二階堂和美 nikaido kazumi

diary

2008.11.12

『ニカセトラ』いよいよ出ます!

ニカセトラ
 
すっかりこのブログからご無沙汰してしまってすみません!
そのぶんめっちゃ動き回ってました。

さて、さて、ご報告が遅れてしまいましたが、
出す出すと言って4年、ようやく出来ました『ニカセトラ』。
特設ページを用意してもらったので、そちらにコメントも載せてもらいました。
ライブ予定も発表されております。
こちら
にどうぞ、飛んでください。

ジャケットは、ニキ・マックルーアの素敵な切り絵です!
『Nikaidoh Kazumi U.S.tour 2003』BOXの、
裏ジャケに載ってるあのアップルパイを作ってくれたのも、実はニキです。
あの頃から、いつかやってもらいたいと思っていたニキのジャケ、このたび実現しました。
来年のカレンダーも発売中、日本ではontonsonが取り寄せてくれています。

今発売日から1ヶ月を切って、スタッフ共々、モーレツにいろいろ準備中です。
webサイトも近々リニューアルします!!
もうちょっと待っててくださいね。

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2008.08.22

他力本願でいこう2008

明日となりました。築地本願寺であるフリーイベント。
整理券をゲットするため、お盆の朝から並んでくださった皆さん、ほんとにどうもありがとう!
いとうせいこうさん、KANさん、デデマウスさん他おもしろい面々がお集まりです。
そしてニカイドも、この日もまたまた豪華メンバーにサポートいただけることになっています。
先日のサマーソニックに続きまして、キーボードにエマーソン北村さん、ギターに辻村豪文くん、
そしてもし間に合えば、インストアライブを終わった後のハマケンも駆けつけてくれるかも?!
先週大阪にいるとき作った新曲も披露できるかな。
お寺に人が集まってくれるのは、私は一応曲がりなりにも仏弟子だから、うれしい。
お寺の本堂で、待ってます。

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2008.08.07

サマーソニック

今週末、サマーソニック(東京公演のみの出演です)は、
先月広島でのセットストックで初共演させてもらった豪華メンバー、
キセル兄さん辻村豪文くん(Gt)、エマーソン北村さん(key)、そしてハマケンこと浜野謙太くん(tb)が、またまたサポート出演くださいます!
とってもポップな仕上がり〜 ぴょっこらしょ
ぜひ遊びにきてください〜

にか

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2008.07.18

暑中

明日は映画館にて「HARMONIES」を見ることができるのがすごく楽しみ。
トークショー、東京からさやさんと植野さんが来てくれる。
植野さんは実はにかさやのことを本人たち以上にわかっている人。
百人力。さやさん宅でのリハーサルが既に楽しい。
広島。能古島。海水浴。
 
島と言えば、四国松山。夏のフェリーは最高。
広島港からの帰りの電車で隣に座ったおばさんに、孫のギターの先生に、と口説かれた。
「これ、フォーク?」「そうです」と答えただけで「あなたが近くだったらよかったのに」
 
松山、6月末、7月頭と近いうちに2回も行かせてもらったが、どちらもすばらしかった。
山の上の木につるされたブランコに乗った。ちょっとない爽快さ。渋谷毅さんも乗った。
 
それから。
26日のセットストックでのライブではとってもユニークな編成が実現した。
SAKEROCKからハマケン、キセルの辻村豪文くん、エマーソン北村さん。
辻村くんなんて、もうつきあいは11年になるのに、一緒に音を出すのは初めて。
はじめての顔合わせで、とっても楽しみ。
 
ところで、一年半続けてきた広島FMでの「ニカイドのラジオ」が今月末で最終回となる。
聴いてくださっていた皆さん、ありがとう!とってもいい勉強になりました。
これ終わったら、もうちょっとブログかけるようになると思うな。
 
それから、2004年からあたためてきた弾き語りのカバーアルバムが
昨日ようやくマスタリングを終えた。
これから装丁を整え、冬に出します。
すごく、好きなのができました。これは、自分でもよく聴くんじゃないかな。
早く聴いてもらいたいなあ
私の名前で出る作品ではあるけれど
それが出来上がって行く過程、
ひどく優れた耳とセンスをもった方々によって最大限によい音が引き出される様は、
ほんとに感激する。
うれしい。
 
法然院。貫主さんの話がとても心に響いた。
今度書きます。

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2008.05.21

ゴールデンウィーク旅のメモ 他

すっかり過去になってしまったGW、ライブたくさんやらせて頂き
各地各所にご来場下さった皆さん、スタッフの皆さん、
ほんとにどこも楽しかったです。どうもありがとうございました!
 
