二階堂和美 nikaido kazumi

diary

2010.12.26

おばあちゃんとM1

両親と一緒に(父はうたた寝してたが)「坂の上の雲」を熱中して見ていて
8時半になったので、ばあちゃんの薬を出すためにばあちゃんの部屋に行ったら
M1の最終決戦が始まるところで
1組目の人も
3組目の人も 初めて見た
笑い飯だけ知ってた
何回かM1で見ていた
何年か前に「ないなあないなあ」って靴箱をあさるネタで、めっちゃおもろい!って泣いて笑ったのに優勝しなかったのを憶えているが
その後みるといつも最終決戦のネタがいまいちおもしろくなくて
今日も私がみたネタはべつに面白くなかったけど
おばあちゃんと一緒にみて、私が時々笑って
「私はスリムなんとかがおもしろかったけどねえ」と言ったら
「何番目にでたぶん?」「一番目よ」とかなんとか言って
「ああ どきどきするねえ」と
CMが挟まれば、「そりゃ宣伝が大事」とか
最後、彼らが優勝して賞金のパネルを手にしているのを見て
「一千万円ゆうたら、一万円札が何枚?」
「うーんと、百枚、は百万円か、あ、千枚よ千枚、そりゃそうか。」
「ひゃー、そりゃあ、ひとりじめせんと、だいしょう(それなりに)ほかのひとらあにもおごらんにゃあいけんねえ」
とえらくその使い道の心配をしていた
笑い飯が9年連続決勝に出てるのに優勝できてないことや、審査員の松本さんが「とらせてあげたい」と言ってたよ、などと説明してあげたら、涙をうかべて、よかったねよかったね、情味があるね、ええとこがあるねと二人で笑い飯の優勝を喜んだ。
「坂の上の雲」を打ち切って、こっちにきてここでばあちゃんとM1の最後に立ち会えてよかったなと思った。
なんとなく、これを記しておきたくなった。無理にここに書かなくてもいいのだが。

ばあちゃんは、漫才が結構好きらしい
今のお笑い番組はついていけないみたいだけど
一年くらい前、「すべらない話」を一緒に見ていて
これはおもしろいね と言ってた
へえ、わかるのか!とびっくりしたが
なるほど、確かにふつうに自分に話をしてもらっている感じで聞けるもんな、あの番組は、だから、年寄りでもおもしろく入れるのだ
やはりおもしろい話が聞きたいのだ
私もコントではあまり笑えない
話がおもしろいのが好きだ

もっとテレビで、年寄りが楽しめる番組をやってほしい
BS含め、あんなに局がたくさんあるのに
年寄り向きの番組やってるところがない
一日中部屋でテレビをつけているのは
家から出かけられない80歳90歳なのだから
そういう局があったら親切だけどなあ
教育テレビで子ども向きのをやる親切心があるなら
年寄り向きのをもっとやってもいいじゃないか
欽ちゃんものの再放送とか、昔むかしの歌番組とか漫才とか
オール阪神巨人とかやすきよとか、見たいと言ってる
もし番組ディレクターさんとかいたら、よろしくお願いします。
DVDを買え?でもいつでも再生できるというのは、非常につまらないものです
いついつの何時にある、というのがいいのだ
94歳のうちのばあちゃんが楽しみにしている番組は
火曜日8時のNHK歌謡ショーと
金曜日9時BSの綾小路きみまろさん司会の番組
日曜日ののど自慢
あと、安住アナが出てたり、ナインティナインも贔屓
加山雄三さん、氷川きよしくんが出てたらめちゃ喜ぶ
かなり王道
でもひばりさんはあまりすきじゃないらしい

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2010.12.22

着手記念ワンマン終演

もうほんとにありがとうございました。
なんか、長年の理想がほぼ実現してしまって
ちょっと目標を見失う みたいな感じになりそうでした

東京でのライブを終えた日、
なんか知らんけど、楽屋に最後一人残されて
だれもおらんくなって
あとから気づいたら、ひとりだけスタッフの女の子が廊下で待っててくれたんだけど
なんか いっつも最後 ぽつんとなって
へんな感じになる
広島でもそうだった
ライブハウスの、顔も見た事ないスタッフさんたちが突然現れて掃除してる中に
自分だけ よそもんが残ってて、あわあわ自分の荷物の後片付けしていて
一瞬 ひゅっ となんか
なんで、いっつもだれもおらんくなる瞬間があるんだろう?
ちょっと 不可解な静けさ
うーん なんだろうあれは

