやろっかな、と思っていたのだが、
大友さんに報告といつか広島にも来てくださいという旨のメールをしたら、直後、
「俺、広島行こうかな」と電話がかかってきて
えー!だって、前の日福島で2本はしごで、翌日も福島郡山ですよ、んなばかな動きがありますか、と止めたら、
「ばかばかしい動きをしたいんだよ」
と言われた。
「それなら、まさに、ばかばかしいです。では是非おいでください!」
ということで、陸路しかない福島~広島間、
大友さんは広島へその身を運んできてくれる。
「大友さんが来てくださるなら、お願いがあるんですけど・・・」
とわたしは、昨年福島、四季の里で自分も体験して感動した、
オーケストラを指揮して欲しいと頼んだ。

そうこうするうちに、オーケストラには、
東京から、「ショキショキチョン」で編曲をしてくれた蓮沼執太くんや
山口から、ドラびでおの一楽儀光さんも来てくれることになったり、
黒瀬みどりちゃんやガンジーさん、ゴトウイズミちゃんも参加してくれる。
他にもお客さんからもたくさんの申し出をいただいた。
カフェネコバコのミエコさんも、青空用品店やcocoloyaのお二人も
福島の安斎果樹園の安斎さんが札幌ではじめた、たべるとくらしの研究所も
FOR座RESTと本間4畳半企画を股にかける八百屋のやおやおくんも、
ほかにもたくさん、たーくさんの人が関わってくれることになった。

中身が盛りだくさんになってきて、
映画上映は、日にちを分け、ライブイベントの前後に1回ずつ設けた。

今日はその一日目。

先日、この一連のイベントに関して中国新聞さんから取材をいただいた。
そこで語らせてもらった、最初のきっかけ。
それはレイ・ハラカミさんの死だった。
ハラカミさんがなくなったショックを、
わたしはこのプロジェクトFUKUSHIMA!に勝手に託した。
自分がこのイベントに関わっていくことは、ハラカミさんへのプレゼンのような気がしている。
ハラカミさん、わし、がんばるけん。
ハラカミさんのようにはできんけど、やってみるけん。

今日は、お盆のさいごの日。
ハラカミさんの一周忌と初盆をつとめるつもりで、
上映後、ソロでライブをさせてもらいます。

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2012.08.13

「コメントをよむ」をよむ

ここ数日で、色んな人から
フェイスブックを見てます、とか
申請したとか出来ないとか、なんかよくわからないけどいろいろ言われ、
私自身は、実はフェイスブックというのを全然やっていなくて
WEBの担当の女の子が気が利いているので、
これからはフェイスブックです、って言って試しに作ってくれて、
そのまま、ふーん、って一回見に行っただけで一年以上経って、
1ヶ月くらい前、なんかだれかがやっぱりなんか言ってきたので
自分のオフィシャルの右上にあるリンクで行ってみたら
どうもそのWEBをまかせている彼女が、
こっちからあっちに情報を映してくれているようだ。
そこに、どうやら、見てくれた方からのコメントも載ってるようだ。
えー!そうなの?!見逃してきたな〜、と思って続きを読もうとしたら
「ログインしてください」ってなって
え、そんな暇ない、って、そのまま閉じて、ひと月以上経って、
今日は、さっきからメール返信の鬼になっていた勢いで
「ログイン?めんどくさいけ、何も考えず登録したろうやないけ」
と思ってやってみたら
コメントが読めた!
そのまま一年分辿って読ませてもらった。
コメント寄せてくれてた方がこんなにいらっしゃったんですね。
全然返せてもいないのに。見てもいなかったのに。
ほんとに、ありがとうございます。全然見てなくてすみません。
中にはほんとに懐かしいお名前もあったりして
最近全然会わない方とかも
わー、見てくれてるんだーとか
カルチャーショックを受けました。
それにしても、
なにも今、よりによってものすごく忙しいときに手を出さなくてもいいのに
そういうのを見たら、なんかこっちもコメント書きたくなってしまうじゃないかと
その前にいっぱいやらんにゃいけんことが目の前にあって
ほいでも、とりあえず、お礼だけでも言いたいと思って
勢いで、ここも開きました。

ふだんから、無礼きわまりない態度をとっているのに、いまさら一言お礼もないが

そもそもパソコン開いてやらなきゃいけないのは
事務仕事じゃなくて録音の仕事だった。
今日やるべきだった仕事に手を付けぬうちに、また今日も終わった。

あしたこそやろう。どれからやろう?
ラジオ体操のあと決めよう。

フェイスブックのページをまた見るのはいつの事やらですが
ありがとうー!!!

