二階堂和美 nikaido kazumi

diary

2017.10.31

カクバリズム15th

久しぶりのダイアリー更新です。
いやはや、あっという間に3週間が経ってしまいましたが、
10月9日のカクバリズム15周年スペシャル@広島クアトロ。
遠近各地よりご来場くださった皆さん、ありがとうございました!
当日の社長のツイート、「ライブ写真は明日アップさせてもらいますが」とあったのをまにうけて、
じゃあそれがアップされてから私もツイートしよう、とか思っていましたが、
数日前、ようやくその一部がアップされたようです。
http://kakubarhythm.com/news/post/5508
まあそういうカクバリ社長のことを歌ったのが『にじみ』収録の「説教節」なんですけどね。
「あしたって言わなきゃいいのに。あした、って言うから、一応待つじゃん」
そんなことを、あの頃(2010年頃)はしょっちゅうこぼしてましたが・・・
その後は担当のスタッフが別についてくれるようになったおかげでそういうこともなくなりました。
そんなカクバリズムとの関係性は、
11月15日発売予定の『ロック画報』のインタビューの中でもお話ししています。

http://natalie.mu/music/news/254068
ナタリーさんによると、このカクバリズム特集号の『ロック画報』には「ハッとして!GOOD」の音源が特典CDに収録されるみたいですね!
あれは2011年『にじみ』発売時の初回特典として、にじみバンドのメンバーで録音したものです。
前年2010年の「アルバム着手記念ワンマンライブ」で初披露した、トシちゃんのカバーでした。

カクバリ社長と初めて会ったのが、2005年広島クアトロでのSAKE ROCKのライブ。
私と、広島のバンドFRESH LEMONSさんが前座を務めさせてもらいました。
実家に戻った翌年です。あれから12年半。
そんなわけで、5周年、10周年と出させてもらって、
3回目の周年ライブへの出演。気がついたら案外古株になってました。
自分の活動の内容を見ると、はたしてこれカクバリズムにやってもらうべき仕事?と疑問に思うことが年々増えて
その間なんども離れることを考えましたが、
このあいだの広島クアトロでのライブ、開演から終演までを、客としても出演者としてもじっくり味わって、
「ああ、いいレーベルにおらしてもらっとるなあ」と改めて思った次第でした。
どのバンドもよかった。お客さんはどのバンドに対してもウェルカムなムードで包んでくれた。
よく知ったアーティストとスタッフに囲まれた楽屋の安心感とともに、
ワンマンとは違って、ほどよく重心が分散している気楽さ。
楽しさ、ということでいえば、カクバリの周年が一番楽しいライブかもしれません。
私の地元広島で、あんな大勢のバンドメンバー、スタッフが広島に集結してくれ、
あんないいライブを披露してくれた。
私はジェントル・フォレスト・セクステットとともに、トリをつとめさせてもらい、
アンコールでのカクバリズムオールスターズによる「今夜はブギーバック」は幻のようです。

下の写真は9月16日のカクバリズム15th@京都磔磔。スチャダラパーさんとのツーマンでやらせてもらいました。

『にじみ』の制作や、Gentle Forest Jazz Bandとのライブやアルバムが実現できたのも、カクバリズムのおかげ。
スチャダラパー先輩とも、カクバリズムの存在がなかったらこんなに近しくさせていただけてなかったとも思う。
ここにいても紅白とか出る道にはつながりそうにないですが、そんな野望もすっかり消え失せている今、
とても、幸せに思っています。

この日曜、11月5日の東京 新木場スタジオコーストでのライブが、カクバリズム15周年祭りのファイナルでもあります。
わたしも、ジェントルのビッグバンド21人にドドーン!と集まってもらって、精一杯の演奏を披露します!
この後しばらく二階堂のライブはありませんし、このレーベルのレーベルメイトの面々の演奏、
一同に介すことはほんとに滅多にないですから、是非とも見届けに来て下さい!13:00 OPEN/STARTです。
お待ちしています!!!

二階堂和美