華やかな舞台の後 しばらく興奮して
そのあとに訪れる放心かな

なんか 顔も知らないスタッフさんが出てくる不気味さを払拭するように
差し入れでいただいたお菓子を配ってみて、人間である事を確認して帰る

東京のライブでの失態は
openからstartまで、素敵な音楽でフロアを暖めてくれたDJクボタタケシさんを
ご紹介しそびれたこと。
ほんとに申し訳ないです!
楽屋で、ものすごい大音量で楽しませてもらっていました。
あと、企画のカクバリズムへの謝辞も述べてなかったです。
このライブを既成事実として置いてくれたおかげで
アルバムの事も具体的に動き出せたナイスアイデア。
メンバー紹介し始めた、一人目のときには頭にあるのに、最後には忘れてる
ばかです
広島では、カクバリズムCEO、カクバリワタルさんがDJしてくれました。
クボタタケシさん、カクバリズムさん ほんとにありがとうございました!!

広島でのうっかりは、アンコールの曲中で投げようと思って仕込んだみかんの箱を
持って出るの忘れたこと。曲の途中で気づいたけど、間奏がもうなかったので
終演後に配りました。山口県周防大島のみかんでした。

新築の棟上げでお餅をまく、みたいな
なんかめでたそう 「蒔く」って

今日は冬至です。
うれしい!!!
あしたからは、いよいよ日照時間も上り調子だー!
わーい!

ほんとに、ほんとに

見届けにきてくれて、ありがとう!!!!
幸せすぎるくらい 幸せでした。

今日まで生きられて、よかったと思いました。

でもこのアルバムだけは作り終えてから死にたい。
レコーディングも3分の1くらい 済みました。

なんかね 私がやらなくても 私の出したいもの 出そうとしてたもの
ぱああって作ってくれるんですよ
そう、それ。そう、いま!っていう時に
その音が鳴ってる
というか その空気がそこにできてる

いろいろしみじみしたいところですが
現在進行形の録音と新曲にたくします。
あしたから日が長くなるから!!

あしたの博多でのライブで、今年のライブは終了!
あしたは、ピアノとのデュオです。

1月の「うたのイワト」、
5年連続でやらせてもらった、
わたしにとって初めての”恒例”とか”定例”のイベントでしたが
シアターイワトでやるのは今年が最後です。
RECメンバーからの、しみじみ編成。
少々寒い&尻の痛い思いをさせますが、それも最後のイワト。
25日13:00、チケット予約開始です。

時は待ってくれないなあ

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2010.12.22

二象舎のオートマタ@青山スパイラル

cat3.jpgオートマタって、からくり人形の事ですが、こういうので、例えば「CAT」

二象舎という名前で、山口県のど田舎にある工房でちっさいからくりを考えては作っている彼らから、こういう人形の世界を知って、心打たれて自分でも「THE SHOES OF FRED ASTAIRE」を買いました。

とっておきの贈り物におすすめなので、
あと3日しかないけど、お近くの方は是非見るだけでも、行って回してみてください。

『ワンダーランド』
■会期 2010年12月6日(月)~12月25日(土)
■会場 スパイラルマーケット(東京 青山)
   【spiral market selection】スペース
■時間 11:00~20:00(最終日は19:30)まで

2010年スパイラルマーケットのクリスマスは『ワンダーランド』。 遊園地のような楽しい空間で、大切な方へのギフトや自分のために、店内を満喫して頂けたらと思っています。そんなマーケットを象徴するクリエイターのためのスペースSpiral market selectionでは、各作家による、ぬくもりに あふれた作品をご紹介。 毎日をにっこりと、くすりと過ごせるような、心がほっと あたたかくなる作品たちをご紹介します。

■参加作家 原田和明(二象舎) / 外間宏政(The Dandelion Press Bear)

展覧会詳細 二象舎WEB

ちなみに、ここの最後の10秒に、彼らが作ってくれた二階堂和美オートマタ(非売品)が登場してます。まわしているのは持ち主の私です。
って誰があげてくれたか知らない動画にリンクするのもなんですが・・・
『ニカセトラ』の初回特典用のダイジェストDVD。ちょうど冬〜春編だ。
今日は冬至!