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2012.06.30

7でも10

昨晩、久しぶりにギターの弦を変えた。
いつぶりかは、内緒であるが
そして久しぶりの曲を練習した。
2003年ぶりかもしれないような曲。
なんとかギターの弾き方は思い出せたのだが
歌詞が何カ所か思い出せず、
確認しよう、と『Nikaido Kazumi U.S.tour 2003』のdisc2を
ものっすごい久しぶりに聴いた。
いつぶりであるか、
前回聴いたおぼえがあるのは、2006年3月のスコットランドツアーの
移動中のフェリーの中だ。なぜかmp3プレイヤーの中に入っていた。
そのときでも既に、
よくこんなもの、世に出したな・・・
という驚きでいっぱいで
また封印していた。
このBOXは、DVDとCD2枚、さらに日記を綴ったブックレットのセットで、
そのdisc2は、上記のおぞましいLive Recording(それもMDとかです)だが
disc3は、インプロの、ホームスタジオレコーディングで
これは2010年にミナペルホネンの音楽をつけるときに聴き直して
案外気に入っていてmyspaceにも一曲あげた。「pan」
disc1は、ツアー全体を追った、静かな、映像作品。
これは、もうほんとに、ずっとみていない。
去年、8月、それ以来でアメリカツアーをしていた道中、
無性にこの中の日記が読みたくなった。
手持ちの売り物を一個開封しようかと思うくらいだったが、我慢して
それからまた1年経って昨日、ようやくその日記を読んだ。
案外おもしろかった。
それを読んでいたら、去年のタラ・ジェーンとのアメリカツアーの日記を、
せめてメモでも、書いていないことが非常に悔やまれた。
今からでも思い起こせるだけのことは、書き残したい、と思った。
同行してくれたsweet dreams福田さんの日記を参照して記憶をたどろうと思う。
なるべく近々やろう。

で、すっかり主眼がずれて、
その、歌詞を忘れていた曲の歌詞の確認は横に置いて日記を読んでいたら、
来週レーベル10周年の記念イベントをやる7e.p.の事も書いてあった。

「今回のツアーの撮影および通訳として全スケジュールにつきあってくれる、友人で美術作家のマリコと、1週間一緒にまわるモールスの3人、ボーカルのヤス、ベースのアリ、ドラムのウッチー、とスタッフのコージ、計6人集合。(中略)コージはモールスのプロデュースや、アリと2人で7e.p.というレーベルをやっている。英語堪能の頼れるガイ。その7e.p.で今年2月、キャルヴィン・ジョンソン、リトル・ウィングス、そしてマイクロフォンズを日本に呼んでくれたので、私とマイクロフォンズのフィルは知り合えたという経緯。」

来週7月7日。7組のアーティストが出演する。
わたしはこの日、広島の安佐北区の保育園で七夕コンサートの先約があったが、
それが終わり次第、車を広島駅に置いてみどりくんには電車で帰ってもらって、
ひとり新幹線に乗って、渋谷まで行く。
イベントのスタートには間に合わないので、出演順を後のほうにして、と頼んだら、どうやら、出番はトリである。
せっかくだから、2003年頃にやっていた曲をやってみよう、と思う。
ギターの弾き語り自体久しぶりである。
だが、こないだ3月、イワトで久しぶりの弾き語りのワンマンをやらせてもらって
なにか、吹っ切れた。
『にじみ』を出せたことで、ようやく、過去のものを退けずに受け止めることができるようになってきた。
来月、2001年に発売された『たねⅠ』のアナログも発売される。
なぜ今・・・。