横浜ジャック&ベティ、あまりにも静かでびびりましたが、
がんばってはじめて弾き語りでフランス語Ver.「愛の讃歌」やってみました。
ギターとちりまくってすみません
映画は2回目、前は何回か感情移入し涙しましたが
今回はストーリーというよりは、前回パンフ読んでおさらい的に作品をみました
 
KAIKOO、楽しかった~。これ今週スペシャで1曲放送されますから是非見てね!
詳しくはnewsでご確認下さい。
やっぱガシャガシャしたとこではガシャガシャしたくなるというか
場所の影響うけやすい いやー、渋谷さんとのコンビでここでやれてよかったな
 
非公式に、シアターイワトで飛び入り2曲。
ファインリファインの與田さん、伴奏ありがとう!
おぼろげに考えている、普段なかなか音楽に接する機会の少ない方にむけての
歌手の役割、みたいな事に関して、ほんのすこし光が見えたような気がしました
  
非公式にもひとつ、平均60才(推定)の女性ばかり200人の中での弾き語り1時間
意外なほどに「幸せハッピー」を歌ってくれたり、歌詞にいちいち笑ってくれたり
こっちが興奮しました
すこし考え方が変わってきた
 
ピエロハーバー、ウリチパン群のリリパ。メンバーの人柄でしょう、よい雰囲気でした。
初っぱなのほう、とちりすぎて身の毛もよだちましたが
自分が興奮してるんだが、リラックスしすぎてるんだか
でもなんか会場のみなさんが皆友達のような気分にさせてもらえる雰囲気がありました。
実際、久しぶりにspeedometerさんやオニちゃんやakamar22ちゃんやら、
たくさんの大阪の友人に会えて、なんか楽しかった
 
岡山問屋町、ジョンブル。岡山は世界的にもデニムの一大メッカって知ってました?
一見素っ気ないようでしっかり作られたカッコイイ服がたくさんあって
あれもこれも買ってしまいました。早速その晩と翌日のライブで、着させてもらいました~!
着ていて気持ちのよい服。なんか、肌触りが、5月ぽい、風が肌と服の間を抜ける感じ。
  
香川丸亀美術館MIMOKA。最近のライブは大抵、PAのトッキーと一緒に動いていて
今回のプチツアーも一緒、とても頼りになる女性。横浜や、この後の高知も然り。
岡山香川と世話をしてくれた池宗さん丹正くん、ユリちゃん、
この日のイベントSKYを取り仕切ってくださったぺぺカリフォルニアのとしさん他メンバーの方々、出演をご一緒した小島大介さん、井上薫さんらと共にうどん食べ行ったり。
中村うどん、最高だったが、あまりにおなかがすいていたのもあるが、
あまりにおいしいものは、いったん口にはいるととにかく「おいしい」「おいしい」で、
食べ終わった後に、あれ?もうない?!どんな味だったっけ?というようなことになる。
 
真言宗のお寺、高知竹林寺での音楽祭。第11回。
なんと美しいところ。なんと頼もしい方々。まぶしい土佐。おいしい料理。高い波。
お寺の主催ではなく、素敵なバーをやっておられるdiner’s barCAKEのスタッフが中心となり、
周りの若者をひっぱって、幅広い世代を巻き込んで、この場所でこの音楽祭。
ほんとに楽しかった。mama!milkのお二人とあの場所で一緒に出来たこと
ほんとにすごく嬉しかった。やる人見る人、皆で音楽を楽しむ事の出来るひととき。
トッキーが、文化財で聴くmama!milkは格別、と。確かに~。
ライブを立て続けにやっていると、どんどん自分が学習していくのがわかっておもしろいし
手応えがあって、とりわけ練習というのを意識しないでも、頭がずっと音楽のこと考えられてて
非常に調子がよくなるものだ。
渋谷毅さんがほぼ毎日ライブを入れているのは、こういう感じか、と納得出来た。
そういう人生も送ってみたいような気もする。でもほんとはライブは苦手という面もある。
それは準備不足で自信がないとき。常にその引け目があるから避けたくなるのだろう。
ツアーはいい。やっぱりやるときはやる。制作に専念するときはやらない、がいいと思った。
人生2度目に体験するおみくじは、“恋みくじ”で大吉。
浄土真宗の僧侶がおみくじひいて喜んでたなんて知れたら叱られる。
ご住職に、なんで恋みくじなんですかと聞いたら、みなさんに喜んでほしいから、と。
他の宗派のお寺に行くとおもしろい。どこに行ってもみなさん広く受け入れてくださる。
わたしはまだよく勉強出来てないけれど、仏教は面白いし、たぶん、すごいと思う。
僧侶、この肩書きを背負っている以上、もっとわかっておかねば恥ずかしい
帰る日、太平洋の海岸へ連れて行ってもらった。
すごい波。いつも見ている瀬戸内海とは訳が違う。日本海とも趣がずいぶん違う
坂本龍馬ってこれかー!と納得。
その波音にわーわー興奮して不用意に浜に走り寄って、
つられて祐子さんも、しゃなりしゃなり近寄って来て
そのとたん大波、驚いて後ずさりするもむなしく、二人とも胸まで波をかぶる
ザッブーーーン ってそういう擬音語がぴったり
おもしろかった
しかし危険。海はほんとに注意しないといけません
  