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2010.12.09

友人の個展

7月の大阪の個展、コメント寄せたのに見に行けなかったので今度こそ。
明日、私も新幹線のって行きます。東京で12日まで。
鈴木君デザインの二階堂和美グッズがワンマンで並ぶとか並ばないとか。

jpeg.jpegカクバリズムpresents
<鈴木裕之個展「マージナル塩梅式」>
日時:12月4日〜12月12日
時間:13時〜20時(予定)
作家在廊予定日:12月4、5日、11日、12日
場所:NO.12 GALLERY

ノートやテスト用紙の隅っこ、またはチラシの裏側などに描く超馬鹿馬鹿しい落書き小宇宙。そんな落書き?絵?をずっと描いていたら、ヘンテコな絵がいっぱいに。無意味な意味深、思わせぶりで不安定。年寄りor老人的PUNK精神。
非常にロンリーな最後の極北イラストレーター鈴木裕之によるアホらしくも愛くるしい?絵の数々。そんな個展「マージナル塩梅式」をどうぞお楽しみください。

※なお12日は二階堂和美のワンマンライブに来てくれるということで、17時には終了予定だそうです。お気をつけください。12日昼間には鈴木裕之+栗原ペダル+森雄大で紙芝居バンド「バカ卍」のライブなどフィナーレ企画も予定されてるそうですので、はしごでどうぞ!

鈴木裕之
カクバリズム
No12GALLERY
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こちらも12日まで。これも行ける。
『Nikaido Kazumi U.S.tour 2003』BOXのDVDと写真を撮ったのが浅井真理子。

asai_mariko101019.jpg

浅井 真理子
beautiful town (plenty of empty)
2010年11月12日(金)~12月12日(日)※会期中無休         
10:00~20:00(最終日は17:00閉場)
東京国際フォーラムB棟1階アートショップ内
主 催:エキジビション・スペース

現代美術作家・浅井真理子氏の個展を開催します。
作家自身とその家族友人等、彼女に関わる人々が実際に服用した薬品のパッケージを使って作られた「美しい街(beautiful town)」は風に吹かれてゆらゆらと揺れます。

   薬品は人々を苦しみから救います。
   しかしその一方で人々を壊してゆく危険性もはらんでいます。
   一見かわいらしいおもちゃのように揺れるその街に、
   安易な安住の答えを見つけるのは難しそうです。
                (作家のコメント)

今回は約60㎡の会場一杯に、このbeautiful townを床から1メートルほどの高さに設置し、潜りこんで、作品の風景に身を置き、鑑賞する作品です。風に揺れる薬のパッケージで作られた家々、それは単に楽しいカラフルな賑やかな街ではなく、本来は、守ってくれるはずの「家」や「薬」、その在り方について考えさせられる含みある作品です。

会期中、ワークショップにて千代田区の神田児童館のこどもたちと一緒に制作した beautiful townがアートショップ内に展示されます。【11月25日(木)~12月9日(木)】

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2010.12.09

ワンマン前説

びっくりじゃのう。
こないだ大阪でメンバーと稽古をやって、まだ3週間近くあるわ、と思っていたのにもう3日後。
しかも、11月18日に書いた「尾道で」というDialyの記事がちゃんとアップされてなかったことに、たった今気がついた。ダサいなあ自分。めずらしく感動をすぐに書いたと思ったらこれだ・・・トホホ

おととい&昨日と、お寺の年中行事で一番重きを置く親鸞聖人のご法事である報恩講法座というのをおつとめしまして一安心。
5月に録ったタラジェーンオニールとのアルバムをほぼ完成させて二安心。

そしてそしていよいよ、ワンマンです。一気に、アルバムの吹き込みもやります。
もうあと3日しかないし、いまさらここで意気込みをかいても後の祭りに限りなく近いですが、今回のワンマンライブへの熱意をやはり書いておきます。

今回のワンマンは気合いが違う。違うと言っては他のイベントに失礼ですが、
フェスやイベントとワンマンが違うのはまあ当たり前で、ホテルや友人宅で眠る睡眠と、自分の布団で寝る睡眠が違うようにそれは違う。いくら高級リゾートホテルであっても、自分の布団で寝る睡眠は格別。いい悪いは別として、別格なのだ。