いろんな過去のものが挨拶に来てくれている感じがする。
わたしも、挨拶したい感じがする。
アニバーサリーというのは、そういう事なのかもしれない。

自分のデビュー10周年の時には、あまり大きなことを何もしなかった。
広島で”堂脈”というイベントをはじめたくらいだった。
あ、このイベントも、7e.p.のせいではじめたんだった・・・
なんか、キャルビンが来るから、広島でも呼んでくれ、みたいなことで・・・

自分の芸風がどんどん変わっていって
きっと聴きに来てくださる方も、7e.p.が招聘するアーティストを目当てに来られる方と共通でなくなってきたりするのを感じながら

それでも関わらされているのは、
腐れ縁というか、
まあ、縁だ。

去年、インディーズ・ファンクラブを意外に楽しめたし、
過去との挨拶を交わす時期なのかもしれない。

DVDはまだ見ていないままだが
そろそろ、みよう。

そのDVDを撮影・編集してくれた、美術作家のマリコ(浅井真理子さん)
現在愛知県豊田市美術館やらで展覧会をやっている。
行ってみようと思う。
お近くの方、愛知を通りかかる方、是非。

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2012.05.19

「続・にじみの旅」やります!

さて、3月の東京3デイズライブのさなかに、さりげなく情報解禁となった、
「続・にじみの旅」のライブ情報。
それはなかなか思い切った決断であったにもかかわらず、
ちょっとあまりにもさりげなすぎたかもしれません・・・
まだお席に余裕があるらしいと聞きました。
それはそれで、ゆったり見ていただけるのでよいのですが
なかなか集まりにくいメンバーでありますので
やっぱり、ソロやトリオではない、バンドのにじみ、
いよいよの本番を前に、いまいちどご紹介いたします。

今回は3本。

5月24日(木)京都 磔磔 (ワンマン)
5月25日(金)大阪 ユニバース (イベント「たすけたるニッポン」への出演)
5月27日(日)石垣島 すけあくろ (ワンマン)

24,27は、ワンマン。
にじみメンバーは、

山村誠一(スチールパン、パーカッション)
蘇我大穂(フルート、ハープ、etc.)
ガンジー(ベース)
黒瀬みどり(ピアノ)

が揃います!

25日は、さらに!
別会場にて赤犬のライブ後、自転車で移動してくれる予定の まるむし(バイオリン)や、その日Rastic Pansで出演の、MAX土居(ドラム、パーカッション)も参加!にじみツアーでも大阪公演ただの1回きりであった、レコーディングメンバーのフル出演が、またまた大阪にて、実現します。さらに、会場はにじみツアーの会場としても候補に挙がっていながら実現しなかったユニバース。

思えば、思い余りすぎて、感極まりすぎて、ハードコアバンド並の強行スケジュールを組んでしまい、ツアーの半分以上が声帯不良であった10月~12月のワンマン。
だからこその、「今日が歌えるの最後かもしれない」という異様なテンションも出てきたわけですが、
悔しい思いがずっとずっとありました。

この思いを、なかなか言葉にはできないでおりますが
いまだに、あのころの写真や文章や、いろいろをみせてもらうと
一瞬で涙があふれてきます。
なんの涙なのでしょうね
そのうち、言葉にもしてみたい

しかしながら、まだ
言葉にはなりにくいので

やっぱりもうすこしやろう。
もうすこし、歌っていこう。
とおもったわけです。

前回、お誘いをいただきながら行きそびれた、石垣島のすけあくろさん。
京都での前回のライブは、ステージが低い中でのオールスタンディングで3時間という、なかなかにたいへんな環境となってしまったことを反省、今回はなるべく座って見ていただこうと考えております。