ローカル紙「グルメQ」の取材で、はじめてのグルメリポート、というか紹介。
わたしがナンバーワンおすすめのパスタ屋、ENZOの矢谷さん。
普段取材NGだというのに、対談という形式だったので受けてくれた。
すごくたのしく話させてもらった。お味は言わずもがな。感動パスタ。
あと情熱のケーキ職人、ムッシム・パネンと、姐御店主ミエコさんのネコバコ。
なんか、自分自身のインタビューじゃなくて、自分の好きなものや事を
紹介させてもらって、それが記事なるというのは、想像以上に嬉しいものだ
5/29に広島市近郊で新聞と一緒に折り込まれます。見られる方は見てね。
  
あまり広島のことを知らないで、たぶん知ろうともしてこないで、
家の近所か県外にでてるかばかりだが、広島もいいところかもしれない
と、ムパネンの椅子に腰掛けて川と路面電車を眺めて思った。
こっちが愛さないものには愛されない。
そんなかけひきではない仏の愛もあるが
愛されようと思ったら愛さないと、人間社会では難しい。
愛されよう、なんて思いたくもないけれど
愛されなくてもいい、というのも意固地でもあり
なんでしょうね、思い通りにはなりもしないこの世の中ですから
せめて今ここにある命を、誠実に生きていくように
そういえば、ある友人から、別の友人がわたしのことを
“寺に生まれた悪魔”と言ってた、と聞き
なかなか言い得ていて、言った彼女は広島市内に住む美容師なのですが
ちょっと天才的なセンスでわたしに時々おもろ写真を送りつけてくる人
確かに、わたしは悪人だから、寺に生まれさせられたんだと思う。
 
ちなみに、広島の飲食のお店でもう一件、
ヲルガン座は先月掲載されたからわたしの回ではNGでしたが、
今度ライブさせてもらう、ゴトウイズミさんの音楽喫茶も是非。
アンティークのピアノを大枚はたいて調整したとのこと、
ならば、と渋谷毅さんを呼んでしまった!限定60人です。お早めのご予約を!
そして、さっき急きょもう一件、決まりました。
翌日6/26は、渋谷さんに地方に来てもらったついでに、
海を渡り、四国松山でも一晩やらせてもらいます!
なんと、工藤冬里さん礼子さんも出演してくださいます!
えらいことになった。お問い合わせはmore musicまで。
 
耳がヘンで医者に行く。一日中飛行機に乗ってるときみたいな感じ。
あくびしたら治りそうなのが治らない症状。どうもたんなる疲れらしい。
翌日よく寝たら治って、その翌日また夜更かししたらまたなって、
寝不足で今までそんなのなったことなかったけど、
無理は出来ないお年頃なんでしょうかね
  
工藤夕貴さんがさっきテレビのトーク番組に出ていて、
すごいバイタリティだった。
あけすけなトークと本格的な農業をされてることに感銘を受けた。
 
ところで、情報解禁になりました!イースタンユースのコンピに新曲を提出しました。
ライブではKAKOOからやり始めてます「あなたと歩くの」。
久しぶりの自作曲で、なんかまあケラケラとした曲ですけども、とても気に入ってます。
ララララと最後にはみんなで歌ってもらいたいなあ~。早く聴いてもらいたいなあ~
そうそう竹林寺の皆さん歌ってくれてありがとう。
ほんで、カバーの音源も、そろそろわたしの手元から離れますよ!
これも早く届けたいです。

