二階堂和美 nikaido kazumi

diary

2009.11.28

二象舎 個展

nizo_nika_shoes.jpg友人であり、後輩であり、尊敬する作家でもある、二象舎のオートマタ展にいってきました。のは14日で、2週間も経っている・・・そして明日が最終日。お知らせ遅いわ!広島内外の皆さん、今日明日で都合つけていってください!町のど真ん中にあるギャラリーです。
写真は、私の自宅にある所蔵品を今朝撮りました。ニカ人形の方は非売品です。今回の個展にも展示してもらいたかったけど、ここぞというとき私がいつも忘れて来るという前科があるので、作家の原田君がもうあきれて出品依頼もしてくれなくなりました。ニカセトラの特典DVDの最後にもお目見えしています。(このときも忘れていった)(二象舎でワンマンライブをしたときも忘れていった)(ネコバコでライブしたときも・・・つづく)
ほんとに信頼できる作家です。片手間に、私のイベント「堂脈」のスタンプカード台紙も作ってくれたり、めぐみさんには私のライブでビオラを弾いてもらったり、なにかとお世話になっている原田夫妻。今工房の横にカフェを改造中らしい。期待大。

現在、八王子夢美術館、ロンドンThe Magic of Cabaret、等で開催中の展示にも出展していたり、12月には山口で二人展もあったり、機会があったら是非一度手にとって、回してみてほしい。

今回の展示での私の一番のお気に入りは「ポケットの中の月」です。球の頭が、木目を見ていると、絶対に同じ周り方をしないのです。球を回すのに、軸がないのです。ぐるんぐるんのゴリゴリなのです。その発想が好きだ。不規則さと固定位置、不安定さとその重み。

二象舎

広島の個展は、新旧の作品がズラリと並んでいて、自由に回させてもらえて、すごいです。
触っていいっていうのがほんとに、いいですよね。
歌も歌ってみないとわからないもの。
オートマタも回してみないとわからないもの。
harada_A2.jpg場所:コンテンポラリースペース CERO
日時:2009年11月13日(金)~11月29日(日)
*木曜日定休
OPEN12時~20時(入場は19時30分まで)。
日曜日及び最終日は19時まで(入場は18時30分まで)

初期の迷作から最新の珍作までが一堂に会し、原田和明、苦悩の軌跡が手に取るように
分かるようで分からない、冗談のようで本気な世紀の小展覧会!
約20点のオートマタを実際に触れることができます