二階堂和美 nikaido kazumi

diary

2008.02.08

イワトのお礼と「幸せハッピー」と

もう2週間が経とうとしてるなんて、我ながら呆れますが
神楽坂シアターイワトのワンマンライブ、ご来場下さった方々、ほんとにありがとう!
なんか、寒かったという話をちらほら聞いて、謝らなきゃと思ってました
ごめんなさい。リハーサルの時はちゃんと暖房きいていたんだけど
わたしが、喉が乾燥してしまって思うように歌えない、といって
ゆるめてもらったのです。自分はライトあたってるから寒くなかったけど
みなさん寒かったの、ごめんなさい。
なんか、前ににかさやで花やしきでやったときも、寒い思いさせたことがあるし
わたしも寒いの嫌いなのにね、ごめんなさいね
冬はつらいですね。わたしは暑い方が好きです。
どこかに移住出来るなら南の方がいいです。なんなら常夏でもいい。
でも私は今年の冬はいつもよりつらくないです
いつかの「つれづれにか」にも書いたけど、
昔は冬は寒さで心まで冷たくなって白けてましたが
今年は腹をくくって厚着を心がけたら、結構楽しく過ごせています
今日、「オールウェイズ3丁目の夕日」を見ていたら
ジュン君が(ジュン君じゃないけど)、こけたとき、
靴下とズボンの裾との間に白いのが見えてて
ズボン下をはかせてるとは衣装演出がなかなか細かいなと思った
暖房があんまり十分でないときは厚着するしかないので
これは正しい、と思いました。
ここ数日、父が、自分が衛星放送で録画した映画を
LANで別の部屋のテレビで見れるというのをアピールしてるのか
食事が終わって片づけして、さあ部屋に戻ろうとする直前に勝手に再生して行って
こちらはまんまと見始めてしまって、最後まで見てしまうという
非常に迷惑ないたずらをしていく
もちろん録画なのだから途中でとめればいいのだけど
おとといは「名もなく貧しく美しく」という映画をみた
これはひと月くらい前にやはりこの罠にかかって半分までみて、
途中でとめていたのが気になっていたので続きを見た
耳の聞こえない二人が結婚し、精一杯生きていく話だが
その中で、小学生の息子が
「お父さんもお母さんもだまされてる」「損してる」とか言うと、おばあちゃんが
「いいじゃないの、損したってだまされてたって。こうしてごはんがたべられてるんだから」
というようなことを言うのが非常に印象的だった。
損はまだしも、だまされててもいい、というのはかなりのものだと思った。
恐れ入りました。
そうかー、だまされてもいいのか。
わたしはどう生きたらいいのだろう。
映画は、最後まで通して見れるからよいです。
映画で見るのは、ドキュメンタリーかドラマです。
もちろん極力映画館で見るように心がけていますが
時々、ドラマ欲がでて、テレビで映画を見てしまうこともあります
テレビの連続ドラマは見ませんが、
新聞のテレビ欄で何本かのドラマのあらすじを追ったりはします
ドラマ欲。感情を動かしたいんでしょうか
あの、たくさんの人が関わってようやくひとつの作品が出来る感じが
そこでようやく信憑性が生まれる気がして
わたしは好きなのだと思います。
一人の人が全部書いたと思うと、小説は、どうも白けてしまう。
映画では、脚本を一人の人が書いていても
演じる人、衣装さん、監督、カメラさん、録音さん、多くの人の感性も
通過し、合わさっているので
なんか、作り事でも、淘汰されていくような感じがする。
そういうことを考えるのも、
共感する、ということに、何か私は重きを置いてるのかもしれません
同調してほしいわけではなくて
まあ同調って、してもらったら悪い気はしないでしょうが
なんかしら、だれかのどこかと「ピッ!」みたいな光線がでるのが嬉しい。
 