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2008.04.21

新年度、と思っていたら、もうすぐGW

biwako.jpg
楽しい日々があっという間に過ぎた。
タラ・ジェーン・オニール、ジェフ・ソールとのツアー、とても楽しかった。
中でも、京都、滋賀での録音の2日間はとても思い出深いものだった。
琵琶湖のほとりのR cafeというお店に、ただならぬお世話になった。
フィールドレコーディングをしにいったものの、雨やら風やら寒いやらで入った畔のお店、
録音場所としても快くOKして下さり、お言葉に甘え長居させていただき、いろいろご馳走になりました。カレーも、他のおかず料理もコーヒーも、めっちゃおいしかったし、夢のようだった。
こんなブログをマスターはみてないと思うけれど、ありがとうございました!
タラと、駐車中の車の中でもセッションした。
私は相変わらず、ほとんど英語がしゃべれないが
ああだ、こうだ、と曲の展開を、こうしたい、ああしたい、などとやりとりした。
密室でのひととき。
車の中というのは、昔から音楽を考えるのにとても好ましい空間。
視界がよく、密室。という条件が素晴らしい。
走っているときはさらに低音のリズムがあるし景色が変わる。
  
京都、町田のライブももちろん、楽しかった。
自分のソロのライブも気持ちよくできたし、全体の雰囲気がよかった。
それはツアーを仕切るSweet Dreamsの福田さんのなせる業だろうと思う。
タラに教えて町田で一緒に歌った「蘇州夜曲」は、
実は冬の間、いろんな場所で、いろんなバージョンで録音を試みた曲で、
その際には、京都のカフェ、ザンパノさんにもほんとにお世話になった。
夜中じゅうお店を使わせてもらって、完成しなかったが朝方、
一緒に京大に馬を見に行った。あれは2月か。
ようやく春が来て、「蘇州夜曲」はまさに今の歌。という感じで花開いて、
タラも気に入ってくれてよかった。
作曲された服部良一氏が「最も好きな曲」と言ったという説もある。

挙げきらないが、スタッフはもちろんだが、いろんな方のお世話になっている。
 
いろいろ書きとめておきたいことが山くずれしそうなほどあるが、
とりあえず、いろいろ告知しそびれていることもたくさんあります。
 
数日うちにライブやinfoにも情報があがると思いますが、
GWはライブがいろいろあります。
今週は、25日、エディット・ピアフをモデルにした映画の上映の前にライブをやるという企画。
この映画がよかった話は、colmnの「つれづれにかvol.21」を読んでみて下さいね。
そして、26日には、DJ BAKUさん主催のフェスに渋谷毅さんと共演します。
くわしくはこちらのオフィシャル・マイスペースをどうぞ!
5月3日はウリチパン群のリリースパーティ。この日はソロでの出演。
5月5日岡山ジョンブルホール、6日香川の丸亀美術館内のカフェもソロ。洋服ブランドのジョンブルさんの企画によんで頂いております。
5月11日は高知の竹林寺さんへ。高知は初めてなのでとても楽しみ!
  
そして、5月7日には、にかさやのドキュメンタリー映画、『Harmonies』が
いよいよDVDで発売です!
これに対する思いは、infoのところにつらつら書いちゃったので、そちらをよかったら読んでみて下さい。
 
今年はライブを控えるつもりが、5月はなぜかたくさん。たまにはいいか。
新聞は、毎日、困ったニュースが並んでいて、
「私は一体何をすべきなのか」とぶつぶつ言ってたら、
母に「自意識が強いんじゃね」と鼻で笑われた。「自分に何か出来ると思っとるんじゃね」
何も出来やしないのだけどね。
考える暇もないけれど、なんか「忙しい忙しい」と言う後味は、むなしい。
やっぱり、どうにかして心の余裕を持ちたい。
紙や水を必要以上に消費するのや、包装ゴミが多いのはやっぱりどうしても気分が悪い。
「私が」気をつかってみても、企業の人たちがやめてくれないと塵ほどにもならないのだけど
でもねえ。私は何も考えなくてもいいというわけでもないよねえ。
こないだ「SCRAP」というフリーペーパーを京都のスタジオのエレベーター前にて見かけ、
一緒にいたエンジニアの東君が手に取り、帰りの新幹線でどうぞと渡され、読んでたら、
オトナチックラジオでお世話になった加藤君が編集長だった。奇遇にも自分の写真も載っていた。
その中で、ヨーロッパ企画のマネージャーさんが、“手帳の使い方のコツ”の中で書いてたことを今思い出した。まず、「重要で急ぎの仕事」からやって、その後つい「重要ではないが急ぎの仕事」をしてしまいそうになるが、それをぐっとこらえて「重要で急がない仕事」を折り込んでいく、という話。
それにすごく共感した。
そうやって私は「重要ではないが急ぎの仕事」がズンズン遅れていくというパタンだが。
「重要で急ぎの仕事」さえ遅れているかもしれない。ここで結局、なにが重要なのかの見極めが、つまり「わたしは何をするべきか」と繋がるのだが。
仕事をきちんとこなすことも重要だが、もっと見なければならないことがありそうな。
ちなみにSCRAPは「もうちょっとだけちゃんとしたい人のための手帳特集」でした。
 
