二階堂和美 nikaido kazumi

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2010.01.02

「円盤ジャンボリー mapの日」によせて

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数年前から何度かお誘いをうけつつタイミングが合わず出演できずにいた円盤ジャンボリー。二階堂和美のワンマンライブらしきものを初めてやらせてもらったのは、2004年の円盤だったように記憶しています。それを企画してくれたのがmapの小田さんでした。mapは当時ライターの小田晶房さんと福田教雄さんのお二人でたちあげられた雑誌で、レーベルもやっていて、コンパストーン(海外アーティスト枠)とコンペアノーツ(国内アーティスト枠)。わたしはそこから『Nikaidoh Kazumi U.S.tour 2003』という3枚組のボックスセットをリリースさせてもらったのでした。ちなみにそれがコンペアノーツの3,4,5(3枚組だから番号も3つ)。1はm.a.g.o.、2はSAKEROCK、6はトクマルシューゴくん(TEASI、三田村管打団?等々へつづく)と今も親しい人らの初期の作品をリリースしています。現在、福田さんは『sweet dreams』という雑誌を丁寧に作っておられ、小田さんは渋谷にベジタリアンレストランの「なぎ食堂」を営みつつレーベル運営も引き継いでおられます。そのmapが発足してから、2010年は10周年だということで、円盤ジャンボリーの初日はmapの日ということになり、mapゆかりのアーティストがお祝いに集合して演奏するという、おそらくそんな風合いの予定です。円盤にしても、先の初ワンマンも感慨深いですが、私がまだ一枚もリリースをしていないころに、CDだしてもらえやしないだろうかと密かにねらっていたOZdiscの主宰であられる田口さんが開かれたお店で、結局田口さんとはリリースに関わることはまだご一緒していないけれど、多大な影響を受けました、あれこれ過去をめくれば思い出話はいろいろ出てくる縁ですが、きょうのところはこのへんで。
その円盤ジャンボリーでは、かえる目さんと演奏をご一緒させていただこうという話が出ています。いずれにせよ親しい友人らがたくさん集まっているので気楽になんかなりそうなならなさそうな、当日までよくわからないですけど、インディーズ感満載の(もちろん自信を持っての意味)おまつりなので、よかったらお祝いのつもりで遊びに来てください。
ところでこの『Nikaidoh Kazumi U.S.tour 2003』のdisc3を最近聴き直したら、家で夜とかに聴くのにはなかなかいいじゃないか、と我ながら思いました。完全インプロ作。ちなみに、まだ告知解禁でないですが、とあるとってもとっても素敵な洋服・布地のブランドの新作発表の映像の音楽に使われていまして、そちらも近日リリースになるそうなので、またインフォメーションいたします。