あ、そうです、先日のにかさやの映像作品「HARMONIES」の上映会、
行ってくださった方、ありがとうございます。
わたしも、完全に完成したもの、まだ通して見ていないのだけど
完成間近の頃のを見せてもらったとき、
「これ劇場でみれないかな」ということを言い出したのは私で、
なので劇場で私も見たかったな。
なんで劇場かというのは、見始めたら最後まで一気に見て欲しかったから。
映画みたいに。
これは撮影・監督の元宮正吾さんの作品。
にかさやがでているけれど、にかさやのものではなくて元宮さんの。
もとみんは、さやさんたちの後輩で、
わたしは花やしきのライブの日にはじめて会った。
もともとこの日のライブ映像をDVD化するかもしれないからということでカメラを回してもらった
その話を私とさやさんでつぶしてしまって、もとみんがその後の私たちにカメラを回し始めた
1年余りの期間の映像がこうして編集され作品となる
私たちの思考は日に日に変わっていくけれど
ある時期の私たちを、私たちの居た場所を、こうして捉えて残してもらえるのは
ほんとに有り難いことだと思う
2003年のUSツアーの時のもそう
浅井真理子という人の目に映った、私の居た景色を、丁寧に見せてくれた
映っている人と撮っている人の関係性も、撮られたものの中にでる
その時に感じていたことと今とではずいぶん違うけれど
あの時の私が確かに今も自分の中にある
過ぎていくのだけど、消えるわけではないのだな、と思う。
昔の自分と、共感するところもある。
忘れていたことも蘇る。
記録というのはすごい力を持っていると思う。
うちには父が撮ってくれた8ミリの映像やカセットの録音がいろいろあって
あとから上書きされていった記憶もたくさんある
ふとしたとき、そういうものをみて、聴いて、立ち返らせてもらえるのは
とてもありがたい。
わたしはもういっぱしの大人といえる年齢のはずが、
いつまでも大人の世界に遠慮しているようなところがあって
それは逃げているだけだなと思う
 
シアターイワトでのライブは
イワトのボスの公子さん、甲賀さん
息子夫婦の太呂くん、ひなちゃん
そしてスタッフとして支えてくださる劇団の若い役者さん方々
そうした厚い層に受け入れてもらって送り出されている感じが
とても素敵なのです。あそこは私にとって特別なところ。
だから自分の信頼してる人を連れて行ってまきぞいにしたくなる感じ。
だからといって普段と違う何かが出来るわけではないのだけど
ついつい、あそうだ、これもあやまらなければならないと思ってたんだけど
ついついしゃべりすぎてしまいました
ごめんなさい
あの日前半11曲を予定していたのを、
1時間強、と見込んでいたところ、2時間経ってしまっていたのは
あれはラジオの癖がでてしまいましたね
普段30分の番組の中で、たいてい3曲を流してあとはしゃべっているのですが
それとおなじ時間配分になっていました。
でもとても楽しいひとときでした。
 
その日No12ギャラリーに見に行ったひょうたんで作られたランプ、
熊本のまさよちゃんとバリのサカくんという人が一緒になって
熊本で種からひょうたんを育て、それをランプにしていく
もうなんかたまらんのです
二人の醸し出す雰囲気が。
たまらんくなって、ふたつ持ち帰りました。
部屋で暗くして灯してみた。
こんな楽しみ方があるとは知らなんだ。
ひとつは大切な友人夫婦にプレゼントしました。
        