今回はただのワンマンでもない。
なんせ、アルバムの着手記念ワンマンライブ。
そんな命名はしていなかったけれど、自分の中ではそういうタイトルで構想を練っていた。
新曲をやる、ということ。自作曲をやるということ。
最近のライブにお越し下さってる方や、臨時発売された「solo」を聞いてくださってる方には既に耳馴染みのある曲も、ここでは新曲と言ってしまいますが、
ここひと月で仕上がった、まさに新曲も増えつつ
そして今もまだもう1曲、もう1曲・・・間に合うかな、どうかな。
自分で曲を作っているのは「またおとしましたよ」以来。
それからの数年、公私ともにいろんな事を経験させてもらって
カバーや人の作った歌もたくさん歌わせてもらって
懐メロしかやらないステージなんかもやりはじめてみて
リアルタイムでそれらの曲が入っているお年寄りを目の当たりにして
歌のすごさを知って
バンドで歌う楽しさを知って
ピアニストのパートナーを見つけてギターも弾かなくなって
歌手に徹していた昨今
そしたら改めて自分でも曲が作りたくなってしまった

昨年はじめた広島でのライブイベント、”堂脈”
今回、自分が作った曲を演奏してもらいたい人、
あるいは作る前から、あの人と演奏したい、と思って浮かべた人たちは
図らずもみんな堂脈でお招きした方々ばかりなことに、後から気がついた。
こないだから、稽古に集まるたびに感動が深まる。
なんていいメンバーに集まってもらっているんだろうか。
いまこれ日本一なんじゃないか?と思い上がりそうになるほど

沖縄、広島、大阪、東京・・・みんな住んでるところは散り散り
そもそもバンドのつもりじゃなく、それぞれに曲ごとに声をかけたのですが
ふたをあけてみたら、みんな繋がってた!じゃあ一緒に演奏しちゃおう!というような、なんとも気持ちのいい流れで事が運んでいます。
好きな人と好きな人はよく繋がるのでもう最近は驚かない。
やっぱりね!と、いちいちうれしさをかみしめる

今回のこの”着手記念”ワンマン企画は、渋谷クアトロと広島クアトロのみでの開催。
12日に東京、19日に広島。その間に大阪でアルバムのレコーディングをしてしまおうという、超ホットな一週間が、まもなく始まろうとしている。
アルバムにもライブにも、互いにその熱を伝えられる、”発売記念”にはないホットさ!・・・のはず。
立ち会ってくださった皆さんからもらうエネルギーを、
続くレコーディングに注入して
アルバムでお返しできるのではないか。
そんな着手記念です。
わくわく、どきどきしています。
正直なところ、もう1週間ほしいけど、足りないところは補ってもらおう
過去の曲に、メンバーに、スタッフに、お客さんからのエネルギーに

ラフな歌謡ショー。に、なったら成功だけど。
日曜の6時から2時間弱。お楽しみいただけると幸いです!
ライブの前説でした。
野暮。

あ、大阪。稽古や録音の舞台なのに、ライブ企画してなくて
もし、見たかったのに、という方いたら、ごめんなさい。
________________

カクバリズムpresents
二階堂和美のワンマンライブ2010
12月12日(日)17:00 open /18:00 start
渋谷クラブクアトロ
前売 3,000円 / 当日 3,500円(ドリンク代別)

12月19日(日)
7:00 open /18:00 start
広島クラブクアトロ
前売 2,500円 / 当日 3,000円(ドリンク代別)

サポートメンバー:
黒瀬みどり(Piano)
ガンジー西垣(Bass/from CINEMA dub MONKS)
曽我大穂(Flute, Harmonica etc./from CINEMA dub MONKS)
山村誠一(Steel pan, Percussion/from Rustic pans, さえずりな夜)
まるむし(Violin/from みにまむす,赤犬)

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2010.11.18

尾道で

CINEMA dub MONKSのお二人に会いに、先週末尾道に行った。
Paraisoでのライブ、最高だった。ほんとに素晴らしかった。
1時間ばかりだったが、こんないい音楽に身を浸けた時間を過ごせて幸せだった。
Paraisoの深煎珈琲もめちゃめちゃおいしかった。
なんかお酒みたいというか、果実酒というか、実をしぼった感じのカラフルな珈琲だった。
一泊二日、はじめて尾道を味わった。れいこう堂さんにも始めて行けた。
帰り、終電に乗ったら、寝過ごして終点まで行ってしまった。

尾道といえば広島でも人気の町、今朝もNHKの番組で紹介されていた。
でもほとんどゆっくり行ったことがなかった。
2006年の「Lovers Rock」のPVロケ地ではあるが、人目を気にしないようにと思って歩いている時は全く何も目に入っていなかった。
ただ、監督の島田大介さんが、ものすごい忙しいはずなのに、たかが1時間程度の打ち合わせのために広島まで日帰りで来てくれた感動は鮮明に憶えている。