いまのにじみは、どんなだろうか。
12月ぶりに再会するにじみバンド。

よろしかったらご一緒に。

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2012.05.08

そして旅はつづく

明日、明後日はCINEMA dub MONKSのライブを見に出かけようと思っている。
にじみの旅で3ヶ月、彼らを拘束してしまったが
その後も国内外でたくさんライブを重ねている。
今は欧州から友人たちを招いて総勢6人でライブをやっていて
それがまたとてもいいらしい。サーカスみたいらしい。
いいなあ、行きたいなあ
と思っていたら、あ、見に行けばいいんだ、と思った。
欧州から来た彼らと、今繰り出す音は、物語は、どんなであるか。
欧州にはちょっと思い立ったくらいでは見に行けないが、
ちょうどついでのある東京、すこし前乗りして明日明後日
明日はキセルの辻村豪文くん、あさってはいしいしんじさんが、さらに加わるそう。
単純にお客さんとしてライブに行くのはとても気が楽で、まさに楽しくて楽しみ。

にじみの旅の時、大穂がよく、なにかの話をしてくれた。
物語を音楽で語るだけあって、普段の会話の中身もなにかの話、なことが多い。
ガンジーさんもいつも本を読んでいる。そんなちょっとした待ち時間でよく本を開く気になるねと思うほどすぐ開く。しかも物語じゃなさそうな本。

本を読むのは苦手でも、誰かの作った物語、どこか外国での出来事、だれかの伝記、誰かの考えなどを口伝で聞くのは、幼少時に枕元でおばあちゃんにお話を聞かせてもらったときの感じに少し似ていて、楽しい。
彼らの音楽を聴くのが好きなのも、それに似ているのかもしれない。

書こうと思っていたことを一つ思い出した。
4月に大友良英さんに誘ってもらった新潟でのライブ。
水と土の芸術祭のプレイベント。
ついこの間まで魚の水揚げ場だったという柱と屋根だけある吹きざらしの建物で
海(港)を背景にしたステージで、お客さんからは逆光の演者。
ステージからは、お客さんの顔がとってもよく見えた。
初めてライブに行かせてもらった新潟。
最初がこの水と土の芸術祭でよかったな、と思った。
新潟は信濃川と阿賀野川に翻弄されながら、水と土と、共生することを編み出した町なのだと知れたことは感慨深い。
ライブ自体は短いものであったし、大友さんのゲストなだけであったのに、前の日から行って2泊して、スタッフの方々とご飯を食べに行ったりもして、あれやこれやですっかり愛着がわいた。
写真とレポートを芸術祭のホームページで掲載してくださっている。
肉眼は逆光に負けても、カメラはふんばってくれたみたいだ。
芸術祭は7月14日から12月24日まで。
東京からなら2時間かからない近さ。是非行ってみてください。
うちからは7時間の新幹線一人旅だったが、寝ていたら着いた。
何冊か持って行った本も1ページも読まぬまま。

愛着がわいたことの大きなもう一つ、新潟ライブの日の夕方、
「しゃべったり書いたり」を扱ってくれていて会場でも出店してくれていた
北書店さんという本屋さんに寄らせてもらった。
休日だのに、開けてもらったその本屋さんが、
なんというか、とてもよくて
自分はずっと本が苦手だと思ってきたが
今もほとんど読まないが
陳列棚を見ながら、あれこれ次々放り投げられる店主の質問に応えているうち、
あれ?もしかしたら本が好きだったんだっけ?というような気になってきた。
ずっと長いこと忘れていた情景を思い出した。学校の図書館の夕暮れやいろいろ。
なんか、どれもこれも、手に取りたくなるような本が並んでいた。
まだ児童書コーナーしか見てないうちに、時計を見たら打ち上げの待ち合わせに遅刻の時刻。
こんな本屋が近くにあったら、本が好きになりそうだと思った。
あの本屋を訪れるためにもまた新潟に行きたいくらいだ。

うちの近くにそんな本屋はないなあ
ほんとにないかなあ?
うーん、あそこはどうだろうかなあ、まともに入ったことがないが帰ったら行ってみよう
などと帰りの新幹線で考えていた。
その翌日、「しゃべったり書いたり」の編集者さんから連絡があった。
彼女はその、“あそこはどうかなあ”と浮かんだ本屋の名前を出し、
「しゃべったり書いたり」を扱ってもらうことになったと。
なんと!まるで聞こえたみたいでびっくりした。