そんなこんな仕事に手を着ける前に、新聞に載ってた漢字クイズを珍しくやってみてたら、
「だらく」の「だ」という字って、意外にも書いたことなかったみたいで、
何回も練習してみるが、なかなか憶えれなかった。が、一晩寝たら、憶えてるっぽい。
「たんらくてき」「はやわざ」の書き取りも、まんまと間違えてた。
この10年以上、ずっと「うで」という漢字がいっつも出てこなくて
「腰」とか「腹」とかしかでてこなくて、「またか!私は、どうしてなんだ!」と落胆していたが、
ようやく、歌詞の中に入れたことで、憶えられそうだ。
先週、6年ぶりくらいに、作詞作曲ともかいた新曲ができて、とても気分がいい。
 
タクシーの運転手さんに言われた。「お客さん広島ですか?“じゃけえ”がでましたよ。」
 
追記:
タラ・ジェーン・オニールの、日本では初となる本格的な個展が、広尾のユニバーサル・マージナル・ハイツというギャラリーで今月27日まで開催されています。ぜひ行ってみてください!

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2008.03.27

タラの画像と、かあちゃんといっしょ

3/30と4/5にライブで一緒にやるタラジェーンオニールとジェフ・ソールの動画が
企画・主催のSweet Dreamsのブログにアップされていたので見てみて下さい。

アコギのタラ

エレキのタラ

おうちのジェフ・ソール

アコギのタラははじめて見たけど、よいなあ!今回はどんなセットでしょうか。
ジェフもなんだか面白そうです!
私はどうでも、この二組を見に来てください。京都アバンギルドです。
4/5の町田簗田寺のほうはメール予約はしめきられましたが店頭には未だあるようです。
4/5でだけご一緒するハープ弾き語りのセラフィナ・スティアの動画
注:4/5はグランドハープの演奏ではなくて、4/4に渋谷のネストだけで見れるそうです。
詳しくはSweet Dreamsのサイトで。色々素敵な情報が見られますねー。
 
ところで、素敵なコラージュもらいました。
kaachan.jpg
TVブロスで連載されていた「かあちゃんといっしょ」が最終回を向かえるそうです。
ほんとに素敵な企画で、有り難いことに私と私の母もこの中にいます。
インタビューしてくださったのはサラーム海上さん、デザインは大原大次郎さん。
どっかで復活して欲しいです。TVブロスの木下さんありがとうございます。
さっき母にこの話をしたら「あの木下さんと海上さん!」とスルリと名前が出て来てびっくりした。さすがもと教員・・・。というかお二人がめっちゃ聞き上手で、ほんとにおもろかったです。
サラーム海上さんのブログ
デザイナーの大原大次郎さんのブログ
素敵なブログです。

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2008.03.17

3月30日ライブ@京都アバンギルド withタラ

レコーディングしてました。
すっかりブログをほったらかしていて失礼しました。
ずっと出先が続いていた間に、春になっていました。
ずいぶん着るものも変わってきましたね。
この数日、久しぶりに家にいて、いろんな事に追われています。
あっち行ったりこっち行ったり、いろんな空間で
じっくりといろんな事が試せたレコーディングでした。
長いツアーをしていると、朝、目が覚めたとき、
目に入る風景が思っていた場所と違って
「ん?あれ?」となることがありますが
それは大抵、自宅に帰ってきたときか、帰国したときとか
旅の終わりにそうなるんですが、
安心感と脱力感とともにある寂しさなのか、
「あれ?まだやれるよ?」みたいな気持ちの表れなんですかね。
先月末、一時帰宅していたとき、久しぶりにそうなりました。
今回はなりませんでした。
身体が慣れたのか、やりきった感があるのか。
でもまだ終わっていません。
4年前からやりかけているカバーアルバムの制作をしてます。
まだリリース日は決まっていませんが
是非聴いて頂きたいものが録れています。
詳しいことはまた後日書きますね。
 