今回の尾道は、CdMのライブを見たいというのももちろんありつつ、もうひとつの目的は、私の新曲のセッションのため。「こんな曲なんだけど・・・」と言って歌ってみせながら、徐々に音を合わせてもらっていくあの感じ。
元々のイメージを追いかけたり、まったく予想外のものが出てきたのを拾ったり。
音楽やっていて一番好きな時間。
Paraisoさん、ありがとう。
アルバムにむけ、ライブにむけ。
毎日自分の曲のことを考えさせてもらっている贅沢なこのごろ。
出来ることならば今度のワンマンは全新曲にしたいという気持ちではありますが
どこまでいけるか。

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2010.11.09

一緒に歩くよ

写真は藤井よしえの38回目の誕生日 よしえの自宅にて
いつどんなタイミングで会いにいったらいいのか機会をうかがっていたが、我ながら突如名案を思いつき、救済コンピの発売日ということで知った彼女の誕生日、おそらく友人が集まるに違いないと、ボギーに尋ねると案の定、招待もされていないのに突然おしかけた。2010年9月3日。これがこの世で彼女と会った最後となった。

そのひと月後、彼女から手紙をもらった
私が渡した手紙とコンピのカバー曲への返事のつもりだったのだろう
私はこの手紙のお礼を伝えられないままだった
その中でもまた、こっちのことを励ましてくれ続けた
この期におよんでまで
会ったときも、後のことばかり気にしていた
保険に入れとみんなに言ってた
訃報を聞いた朝、私は彼女の言いつけを思い返し、保険の資料を検討していた

私が選んだnoumi yoshieのカバー曲「sweet wind」は
原曲は英語詞のみで、ブックレットに訳詞が載っていた
英語の言い回しを少し変えさせてもらったのと(大城真くんに相談にのってもらいましたありがとう)、
最後を「歩くよ」と歌ったのは私の勝手な加筆だ
音楽家としても僧侶としても、何もしてあげられなかったが
そこへ、ささやかなメッセージを込めた
私に出来ることは何だったのか
せめて、この曲を聴いてくれて、彼女が少し安心してくれたら、と思った
彼女の娘、家族、友人たちへ、彼女が伝えたい気持ち
それはこの曲に、ちゃんと歌われている
彼女自身の言葉によって 彼女自身の歌によって
作ったときは、こんな日がくるなんて想像もしてなかった思うけど
今、残された私たちへ、よしえからのメッセージのように思えてくるので
彼女の歌詞と、彼女からの手紙を、書き写させてもらうことにする
よしえちゃん、返事かかんとってから、今さら勝手にごめんよ。
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Dear:ニカイドさん
やっと手紙がかけています。
9/3はすごいサプライズを本当にありがとう。びっくりしすぎていっしゅん声がでなかった(笑)
トリビュート 何度もきいてますが、ニカイドさんなんであたしの気持ちわかるの?てくらいです。感動しました。何度も言ってますが あたしがソロをはじめたあこがれの存在はニカイドさんです。だからカバーしてもらえる、こんな日がくるなんて、原因がなんであれ素直によろこぼっと思っています。ありがとう。
あと、病気のことですが、このままいくと、あと あたしの命は短いと3ヶ月です。最近はやはりだいぶ弱ってきて、ちょっと歩くのもしんどくなってきたり、はんぱない出血量だったり、なかなか思ったようにならない日も多いけど、その中でも少しずつだけど 新しいアルバムを作っていたり、ライブをしたりしているよ。アルバムはまにあわせたいなぁと思っているよ。今しか作れないもの残したいなあって。
あたしは、ニカイドさんに一生歌手でいてほしいよ。
あたしはニカイドさんに こんなにえいきょううけて感動もらったから、もっともっとたくさんの人がきっとニカイドさんに感動もらえて、うたったりするんだよ。きっと。
そんでもって、ニカイドさんの坊主の仕事も 人助けできる仕事でかっこいいって思う。仕事って人のためにならんといかんよねって心から思います。
あと、ニカイドさんわかってくれてると思うけど、わたしはわたしの今の現状をかわいそうとは思ってません。受け入れたし、いい人生だったと思えます。でも、一日でも長くじゅみょうが続くように努力はしようと思います。がんばるね。11/23の対バン、楽しみにしているよ。特別な対バンだよ。福岡でまっているね。ではでは最高の誕生日プレゼントでした。 FROM:よしえ
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「Sweet Wind」