ところで最近、「ニカイドのラジオ」でも毎週かけさせてもらっていますが
ダブルフェイマスの皆さんと一緒にやらせてもらった「幸せハッピー」
これほんとにいい歌。
坂本冬美さんが歌う原曲を最初に聴いたとき、
忌野清志郎さんの歌詞と、細野晴臣さんのメロディが
あまりにもバスッとわたしの中に飛び込んできて
最後まで聴き終わらないうちに歌い踊り出してしまいました。
この歌を歌わせて頂けるなんて!と幸せに溢れました
この曲、せめて「花」とか「なだそうそう」とか「いい日旅立ち」くらいの
日本のスタンダードになるべき曲だと思います。
「千の風になって」くらい浸透してもおかしくない。
ほんとに、口ずさむ端から嬉しくなる歌なんです。
辛いときに、この歌がどんだけあなたを励ましてくれるでしょう
わたしはほんっとに励まされた
出会った喜びにわなわなしました
先週はラジオでかけながら歌って、ボーカルダブルトラックにしてみましたが
それも楽しかった。
ダブルフェイマスは今年結成15周年らしいです
すごいですね
もうね、レコーディングがほんとにこれがまた、楽しかったんですよ
すごくあっさり録れました。せーの、ドン。で3回目くらいだったでしょうか?
コーラスの録音もめっちゃ楽しくて。
栗原さんの指令で他のメンバー一列に立たされてのコーラス録り
私も派遣投入されヤアヤアやって
なんか仲良さそうで、ほんとに羨ましかった
エンジニアさんの中村さんがまたギャグをいっぱい挟んでくれて
この人らいつもこんな楽しいレコーディングしてるのか。とカルチャーショックでした
わたしもこれから楽しい録音をします。

またまた長くなりましたが
またまた。

そういえば、今年発見しましたが
お化粧をすると薄着でも耐えられる。

read more

2008.01.31

号外です。カクバリズム5th@AXの模様が「スペシャボーイズジャパン」で放映!

punch15-2.jpg

昨年末、12月1日に渋谷のAXにて、2000人以上のお客さんで埋め尽くされた
カクバリズム5周年記念イベントの模様が、スペースシャワーTVにて放送中の
YOUR SONG IS GOODのサイトウジュンくんとSAKEROCKのハマケンの番組、
「スペシャボーイズジャパン」にて放映されます!
二階堂和美はザ・シャッツをバックバンドに従えての出演でした。
スミマセン、既にリピート放送しかありませんがよかったらどうぞ!
1月30日(水)18:00~19:00(終了)
1月30日(水)22:00~23:00(終了)
1月31日(木)13:00~14:00(終了間近)
2月 3日(日)25:00~26:00
番組HP
http://www.spaceshowertv.com/sb/index.html

read more

2008.01.22

渋谷毅さんのsoloのCD と ベストミュージック と

なんか書きたいことがいっぱいあるけれど
最近PCに向かう時間が以前にも増して減ってしまって
まあ減らしてるんではありますが
 
メールの代わりに葉書をいくつか書きました
官製葉書を100枚くらい常に机の端においといて、
用件を思いついたらメモみたいにすぐ葉書にサラサラサラーっとやって
手裏剣の如く滑り出させる
そんなふうな伝達に憧れますが
まあいくら手裏剣の如くと言ったって、のんきな話ですね
アメリカツアー中に田舎街で、手紙を出したいからポストはどこかと問うたら
家のポストに挟んでおけば、持っていってくれるというのが衝撃でしたが
日本もそうだったらなおメールの代わりに使うのだけどな
しかし電話はメールに比べて便利ですね。
早い。
何日も何日も、あ、あれ書かなきゃ、と気になっていることを
思い立ったその場で済ませられる。
プレイバックもない。
頭に浮かんだことを整理する間もなく、浮かんだ端から口に伝わって
口にした端から相手の耳に入っていく。
 
渋谷さんのsoloのCDが素晴らしい
 
1日で70テイクを録って、
それを一度もプレイバックしなかったというのだからすごい。
 
父が作った50年選手のスピーカーで鳴らしてたら
他の音源では出ないのに、ビビリがでる
そのくらい圧力がある
部屋でかけてて、いったん部屋を出て、また部屋に近づくとき
渋谷さんがそこに居るんじゃないかと思うくらい
もちろん私の部屋はそんなホール鳴りがするわけないんだけど
そのくらいの臨場感
いやー
CDが終わった後の静寂がまたよくて
それはボリュームをあげて聴いてる時によけい味わえる感覚ですが
ほんでまた、再生ボタンを押すか押さないかちょっと考えて、押す。
 