とりあえず、今月末、3月30日には、
久しぶりに会うタラ・ジェーン・オニールとのライブが京都であります。
タラとは2002年頃か、place called spaceの大木美佐子さんとの共演で
やはり京都の、カフェ・アンデパンダンで対バンしたのが最初、
その後、2005年かな?またタラが来日したときのツアーで、
その時は岡山ではソロで、町田では、にかさやで対バンしたんだっけな。
今回も、4月5日にはその時以来の町田の簗田寺で歌わせていただきます。
タラジェーンは、とっても線が細く、男らしく(女性です)、
エレキギターの重なりと広がりで暗い世界にどっぷり連れて行って
そんな暗い森の中から、時折差す日の光や風の美しさを思い知らされる
わたしにとってタラのライブはそんな印象。
いまのタラはどんな世界を見せてくれるのか、とても楽しみ。
わたしもタラにも伝わる演奏がしたい。
今回は一緒に録音もしてみようと話しているところ。
ジェフ・ソールさんにはまだ会ったこと無いけれど
彼のソロもとてもよいらしい。
 
こないだ3月あたま、久しぶりで弾き語りのライブをしたら
自分でもやってみてビックリしたけど、思っていたより久しぶりだったみたいで
勘が戻るのに時間がかかりました。
バンドで歌うこと、支えてもらって歌うことに身体が慣れてて、
また、弾き語りでレコーディングをしていた日々だったので、
歌い始めて、「あ、もう一回」とやりなおしてしまう癖とかがとっさにでて
いや~なんかラフ過ぎまして失礼しましたが、
ソロで歌うダイレクト感を久しぶりに味わわせてもらいました。
今度の京都のライブも、久しぶりのソロライブ第2弾、町田が第3弾。
バンドでやるのは、ほんとに歌うよろこびに溢れるけれど
ソロでやるときは音楽の楽しみって感じがする。
実験とか、試しとかいうと、やっつけな感じがするかもしれないけれど
そのスリルと、未知のものをみた瞬間の手応えが音楽の楽しみのひとつでもある。
ソロでやるときも、エンタテインメントを意識しているときとそうでないときとあって
あれとこれとそれと、そのほかも、それらはそれぞれ全部別物で、
別物だけども、どのみち同じ人間のやること。当然繋がってもいる。
なにやろう。まだ決めてないけど、直前の何かを直ぐ反映させられるところも
ソロのよさでもあると思う。
エンタテインメントじゃないかもしれないけど、大切に音に向き合おうと思います。
よかったらお耳を連れて来てください。
 
あ、あと近日中にnewsにアップされると思いますが、
先日のバンドで演奏したライブの模様が、こちらも京都エリアの情報ですが、
NHK-FMにて3月22日14:00~放送されます。
詳しくはこちら、オトナチック!ライブ
ツアーの後、さらに熟成したバンドとの、とっても楽しかったライブ@磔磔。
いや~これがまた、楽しいんですよね。嬉しいんです。なんとも。
バンドってどんどん息が合ってくるから面白いんですね。
京都近辺の方、どうぞ聴いてください。
 
このライブの前々日、バンドのベースのりしゅうくんのお店、マンティコアに遊びに行ったら
80年代の日本の素晴らしいエンタテインメント・ミュージックショーのビデオを見せられ
非常~~に勉強になりました。なんといい影響を与えてくれたことか。
エンタテインメントはやっぱり素晴らしい。そりゃずっとその世界では疲れますが、
しかしドリーミー・・・うーんと、ドローンなのもドリーミーですが、
キラキラとしたパワーで迫り来る非現実的な世界ですねエンタテインメントは。
虚像です。虚像ですが虚像とわかっているから美しい。
ドローンなのは、現実であるからキツイ。ってことか。
まいいや