I’ll play, make a good time
I’ll hope want you to miss me
I’ll play, make a good song
I’ll hope you need me

tu tu tu happy time
tu tu tu walk with you
tu tu tu every day

tu tu tu happy my day
tu tu tu walk with you
tu tu tu all the time

素敵な時間を作るよ
私がいないと 恋しいと思ってほしい
素敵な歌を作るよ
私を必要としてほしい

幸せな時
一緒に歩きたい
一緒に歩きたい
毎日ね
一緒に歩きたい
一緒に歩くよ
一緒に歩くよ
一緒に歩くよ
一緒に歩くよ
一緒に歩くよ
毎日ね

「sweet wind」試聴・配信/OTOTOY
noumi yoshie オリジナル 配信/OTOTOY

よしえ20100903.jpg

2010.09.03

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2010.11.07

11月7日未明

よしえが息を引き取った
とさっき知らせを受けた
今からひとりで仏前にて勤行する
よしえちゃん おつかれさまだったね
よくがんばった えらい よしえはえらい
ものすごい響いてます
これからもずっと
ありがとう
すっごい ありがとう

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2010.11.05

歌謡ショー〜意見書〜新しいアルバム〜布教デビュー

冷えますね。先週からダウンコートを出しました。
一昨日、通夜布教というのが広島の真宗学寮という昨年在籍していた仏教の道場みたいなところであって、深夜の3時頃に20分ばかりの法話をしました。法話というのは、仏教の話。法というのは教えのこと。通夜布教というのは、夜を通して仏法の話を聴くということ。いわゆるオールナイトイベント。昨朝のこれが私の布教デビューでした。
また、告知もしないままでしたが、こないだの10月22日@大阪ベアースのライブでは、実は目下制作中のニューアルバムに参加いただくベーシストの、ガンジー西垣さん(cinema dub MONKS)と一緒に演奏させてもらいました。その日の昼間に初めて一緒にリハーサルスタジオに入ってもらって、アルバム収録曲の初お手合わせをし、その足でそのままライブにも出てもらった。なんか久しぶりのベアーズで、最初意外とアウェー感あったけれど、すごく気楽にぺらぺらぺらぺら調子に乗ってしゃべりながらやらせてもらって、ガンジーさんという頼もしい相方を得、楽しい日だった。そのぺらぺらの中で「そろそろ布教してやる」と適当なことを言ってたら3日後に上記のオファーを受け、まるで聴こえてたのか、だれかがチクったのか、と思うような縁だった。
その時、赤松ちゃんに見せてもらった、DODDODOがTRASH UPという雑誌に連載しているという漫画がすごくよくて、やっぱりDODDODOは天才かもなあと思った。

そのベアーズの前日は、zepp大阪でのハナレグミのライブに遊びにいかせてもらった。ガンジーさんや曽我大穂くん、おおはた雄一くんなど知った方にまぎれて、永積くんとは初めてお会いしたんではありましたが、なぜかなんか前から知ってるような感じがした。割り箸の箸袋で永積くんのハナレ目度合いを基準に、そこにいたメンツのハナレ距離を測ると私がぴったりハナレグミだったからかもしれない。歌が上手だった。あの広さの会場で、マイク一本で2人で弾き語りするやり方、照明器具による狭いハコっぽいステージ作りなど、感心すること多かった。こんど私がそういうことをやっていたら、ハナレグミの真似です。
26日には、渋谷毅さんが広島に来られたので、みどりさんを連れて見に行った。当日昼間「今日きたときちょっと歌いませんか。譜面持ってきて!」といわれ、「つるべおとし」と「レールのその向こう」を歌わせてもらった。渋谷さんのピアノで歌わせていただくのはいつぶりだったろう。少なくとも2年は前だ。神戸のビッグアップルでできて間もない「めざめの歌」をピアノバージョンでやってもらった覚えがある。でもその後に一度、やはり深夜にアケタの店へ渋谷さんのソロを聴きにいったとき、せっかくだから歌って、とその2曲をやったことがあった。あれはいつだったか。ともかく久しぶりに聴いた渋谷さんのピアノは、素晴らしかった。もう最初の一音から、わあ、と耳がよろこんだ。前よりあんまり酔ってなくみえた。やっぱりいいのだ。客観的に聴くというのはいいものだ。
さらに遡り、10月16日のさくらぴあでのライブはクラシック向けの音楽ホールでセットリストの半分は懐メロでお送りしました。なんだっけこれ?誰だっけ私?と頭をよぎらないでもなかったが、嫌いでもないこの感じ。その前日には、隣の大ホールにて二葉百合子さんのさよなら公演が行われていた。テレビで聴いてもあれだけうまい方は、生で聴いたらさぞかしうまかったろう。聴いてみたかったが完売だった。80歳を機に「元気で歌える今こそが自らの幕を降ろす時期である」と引退される。
そのさくらぴあの前々日に、ここで上関原発反対広告のための呼びかけを書かせてもらった。おかげさまで、目標額を達成し、広告を出すことが出来たそうです。ご協力いただいた方々、ありがとうございました。
広島・上関リンク
そのニュースに勢いづいて、山口県知事に意見書を送った。その文を恥ずかしながらここに載せようと思い「はじめての意見書」とブログタイトルをあげつつも、あまりにも稚拙すぎるので保留しているうち、本日、第一線のジャーナリストさん方の声明文が発表されていることを知り、あ、載せるならこっちだ、と思って、さきほどNEWSに転載させていただきました。是非読んで頂いて、賛同、転送してほしいです。よろしくお願いします。
数日前のテレビニュースで、菅総理が外国に原発を売りつけているのを見て、またがっくりきてしまったけれど、あきらめられない。今日は映画「みつばちの羽音と地球の回転」を横川シネマに今一度見に行ってきた。映画ではスウェーデンでの、自然エネルギーへの取り組みが具体的に紹介されている。政府に、原発ではなく、あたらしいエネルギーの研究にどうにかして切り替えてもらいたいと切に願います。