一昨年「ラジオのカクバリズム」に出演したとき
持っていったCDがほとんどピアノ絡みのもので
それをその時指摘されてはじめて気がついて
わたしはピアノの音がどうも好きらしい
自分では弾けないのですが
あの、打楽器とメロディー楽器と両方兼ね備えてる感じが
すきなんですかねー
重力の向きに演奏するのも素直でよいですね
感情が高ぶるときは、嬉しくても悲しくても
上下左右の揺れの気がする
前後に動かしたり、はじいたり、ってちょっと知的ですね
じゃあなんで自分はギターを持ってるかというと
持ってる人が多かったからでしょうね
人に借りやすい
 
でも実はギターもピアノも変わらないくらい
その楽器のことを理解してないですね
今年はもうちょっと向き合いたい。
 
ところで、ロングトーンも好きだから
弓弾きの弦楽器とかアコーディオンとか
長尺の音の中で強弱のつく音色には揺り動かされます
 
全然話が飛びますが
 
昨年秋に出てる、ベストミュージックの「ミュージック・フォー・スーパーマーケット」が
すごくおもしろくて、
かなりうけました。恐れ入りました。
同じく家のスピーカーで聴いてるときの違和感が可笑しくて一人でも笑ってしまいます
その解説ライナーノーツがまたよいのですね
そのライナーもかいててレーベルオーナーの福田教雄さんが出された
「Sweet Dreams」という本も読み始めたのですが
なんとまあ愛情のある読み物でしょうか。
やっぱり紙にする、というのが私には必要で
モノとしてのモノを残すことは
スッキリ暮らす暮らしと逆行するような気もするんですが
しかしこれはコレクションとは違って、
モノになっててくれないと、どうも実体がない感じがして
 
あ、そういえば、私が「クアトロプレス」と「フライヤー」で連載していたコラムが
このほど、当webでも読んで頂けることになりました。
一時期、テスト的にブログと混ざっていたりしましたが
このほど分けてまとめて頂けましたので
よろしかったらちょっと活字欲する時のおともに読んでみてくださいませ。
おとも、って「お伴」ですかね?同伴、の意味ですもんね
「お供」ってやると、私のような寺暮らしの人間には「お供え(おそなえ)」にしか見えません
 
かれこれ2年くらい書かせてもらってるんですねこのコラム。
書き始めるととりとめなくなってこの字数に慣れるのにちょっと時間がかかりましたが
それはラジオも同じで、
去年の2月に始まったからこれも1年たってようやく30分の時間配分に慣れてきた。
どちらも、得意なことでもないのに、思いながらも、続けてみると
やはり得るものがあります。
 
あ、いろいろ近況はあって
pro toolsを、言い始めてから3年越しくらいでこないだ導入したんですが
エラーつづきで直ぐ嫌になりました
なんかすごい簡単な設定変更でどうにかなりそうなんですけど
直ぐに「ちょっと来て見てみて」ってできない、
田舎住まいの隔離感をこの時味わいました
 
前にインタビューでもらったipod nanoを
当時Windowsにつなげたときうまく行かなくて眠らせていたんですが
Macならいけるんじゃないん?と思ってつなげてみたけどやっぱりエラーで
勢いでアップルに電話してみたところまでは自分にしてはよくやったと思うけれど
保証期間を過ぎてるから有料電話になるとか言われて
また眠らせてしまった
 
そんなん取り合ってる暇ない。
と、MDが最近活躍。
それも1代目の80分モードでしか対応してない機種ですが
昔取った杵柄(きねづか)。
杵柄を、衣笠、と音が似てる、と子供の頃思っていた。
その機種はよく使い込んだのでよくわかってる。
 