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2008.02.08

イワトのお礼と「幸せハッピー」と

もう2週間が経とうとしてるなんて、我ながら呆れますが
神楽坂シアターイワトのワンマンライブ、ご来場下さった方々、ほんとにありがとう!
なんか、寒かったという話をちらほら聞いて、謝らなきゃと思ってました
ごめんなさい。リハーサルの時はちゃんと暖房きいていたんだけど
わたしが、喉が乾燥してしまって思うように歌えない、といって
ゆるめてもらったのです。自分はライトあたってるから寒くなかったけど
みなさん寒かったの、ごめんなさい。
なんか、前ににかさやで花やしきでやったときも、寒い思いさせたことがあるし
わたしも寒いの嫌いなのにね、ごめんなさいね
冬はつらいですね。わたしは暑い方が好きです。
どこかに移住出来るなら南の方がいいです。なんなら常夏でもいい。
でも私は今年の冬はいつもよりつらくないです
いつかの「つれづれにか」にも書いたけど、
昔は冬は寒さで心まで冷たくなって白けてましたが
今年は腹をくくって厚着を心がけたら、結構楽しく過ごせています
今日、「オールウェイズ3丁目の夕日」を見ていたら
ジュン君が(ジュン君じゃないけど)、こけたとき、
靴下とズボンの裾との間に白いのが見えてて
ズボン下をはかせてるとは衣装演出がなかなか細かいなと思った
暖房があんまり十分でないときは厚着するしかないので
これは正しい、と思いました。
ここ数日、父が、自分が衛星放送で録画した映画を
LANで別の部屋のテレビで見れるというのをアピールしてるのか
食事が終わって片づけして、さあ部屋に戻ろうとする直前に勝手に再生して行って
こちらはまんまと見始めてしまって、最後まで見てしまうという
非常に迷惑ないたずらをしていく
もちろん録画なのだから途中でとめればいいのだけど
おとといは「名もなく貧しく美しく」という映画をみた
これはひと月くらい前にやはりこの罠にかかって半分までみて、
途中でとめていたのが気になっていたので続きを見た
耳の聞こえない二人が結婚し、精一杯生きていく話だが
その中で、小学生の息子が
「お父さんもお母さんもだまされてる」「損してる」とか言うと、おばあちゃんが
「いいじゃないの、損したってだまされてたって。こうしてごはんがたべられてるんだから」
というようなことを言うのが非常に印象的だった。
損はまだしも、だまされててもいい、というのはかなりのものだと思った。
恐れ入りました。
そうかー、だまされてもいいのか。
わたしはどう生きたらいいのだろう。
映画は、最後まで通して見れるからよいです。
映画で見るのは、ドキュメンタリーかドラマです。
もちろん極力映画館で見るように心がけていますが
時々、ドラマ欲がでて、テレビで映画を見てしまうこともあります
テレビの連続ドラマは見ませんが、
新聞のテレビ欄で何本かのドラマのあらすじを追ったりはします
ドラマ欲。感情を動かしたいんでしょうか
あの、たくさんの人が関わってようやくひとつの作品が出来る感じが
そこでようやく信憑性が生まれる気がして
わたしは好きなのだと思います。
一人の人が全部書いたと思うと、小説は、どうも白けてしまう。
映画では、脚本を一人の人が書いていても
演じる人、衣装さん、監督、カメラさん、録音さん、多くの人の感性も
通過し、合わさっているので
なんか、作り事でも、淘汰されていくような感じがする。
そういうことを考えるのも、
共感する、ということに、何か私は重きを置いてるのかもしれません
同調してほしいわけではなくて
まあ同調って、してもらったら悪い気はしないでしょうが
なんかしら、だれかのどこかと「ピッ!」みたいな光線がでるのが嬉しい。
 
あ、そうです、先日のにかさやの映像作品「HARMONIES」の上映会、
行ってくださった方、ありがとうございます。
わたしも、完全に完成したもの、まだ通して見ていないのだけど
完成間近の頃のを見せてもらったとき、
「これ劇場でみれないかな」ということを言い出したのは私で、
なので劇場で私も見たかったな。
なんで劇場かというのは、見始めたら最後まで一気に見て欲しかったから。
映画みたいに。
これは撮影・監督の元宮正吾さんの作品。
にかさやがでているけれど、にかさやのものではなくて元宮さんの。
もとみんは、さやさんたちの後輩で、
わたしは花やしきのライブの日にはじめて会った。
もともとこの日のライブ映像をDVD化するかもしれないからということでカメラを回してもらった
その話を私とさやさんでつぶしてしまって、もとみんがその後の私たちにカメラを回し始めた
1年余りの期間の映像がこうして編集され作品となる
私たちの思考は日に日に変わっていくけれど
ある時期の私たちを、私たちの居た場所を、こうして捉えて残してもらえるのは
ほんとに有り難いことだと思う
2003年のUSツアーの時のもそう
浅井真理子という人の目に映った、私の居た景色を、丁寧に見せてくれた
映っている人と撮っている人の関係性も、撮られたものの中にでる
その時に感じていたことと今とではずいぶん違うけれど
あの時の私が確かに今も自分の中にある
過ぎていくのだけど、消えるわけではないのだな、と思う。
昔の自分と、共感するところもある。
忘れていたことも蘇る。
記録というのはすごい力を持っていると思う。
うちには父が撮ってくれた8ミリの映像やカセットの録音がいろいろあって
あとから上書きされていった記憶もたくさんある
ふとしたとき、そういうものをみて、聴いて、立ち返らせてもらえるのは
とてもありがたい。
わたしはもういっぱしの大人といえる年齢のはずが、
いつまでも大人の世界に遠慮しているようなところがあって
それは逃げているだけだなと思う
 