そういうことは案外よくある。
手紙を書こうと思って、便せんを出して、結局書かずに寝て、
起きたらその人からメールがきていた、というようなこと。

その地元の本屋さんに改めて挨拶に行かなきゃと思っていると、
自転車を押して歩く店主と交差点ですれ違う。
母の従姉妹の友達ってことでライブにも来てくれたことのある顔見知りのその店主に、わたしは車の窓から短くお礼を伝え、
「また行きます」と言うと「あ?はいはい」と流された。
その後まだ行ってない。そもそもほとんど行ったことがないのに、また行きます、の「また」自体がおかしい。
社交辞令と流されて当然。

北書店で買った本がどれもよくて、あれもこれも人にあげてしまったので
自分用に買い直したく、
それらがその書店にあったらすごいが、なかったら注文することにして、
でもまずはその書店の品揃えの中から選ぶのが筋ってもんだ
それを見に行ってみようというのが発端だった、そうだった

このブログも、CINEMA dub MONKSのライブがいいらしいよ、というところが発端だった

にじみの旅が始まる数日前にも、大阪で彼らのライブを見た。
それまでにも何度か行ったライブでそのたびに感動をもらっていたが
自分のバンドでこれから30公演いっしょに回ってもらう人たちの、
本領を今一度見ておきたいと思った。
行ってこようと思う、というと、
にじみのライブPAさんも、にじみの録音エンジニアさんも行くと言い、
誠一さんも元から行くことにしていたと言い、集まったことを思い出す。
PAのトキちゃんが、1部が終わった休憩で
「うはー、おもろー。めっちゃ見えた」と言ってた。
何が見えたんじゃろ。おもろー。と私は思った。
みんなそれぞれ見た物語は違う。
それが、インストゥルメンタルのおもしろいところ。

先日の新聞エッセーで、8回分のところ9本書いて、ひとつボツにしたのがある。
「歌はいらない」にまつわるエピソード。
今回は新聞だしな、と事前に父に読んでもらったら、
「何が言いたいんか、さっぱりわからん」と言われ、
確かに、わかりづらすぎる、と思ってこのテーマは保留にした。
まだ、うまく言えないが
この歌は、『にじみ』の着手記念ライブの準備をしている頃、
つまり『にじみ』の曲をせっせと書いている頃
尾道へCINEMA dub MONKSがライブにくるというので(そのときのDialy)、
私のぶんの練習のために、すこし尾道で時間をもらうことにして
明日がその日という前の晩、新しい曲を持って行かなきゃ、と書いた曲が
「歌はいらない」だった。
インストゥルメンタルの自由さに対して歌が抱いてきた、
嫉妬のような、自負のような、諦めのような
それだけでもないのだが
うまくいえないが
そもそも考えて作ったわけじゃなく
ただ前の晩、書き綴ったぼやきに
CINEMA dub MONKSとやるんだ、と思いながら節をつけただけだった。

彼らとリハーサルをしたその尾道で、また別の詞を書いて
それを帰りの電車で直していたら、誠一さんのスチールパンと、まるむしのバイオリンのフレーズが聞こえてきて、サンバの曲ができたのだった。

もうこれが最後、と思って臨んだ、にじみの旅。
あの感傷的な秋冬から半年が経ち、
新緑の5月。

その旅の続きが、さらっと始まります。
まずは京都と大阪と石垣島。

行く先々でのお客さんからもらう熱気に、
紅白なんかもういいや、かっこいい引き際とかも、どうでもいいや
そう思わせてくれたにじみの旅。

もうすこしだけ、旅をつづけさせてもらいたいと思います。
できれば、もっと各地にゆっくりしながら。
多忙なメンバーや赤ちゃん連れては、難しいけれど・・・

・・・・にじみを語り始めるとまた長くなるので、本日はこの辺で。

明日、明後日のCINEMA dub MONKSのライブ、
客席で会いましょう。ともに一杯飲みながら。

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2012.05.04

時折のメディア

ここの存在をほぼ忘れて生活をしていた
何度か、今日は書こう、と思ったことがあったはずだが、それも忘れた
日記もつけず、いろいろ忘れていく。

今日は、新聞に連載してもらった、あれはコラムというのかエッセーというのか随筆というのか
なんていうかわからないけれど、それの8回目の最終回だった。
写真も絵もなく地味なコーナーで、見過ごす方も多かったと思うが、今日の「天風録」(諸紙で言い方が違うのだろうけれど、新聞の一面の、横長の、あれこそがコラムだろう)で触れてくださってあって、今日気づいてさかのぼって切り抜いた、という小学校の恩師からお電話があったりした。