説明書のない機械は全くもって気持ち悪い。
制限が欲しい。
慣れたらそんなこと思わなくなるんだろうか。
 
・・・こんなこと書いてないで録音なりライブの練習なりしたほうがいいな
 
あ、話が戻るけれど、ボリュームを上げて聴いた方が絶対楽しい。
音楽は、ボリュームを上げて聴いた方が100倍楽しい。
 
そういえば、そんなことをしゃべったインタビュー、
ケンウッドのコンポの試聴をさせてもらったのとかがのってる、
「DIG」という雑誌のインタビューは、もう発売されたんだろうか?
あれは12月の頭に行われたインタビューだったんだが。
ケンウッドのコーナーと別にアルバムのインタビューもしてもらって
それの聞き手がやはり福田教雄さんで
その原稿を見せてもらって、とても感動しました
すごくうれしい書き方をしてくださっているので
読んでもらいたいんですが
街に出るたび本屋に行くんですが、なかなか見かけませんで
おわったのかこれからなのか
ちょっと調べてまた後日。
 
そういや大友良英さんのギターに乗っかってウワンワン鼻歌みたいなの
歌わせてもらったCMが、オンエア始まりました。世界最薄防水ケータイ。
夏に水没させてケータイをパアにさせた私に皮肉な巡り合わせ。
大友さんは今山口のワイカムに来ているらしい。
「来ている」と感じるくらい近いので遊びに行きたいと思う。
大友さんと録音するのははじめてでしたが、とっても楽しくて
あはは、と言ってる間に終わりました。
その後で乃木坂の駅近くで食べたおそばがめっちゃめっちゃおいしくって
店の名前を覚えておこうと思ったのに忘れました。
その後新幹線の時間までの時間つぶしに見た「迷子の警察音楽隊」という映画が
これもとてもよくって
ああ、公開が終わる前に書こうと思ったのに忘れてた
どっかで出会った方見てください
 
あとお正月にBSでやってた「サウンド・オブ・ミュージック」が
何回目かだけどまた見てしまって
でも後半の結婚してからのストーリーはあんまりよく憶えていなくて
そんな話だったんかーとはじめて認識した
けどラブストーリーの部分があまりに素直な展開でビックリした
こんなにかけひきナシに進む話だったとは。
素直って素晴らしい
今年の目標にしたいと思います。
 
あ、webの更新を手伝ってくださる奇特な方がいらっしゃいました。
ありがとうございました。
その分時間が出来たらこっち(blog)にマメにかける、となりたいけども
 
けど、さっきの話
モノになっててくれないと実体が感じられない
けれど、読むときにまあPC画面のきつさを我慢すれば
読んだことが残れば実体は要らないのだけど
でもやっぱり光の中の文字を読むのは
なるべく簡単な情報だけにとどめておきたい。
コラムの話を連想したのは、あれは紙からwebに移してみたんですが
モノでしか読めなかったはずのものをwebにしたのは
まあもったいつける必要がないのと、せっかく書いたからという貧乏性と
かさばらないところに保存、の意味と
さっきから、言ってることが矛盾してるのかどっちかわからないや。
考えてたら思いついたことさえ忘れるから
とりあえず打ち殴っておりますが、ごめんなさい。
 
そうだ、ECDのコラムがすごい。
http://www.public-image.org/column/ecd/
 
今日中国新聞に載ってた子どもの作文の入賞作品を読んだが
上手すぎてびびる。昨年もこの賞の、読んだな、と思い出した。
大人による挿絵が添えてるあるのだが、
この画家さんのオリジナリティでしょうか
どれもあごに縦線があるのがとても気になった。
子どもにはもみな「ふーん」「ふむふむ」「うんしょ」といった熱心さを持ってて欲しい
みたいな思いが、このあごの縦線で表現されているんだろうか
私が描くイラストの口がたいてい半開きなのはだらしがない
あいまいな性格が表れている
こんどから口を閉じさせてみようかしら
 