10月18日付で山口県知事宛に送った、稚拙すぎる私の文章も恥さらしに一応載せておきます。布教もライブも、恥をしのんで出していきながら、成長できればと思います。
_____________________
山口県知事殿

はじめてご意見申し上げます。上関の原子力発電所の計画の見直しをお願いいたしたく存じます。なにはともあれ、現在の中国電力の田ノ浦での作業の一旦停止を早急に申し付けてくださいますよう、強くお願い申し上げます。今日にでも、明日にでも、まずは一旦停止を、是が非でもお願いいたします。
自然破壊について、また核廃棄物の危険性について、中国電力側と建設に反対されてる方々との言い分が違いすぎます。このままでは、問題の解決は望めないように見受けられます。
県で、独自の調査をしていただけないでしょうか。第三者的な視点が必要だと思われます。電力会社の調査報告を鵜呑みにせず、反対派の意見に真摯に向き合っていただきたいです。原発の建設によって自然破壊がおきることはあまりにも明白です。隣県の県民として、また多くの年月を山口県で過ごしたひとりとして、山口県がこの貴重な美しい海を、アピールする代わりに、むやみに破壊されようとしている現状に無関心であることは、非常にもどかしく、悔しくてなりません。
今の祝島のみなさんの身体を張った阻止行動を、これ以上続けさせないためには、県がいったん中国電力に、作業の停止を申し付けてくださるしか無いと思います。30年も前の古い建設計画です。見直されないことのほうが問題だと思います。このまま押し進めることはどう考えても理解できません。どうか、今一度、代替エネルギーの研究や省エネ対策など、計画の抜本的見直しを強くお願いいたします。
どうか、未来の子どもたちのために、筋の通った大人の姿を見せていただけますよう、知事に切にお願い申し上げます。

二階堂和美(広島県在住)

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2010.10.14

緊急呼びかけ

mama!milkの「parade」をデッキにかけた。一気に部屋の空気が丸くなる。
さっきまでなにもかけずに書きかけていたが、なんだか考えが窮屈になった。
本来なにかするときにBGMというのをあまり要しない生活習慣なので
ともすると一週間に一回も自発的に音楽鑑賞するということがない時も多々ある
って書きながら、やっぱり音楽かけながら作文てできないものだなあと早くも挫折
そっちに神経が持って行かれすぎる
もっとぐっと来ないものに変えよう

といってストップすると、さっきまで何ともなかった静寂がすごくさみしく感じるから嫌だ

でGOLDMUNDにしてみる

今年の春、米国人タラジェーンオニールとのツアー&レコーディングを仕切ってくれた音楽ライターの福田教雄さんが作っている雑誌「Sweet Dreams」の第4号が先日出版された。私はこの中のコーナー「はじめる人」で10ページを割いてもらっている。すごい、インタビューで10ページって過去最高かもしれん。なにをはじめたかというと「二階堂和美さんがはじめた上関原発建設反対」。
なのに、わたしはたいしたことはしていない。恥ずかしい。
知人からメールがまわって来た。
「COP10にむけて上関原発計画についての意見広告を英字新聞にだそう!!」というもの。
毎日新聞の記事
わたしも一昨日、遅ればせながらカンパしました。
これを見てくれた方が一人でも一口でも、カンパしてくださったらと思って書きます。
受付は17日までのようです。っつっても土日だから振込できるの明日の金曜までってことかな。呼びかけが遅くて私はほんとにダサい。でも18日でもたぶん間に合う。
広島・上関リンク公式ブログ(呼びかけ人一覧更新中)