あまり、ここを書く気がしないことのひとつに、
ここを書くことによって、人に負担をかける気がするというのがある
いや、これは自分が反対の立場に立ったときの話だが
たとえば、友人に手紙を書こうとするのだが
「最近はどうしてますか?」「あれはどうなりましたか?」などと書こうとしたとき
いや、きっとブログか何かに書いてあるだろうから、ちょっと見てからにしよう、
その方が話題が広がるだろう、
第一、公開されているものを見ないでおいて、直接たずねるのは
まるでその相手に興味がないみたいだし
私は見ない主義です、という態度も怠慢な感じがするし
などと思って、調べてみたら、やぱり事細かに近況が知れて
へー、なんて読みふけって時間がなくなって
思考もずいぶん先の方に進んでしまって
手紙のとっかかりも見失って
書くのをやめてしまう。
相手には伝わらない。
まるでずっと無視しているみたいだ
のぞき見しただけであるのに
会って話でもしてきたかのように詳しく近況を知ってしまって
自分だけ満腹になって
相手には伝わらない。
「みたよ」
とでも書けばいいんだろうが
いちいちの相手にそれをしていたら、時間がかかって仕方がない
「みたよ」とか、「ありがとう」と言えばいいだけの通信を
半年おいてしまうなんてことは常で、1年、2年という月日はあっという間に経つ。
「ごめん」をいう機会ばかり増える。

ここに何かを書くということは
見る人が見たら、あなたを後回しにしています、と公言しているようでもあるし
いちいち手紙をかきませんが勘弁ね、という言い訳のような気もするし
いや、それはずいぶん意固地な発想だが

なんとなしに
ここを見てくれてない人も
見てくれた人も
どちらも置いていってしまっているような感じがして
あまり、気が乗らない

悪いことではないはずのことが
なんだか悪いことになってしまうような

流れが、自分にとっては、早すぎてついて行けないだけなのだけど

だが、新聞などに文章を載せてもらって
それを「みたよ」と一報くれること
これだけで、どれだけその人のことを近く感じることか
ああ、こういうことなのだ、と
今日もまた思ったので
せめて、意固地にならずにここに書こう、と思った。

私は元気です!

あ、でも、これに対して「みたよ」って言ってくれなくてもいいんです
まぎらわしいことで、すみません

書けば、返事がほしくなる
これ、人間の性分

だから書かない

これ、弱虫

また何にでも応用できそうな話だ

こちら相変わらずNHKを見ながら批判しています。

ナレーション。
先日、杉良太郎さんと伍代夏子さんが東北を訪ねる番組で
女性ナレーションの明るい声で「この地方では何人の方が亡くなりました♪」
え?なに今の?だれ?と思って画面を見ながら待ってたら「富永みーな」と出た。
え?ベテランの人じゃないっけ・・・

その翌々日の同じ時間帯、
北海道の高校生が部員一人だけどがんばってるという青春ドキュメンタリーで、酒井若菜さんがその学校を訪れ、今日はここの部員を紹介する、とナビゲート。
始終、今にも泣き出しそうな暗い、暗い、沈みきったナレーション。
え?なになに?どんな悲しい展開が待っているというの?とつい最後までみたが、悲しいことなんて何もなかった。
まじめに読んだつもりだとは思うが
どうしちゃったんだろうかと、どちらも心配になった。