話がまた戻るけれど
ビビリがでる父が作ったスピーカーは、
実はこれまでも何度と無く破れていて
その中身を2組、交換しながらだましだまし使ってきたみたいで
でもどっちもやっぱりビビるので
ネットで探してあたらしいのを買おう、ということになった。
数分後、2000年のオーディオ雑誌の広告欄には復刻版が載っている、
と見せに来た。なるほど、じゃあきっとまだあるわ。
ネットで検索しよう
ってそんな趣味みたいなことにつきあってる場合ではないんですけれども
そういうことが楽しいから仕方がない
こないだは京都のエンジニアさんで
そこにあったポリプロピレンでレコードを作ってくれた人がいた。
それは楽しすぎた。
そういう楽しいことをしないでいたら心が痩せるから
ちょっと遊ぶのです今年は。
 
こんな支離滅裂な長文、
いったい何人の方が読んでくださっているのだろうか
ごめんなさいね
モノにするときはもっとまとめますから。
 
ごきげんよう
 
あ、あと駅伝でね・・・
 
ってもういいか。
 
箱根駅伝
京都の女子駅伝と、
ひろしま男子駅伝と
たまたま今月は駅伝に縁があってね
 
じゃ、これ次号のコラムで(書かなかったらごめんなさい)

read more

2008.01.04

うたのイワト 1/5(土)13:00より予約開始

IWATO2008.jpg
世の中の年末進行のことが頭に入っておらず
INFORMATIONやLIVEが更新されてなくて申し訳ありません。
とりいそぎのお知らせのみ、こちらにてお伝えしますね。

INFORMATION

■1/27(日)「うたのイワト」の予約が1/5(土)13時より開始!

お知らせがおそくなってすみません!
神楽坂の小劇場で行われる4夜連続のイベント「うたのイワト」、
昨年に引き続き、今年もやらせていただきます。
今回は、昨年末ご好評頂きましたバンドツアーのメンバーのうち
渋谷毅さん(もちろん生ピアノで)と
生駒祐子さん(アコーディオン)にサポートして頂き、
アコースティック編成でのアットホームな(?)ワンマンライブです。
この3人というのは始めて。とても楽しみ!
そのチケットの予約が、1月5日(土)13時よりメールにて受付開始です。
no12tokyo@yahoo.co.jp
140人の定員になり次第締め切りとなりますので
お早めのご予約をおすすめいたします次第です。
おひとり4名までご予約できます。
受付完了は返信メールにてお知らせいたします。
電話お問い合わせ 平野公子まで / 080-5452-3165

「うたのイワト」第4夜 二階堂和美 
開場 18:00 / 開演 19:00
入場料:¥3500 (当日受付でお名前をいただきお支払い)

シアターイワトのブログ

シアターイワトのアクセス

■地元ローカルのテレビ番組で「新春インタビュー」として紹介

地方限定ですがNHKのテレビ番組2つで、二階堂和美が紹介されます(5分程度)。
中国地方 1/5(土)NHK「おはようちゅうごく」 朝7:30~8:13の間のどこか
広島県  1/10(木)NHK「お好みワイド」 夕方18:10~19:00の間のどこか

※“新春インタビュー”というコーナーで、5分程度と思います。
 12/21の広島クアトロでのライブの模様、自宅での様子など。
 全く同じ内容の再放送、というわけではないみたいで、多少編集が違うんだと思います。
 (放送日は変更になる場合があります。ご了承下さい)

「二階堂和美のオフィシャルHPは、いつも情報が後手後手だなあ
自分に頼んでくれたら、文章まとめてweb管理の方に伝えてあげるのに」
なんて思って下さる奇特な方は・・・