わずか一日の新聞で消えてしまうお金。
でも、現場に行って阻止行動も出来ず歌など歌う準備をしている私に、簡単に出来るせめてもの「反対」。

ちょうど昨日今日明日あたり、上関の建設予定地現場周辺はざわついている雰囲気。
電力会社が卑劣なやり方に出ているみたい。
祝島島民の会ブログ

土曜日、わたしは普段やらない音楽ホールでの2時間のワンマンライブがある。
それで結構頭がいっぱい。あしたは通しのリハーサル。
今、怒りの感情を抱きたくはない。
けれど、これも今、ここで触れないわけにもいかない
さっき夕方、抗議の電話を中国電力にかけた。
以前かけた時は「どうしてそういうことするのか?」と問うたりしたので
けっこう厄介な議論になってしまったが、
抗議の電話は、実際2分もあれば済むんだ、と今日は知った。
「上関の原発計画への抗議です」
と言ったら担当につながれて、
「昨日汚水を流したと聞きました。やめてください」
「夜間に作業しない約束を守ってください」
「30年前のその古い建設計画自体を見直してください」
とか言えば
「ご意見として承りました」とかなんとか言われて終わり。

なんの手応えも無い感じで肩すかしをくうくらいですが
多分それだけで、苦情が寄せられた件数には数えられるはずで
何にもしないよりは、小さな一助にはなるんだろうと思う。
世論って、そうやって盛り上げるしか無いのかもしれない
「抗議の電話が殺到」
とかになったらすこしは変わるんじゃないか
むしろ電力会社より、山口県に抗議を殺到させたほうがいいかもしれん。

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の中で、
上関原発反対運動のリーダーである山戸さんが言っておられた
自分らが時間稼ぎしている間に、情勢がかわったらいいと思ってやってる、
というようなこと。
はっきり言葉を覚えていないので、もう一回みなければならん。
いま全国で上映中です。是非是非見てほしいです。広島では横川シネマで16日から。

と書きながら、左の薬指でパソコンの端に見えた1ミリくらいの小さい虫をつぶしてしまった
あ、と思って親指で払ったら どこへ消えたかわからなくなってしまった
なんてはかない命だろう

ちょっとくらい善行をしたって、善行したわ〜私、って思ってる分、
悪行を悔やんでいる人より悪いと仏法に教えられている
だから抗議活動って難しい
抗議電話して反対運動した気になるのもまずい。
だけど、映像で見るその電力会社の言い分や姿勢を通して
子どもに何を信じさせたらいいのだろうかと日本の将来が不安でたまらなくなる
国会中継も
アメリカが核実験をしたというのも
子ども手当も
どうしてそういうことがまかり通るのか
世の中不思議なことだらけだ

だけどあきらめたらいけんと思う。

連続テレビ小説のヒロインみたいに体当たりは出来ないにしろ、
時には「常識的」のほうがおかしいこともある

常識的には、自分に直接関係ない事件に首を突っ込んで軽はずみに抗議の電話なんかしない人がほとんどだと思うけれど
私はしてしまった。

チリの救出劇を見てる方が、そりゃあ感動するんだけど
音楽のことだけやれてたらそりゃあいろいろ進むんだけど

うっかりすると、すぐ棚に上げてしまう
普段生活していたら、パソコンを開かなかったら
新聞を開かなかったら、ニュースを見なかったら
全然何にも知らずに、毎日が送れてしまうのだもの
知りたくなんかない

お説教っていうのはそういうことなんだろうね
耳の痛い話聞かされるのが、やっぱりそもそもお説教であるんだよね
仏法を聞くことをお説教 ていうのは、そういうことだよね

でもちゃんとほんとに仏法のなかに身を置いてたら
すごい歓喜に包まれるって感覚も、一応言っておこ

無駄話が長くてごめんなさい。
用件は、英字新聞広告掲載用のカンパの呼びかけと、抗議の呼びかけです。

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