声の主ももちろんだが
これらをそのままOKにしている番組スタッフの感性のほうが心配。
画面に出ている主役を台無しにする、暴力的な声の組み合わせだった。

ナレーションはすべてを支配するのだ、と
合っていない時に、こういうことは初めて気がつく。
うまくいっている時というのは、特に違和感を感じない。

違和感を感じないということは、とてもうまくいっているということなのだな。

いい番組もあった。
昭和の日振替休日の朝にやっていた、時任三郎さんのナビゲートで原発と自然エネルギーをリポートした番組。ドイツ、デンマーク、フィンランド、それぞれのエネルギーとの向き合い方。
フィンランドで建設中の使用済み核燃料の保管庫へ、日本人で入ったのは時任さんが初めてらしいようなことを言っていた。
前に映画でもみた施設だが、海外のドキュメンタリーは字幕について行けずどうも頭に入らなかったが、今回は日本語でよくわかった。
自然エネルギーの可能性も、わかりやすかった。
子供向けとも大人向けともとれるアプローチ。
こういう番組がテレビで流れるようになったのは、いい。
毎日毎日、繰り返し放送したらいいのに、この番組。と思った。
祝日の朝だけじゃだめだ

もういっこ、ナレーションがすばらしかったのが
人物とその人のお昼ご飯を紹介する番組。
ナレーションをなぜか中井貴一さんがやっていて、それがとてもうまくて、最初中井貴一さんとはわからなくて、中井さんの中井さんぽくなさというか、けれどもばっちりはまっている様が、非常に見事だった。やっぱりうまいんだなー。

男性ひいきをしているみたいで、どうもバツが悪いが
今日は勢いでこの辺で。

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2012.02.23

失われる過去

2日くらい前、朝起きたら、マックブックの上に重い機械が乗っかってた。
あたー、痛そうなもんがあたったねえ かわいそうに
そう思って、あ、もしかしてやばいかも,とは思ったが
そのこと事態忘れて忙しくしており
今日開いてみたら、ディスプレイがしましま模様や流れ星模様になっていた。
あ~。そういえばそうだっ・・・た
と、ツボ押しするかんじで、「おーい、おーい」と呼んで押したりひねったりしてたら
どんどんしましまが増えて画面が塗りつぶされていって
とうとう何も見えなくなってしまった
ねんざしてた骨を折ってしまったようだ
かわいそうに。悪いことをした。
多くの未バックアップのデータがあったろうに。
かわいそうなことをした。
最近あれで仕事をしていなかったので、なにが失われたのかよくわからない。
あとになって、あれがない、これがない、となるのだろうが
あったことさえ忘れられてしまうデータがほとんどだろう
よく、パソコンが壊れる
USBメモリーも、あてにして投げ込んでたら、壊れる
携帯もよく壊れる
なくすことに、ちょっと慣れてきている

このMacBookは、去年の8月にも一度あきらめていて
それは、カナダに行ったとき。
乗り換えの空港のセキュリティでバックからパソコンを取り出してバットの上に置いて
そのまま置いてきてしまった。
バットが白くて、パソコンも白くて、気がつかなかったんだよ。
到着地のバンクーバーで気がついて
現地のイベントのオーガナイザーさんに通訳でお世話になりながら
その後、アメリカに渡ってひきつづきタラジェーンに通訳でお世話になりながら
2週間後、手元に戻ってきた。
アメリカでパソコンが戻ってくるなんて、奇跡だ、とタラの友達が言ってた。
ポートランドのタラの友達のパン屋さんにて再会したときの、MacBookとの友情感。
そのときの遺失物コードみたいなシールはまだ記念に貼ってあるが
あの再会の喜びもつかの間、懲りずにそのまま、バックアップをとらずに
取り急ぎ取り急ぎで働いてもらっていたから
きっと機嫌を損ねたんでしょう
メンテナンス、というのがいるんだね
人も機械も
目をかけてやらにゃあ、いけんのよね
わるいことした。
データだけでも救出できるんならいいけど
広島にアップルストアはないし
買った電気屋さん、遠いし
しばらくそんなとこまで行く暇ないし
(骨を折ってしばらく病院に行かなかった円盤の田口さんのことを思い出した)
にじみの旅の道中は、ずっと持ち歩いていたのに、ほとんどひらくことはなかった
そんな暇はなかった
けどずっと一緒にまわったな
にじみもずっと一緒に作ったな
おまえー