read more

2008.01.03

謹賀新年 下方にお知らせ

あららもう2008blog.jpg

大晦日には初雪でした。
高校生の頃、松任谷由実さんの『A HAPPY NEW YEAR』の
「今年も最初に会う人が あなたであるように」
という歌詞に胸をキュンとさせたりもしながら
しかし大人になってもそういう現場に遭うことなく
毎年実家で除夜の鐘の接待に追われながら
日付がいつ変わったかなんて、誰もお構いなし、
1時過ぎて皆さんがお帰りになられてから
冷えた体を温めるのに、家族でおそばを頂く。
わたしにとっての新年の幕開けというのはそんな流れで
今後の人生で、一度くらい外で迎えてみたい気がしないでもないですが
そんなのはあまり重要なことではないです
_
おせち料理というのは、女の人がお正月くらいはいい着物を着て
台所に立たなくて済むための作り置き料理のはずですが
そういう用途にはあまり役立っていないような気がしますので
無理に忙しくすることもないじゃないか、と思ったりしますが
うちではおせちはそんなにきちんと作りません
その代わりか、おばあちゃんの強い要望で
近年は3年連続、巻きずしを作りました。
とても手間がかかります。みんなで手分けです。
1升炊いて、今年は22本できました。
_
そんな正月の描写などつらねる前に
年末のツアーファイナルのライブのことです
とても、とても、感動しました。
今回はいつもよりも、ライブまでの日々を
意識をライブに集中させて送れたこともあってか
あんなに自分で満足したライブはとても珍しくて
その晩は興奮して眠れず、
夜中も何度も目が覚め、その度にやにやしていたほどで
ほんとに心から楽しかったです。
広島で、あれだけの方々が私のワンマンに来てくれたこと
そんな皆さんの前で、堂々と歌わせてもらえること、
このために多大な時間を割いてくれたバンドと
ドガーーー!と一緒にやれること、
呼応してもらえること、
ほんとに単純ですが、ニコニコでした。
_
その後しばらく興奮冷めやらぬまま非常な感覚で
ラジオ収録や、ママミルクのライブや、赤犬ワンマンに出かけていたら
胃腸が耐えられなくなってしまったみたいで
ちょっと休んで、復活して
また録音や撮影や、ちょっと遊んでまた録音や収録
編集機器を急ぎ調達しに楽器屋に行ったのに
年末セールの衝動買いでミニギターを買ってしまったりなど
その間インターネットにも手をつけず
ちょっとしたトリップ状態にありました。
_
やっぱりライブでも、録音でも、家事でも、勉強でも、遊びでも
それに集中出来るというのは
とてもいい
ほんとにすがすがしい
でもなかなか贅沢なことなのでそうもいかないですが
今年は、
養う、ということを心にとめて
保養、栄養、休養、養生、滋養、教養、養育、養成
などできたらよいなと思っています。
_
楽しまないとだめなんじゃないのか
と思ったり
楽しめてないときでも、意外と表に出るものは関係ないのかも
と思ったり
やっぱりそうは言っても楽しんでる時のほうがいいんじゃないか
と思ったり
楽しいこと以外を避けてみたらどうなるのだろうか?
と思ったり
そもそもなるべくなんでも楽しいように考えた方が
楽しいこと以外を避けて通るのには近道だからそうしたい
と思ったり
でももっと根底には人生は苦であるというのがあって
_
そういうことをインタビューなんかで受け答えてしゃべっていくと
ああでもないこうでもない、ああでもあるこうでもある、では
まったく何も言えてないのだな、ということを最近知って
もっと端的に言えることは私にはないのか?
と考えるけれど
どうもはっきりしない。
たぶんそういう性分か、育ちなのだろう。
でも、そんな私でも、自分の思いをわかってほしい、と思う場面もあるし
そういう時はどうも本気の時で
本気の時はたいてい狂っているので
正気はやっぱりもやもやした状態だと思う。

狂わずに、ただ素直。というのが素敵だ。
_
長々と失礼しました。
_
~お知らせ~
INFORMATION、LIVE SCHEDULEの更新が遅れてしまっているので
ここで一足早くお知らせ。
まずテレビ情報。
中国地方限定 1/5(土)NHK「おはようちゅうごく」
広島県限定  1/10(木)NHK「お好みワイド」
_
それから1/27(日)のワンマンライブ「うたのイワト」の予約が
1/5(土)の13:00からメール予約にて開始です。
定員140名様で締めきりになるのでお早めにどうぞ。
詳しくはLIVE SCHEDULEのページをみてくださいね。

read more