シアターイワトでのライブは
イワトのボスの公子さん、甲賀さん
息子夫婦の太呂くん、ひなちゃん
そしてスタッフとして支えてくださる劇団の若い役者さん方々
そうした厚い層に受け入れてもらって送り出されている感じが
とても素敵なのです。あそこは私にとって特別なところ。
だから自分の信頼してる人を連れて行ってまきぞいにしたくなる感じ。
だからといって普段と違う何かが出来るわけではないのだけど
ついつい、あそうだ、これもあやまらなければならないと思ってたんだけど
ついついしゃべりすぎてしまいました
ごめんなさい
あの日前半11曲を予定していたのを、
1時間強、と見込んでいたところ、2時間経ってしまっていたのは
あれはラジオの癖がでてしまいましたね
普段30分の番組の中で、たいてい3曲を流してあとはしゃべっているのですが
それとおなじ時間配分になっていました。
でもとても楽しいひとときでした。
 
その日No12ギャラリーに見に行ったひょうたんで作られたランプ、
熊本のまさよちゃんとバリのサカくんという人が一緒になって
熊本で種からひょうたんを育て、それをランプにしていく
もうなんかたまらんのです
二人の醸し出す雰囲気が。
たまらんくなって、ふたつ持ち帰りました。
部屋で暗くして灯してみた。
こんな楽しみ方があるとは知らなんだ。
ひとつは大切な友人夫婦にプレゼントしました。
        
ところで最近、「ニカイドのラジオ」でも毎週かけさせてもらっていますが
ダブルフェイマスの皆さんと一緒にやらせてもらった「幸せハッピー」
これほんとにいい歌。
坂本冬美さんが歌う原曲を最初に聴いたとき、
忌野清志郎さんの歌詞と、細野晴臣さんのメロディが
あまりにもバスッとわたしの中に飛び込んできて
最後まで聴き終わらないうちに歌い踊り出してしまいました。
この歌を歌わせて頂けるなんて!と幸せに溢れました
この曲、せめて「花」とか「なだそうそう」とか「いい日旅立ち」くらいの
日本のスタンダードになるべき曲だと思います。
「千の風になって」くらい浸透してもおかしくない。
ほんとに、口ずさむ端から嬉しくなる歌なんです。
辛いときに、この歌がどんだけあなたを励ましてくれるでしょう
わたしはほんっとに励まされた
出会った喜びにわなわなしました
先週はラジオでかけながら歌って、ボーカルダブルトラックにしてみましたが
それも楽しかった。
ダブルフェイマスは今年結成15周年らしいです
すごいですね
もうね、レコーディングがほんとにこれがまた、楽しかったんですよ
すごくあっさり録れました。せーの、ドン。で3回目くらいだったでしょうか?
コーラスの録音もめっちゃ楽しくて。
栗原さんの指令で他のメンバー一列に立たされてのコーラス録り
私も派遣投入されヤアヤアやって
なんか仲良さそうで、ほんとに羨ましかった
エンジニアさんの中村さんがまたギャグをいっぱい挟んでくれて
この人らいつもこんな楽しいレコーディングしてるのか。とカルチャーショックでした
わたしもこれから楽しい録音をします。

またまた長くなりましたが
またまた。

そういえば、今年発見しましたが
お化粧をすると薄着でも耐えられる。

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2008.01.31

号外です。カクバリズム5th@AXの模様が「スペシャボーイズジャパン」で放映!

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昨年末、12月1日に渋谷のAXにて、2000人以上のお客さんで埋め尽くされた
カクバリズム5周年記念イベントの模様が、スペースシャワーTVにて放送中の
YOUR SONG IS GOODのサイトウジュンくんとSAKEROCKのハマケンの番組、
「スペシャボーイズジャパン」にて放映されます!
二階堂和美はザ・シャッツをバックバンドに従えての出演でした。
スミマセン、既にリピート放送しかありませんがよかったらどうぞ!
1月30日(水)18:00~19:00(終了)
1月30日(水)22:00~23:00(終了)
1月31日(木)13:00~14:00(終了間近)
2月 3日(日)25:00~26:00
番組HP
http://www.spaceshowertv.com/sb/index.html

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