♪ つ~ぅいて こいとぉぉは~ 言~わぬぅのぉにーぃぃい
 だ~まあっってあとかぁぁら~ ついぃてぇきぃたー
 おぉぉ~れえがぁ 二十歳で おまえが十九
 さげた手鍋のその中にゃ
 明日の飯さえ なかったなぁぁぁあ~ おま~え

村田英雄「夫婦春秋」

死んだおじいちゃんの十八番だったからおぼえた歌
なぜか、わりと頻繁に口ずさむ

今日は門徒さんのお通夜を勤めさせてもらって
法話もさせてもらったけど
この世での命はなくなってしまっても
私たちのなかで、その命は生き続ける
それが「死んで仏になる」ということ

形がなくなってしまったものも
大切なものは、心に生き残って、なんらかの形でまた
にじみ出てくるじゃろう

今日おばあちゃんを認知症の病院に連れ添って行ったんだが
何をするでもない、ただ、4ヶ月に一回、先生に会いに行くだけ
たあいもない話をして
あれがメンテナンスなんだな
でも先生、転勤で、次の時にはもう会えない
さみしいけれど、恩人
先生が処方してくれた薬の調合が、ばあちゃんを助けてくれた
私たちを助けてくれた
その恩はこれからもずっと続く

Windowsでも書き込みができるようになった

未来は必ず希望に満ちていなければならない

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2012.02.08

2012年、初ライブ

みなさんがまだ私のことおぼえていてくださってるか疑うべき、なくらいご無沙汰してしまいました。
いや、もともとブログの更新はひと月やそこらは平気でブランクがあったわけですが
にじみの旅の道中から既に一回も書いてなく
もう、どこから書きはじめたらいいのかわからなくなっています。

久しぶりにライブをしに出かける日を前に、
「明日よろしくお願いします」的な挨拶をしようと思って
新年に、衝動的にウィンドウズのパソコンを買いましたんですが
そっちでブログを書き込みしようとしたら、書き込めなくて
今日はMacで試したら、書き込めるんですね、なんなんでしょう?
それはまた担当の人にお尋ねすることにして

明日、ほんと久しぶりのライブです
いや、もともとひと月以上ライブがないなんてことは平気であったわけですが
にじみの旅であまりにも毎日やりまして
自分ではほぼ引退試合のような気持ちでやらせてもらったものだったので

おわったー

というかんじでした

しかしながら、きのう久しぶりに練習をしましたら
つるっと声がでまして
あのにじみの旅の間中の声の不調がいかに不調であったかと
どうしてあの私の人生大一番のライブツアーが不調であったのかと
くうう。。。となっておりましたが
その悔しさは、わけのわからない踊りとなって皆様に披露された訳です

こんどは、弾き語りなので、そんなへんな踊りを披露しなくてもよく、したくてもできず、

以前から何度かお声かけていただいていたモノノケサミットへの出演をさせて頂きます。
京都と東京で。
ソロで出てくれ、と当初から指定をいただいておりまして、
にじみの制作中はとてもそんなモードではなかったこともあり辞退しておりましたが
ようやく、にじみの一連の思いの丈をひとしきりやりきって、
初心に返って弾き語りで出演させていただきます。

12月23日のにじみバンド&ダンサーさんたちとの千秋楽の熱冷めやらぬ翌日、
知人のイベントで弾き語りの出演を受けていたことをその晩から24日開場まで、
実は激しく後悔していましたが
気持ちを整えたいときはお客さんの様子を見るに限る。
裏からこそっと、集まってくださっているみなさんの姿を見たら目が覚めました。

それからまたひと月半が経って
明日はどんな顔してみなさんにお目にかかれるでしょうか。
ソロ弾き語りを30分程度と、
ソウルグフラワーモノノケサミットの皆さんとの共演もやらせていただく予定です。
なんと『にじみ』の中からも数曲、モノノケアレンジしてくださるとか。
平日ですが、二度とあるかわからない共演ですので、
ご都合つかれましたらどうぞお越し下さいませ。
お待ちしております。

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