二階堂和美 nikaido kazumi

diary

2008.12.26

年内ツアー終盤

いやー楽しかった
今日の三軒茶屋。久しぶりに曲とか決めない適当なライブをやらせてもらえて
なんかとっても楽しかったなあ
ECDさんのライブや山本精一さんのDJを聴いていたらなんかものすごいかっこいいなあとか思って、なんかわたしもDJしたくなって最初3曲ぶっ続けてみたけれど、声がへたれて、やっぱ無理か~なんて思いつつ
精一さんに入ってもらってからの数曲は、とっても気持ちよくって、精一さん、さすがでした。
“距離の近い人たちへ”ツアーは、自分でストイックな方に持って行ってしまっているのか、
とってもハードルが高くて、毎度修行っぽいなあーと思いながら
ともかく来てくださる方々にほんとに感謝です。つきあってくれてほんとありがとう!
22日のクアトロでのカクバリズム×クアトロ20周年記念イベント、
いや~っほんとに、とっても楽しかった~~ 大きい会場ははっきりしていていいな~
エマーソン北村さん、キセルの辻村豪文兄、サケロック浜野健太くんらとともに演奏、
なんと心強いことか
なにより、でてったときのお客さんのあたたかさにびっくりして、そりゃもう感激でした
ほんとありがとう!!!!!!!!!
ハラカミさんとも、東京では初めて一緒にできて、あの曲この曲できたり、
最後にみんなで「幸せハッピー」やれたり、
ダブルフェイマスのメンバーも来てくれていて、恐縮しましたが
しかし、嬉しい夜でした
うーん、わたしは今とっても眠いです。眠いとどうして涙がこぼれるのでしょう?
松山のブエナビスタはロケーションがすごくて、もと海の家なだけあってすごく開放的で
すぐそばを電車が走ったり、もちろん波の音は聞こえまくり、
なんかそういう外の音が、弾き語りにとってもいい感じで絡んできてくれて
砂浜を犬の散歩する人たちを横目にみながらライブ
京都のアバンギルド、特別メニューのニカ丼が、最高においしくて
わたしは田舎で家族と暮らしていると、とにかく一番飢えるのがアジア料理、特にタイ風、
わたしは元来酸っぱいものがすきなのでタイ料理はほんとツボ
ァバンギルドの 厨房にはとってもいい料理人がいて、ニカ丼を作ってくれたミスパクチー、
めっちゃ最高でした!
年内、あと2箇所でやらせてもらってフィニッシュです!がんばるぞ
ほんとに今年もありがとう!!

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2008.12.17

ツアーが始まった

ツアーが先週末から始まった
これまでも連日ライブは何度もやっているから、
3日くらい続くのは大丈夫だろうと思っていたけど
今回のは中身が中身なので、なかなか体力がいる
広島、福岡と回って大阪のイベントに着いたときはものすごい疲れてた
でも大きいステージは楽しい。リハでも楽しい。
あの広くてまぶしくて大音量のステージで歌っている時は、全然つらくない
大阪のなんばハッチ、みにまむす。と一緒にやった。
いつもの音響オペレーターに入ってもらう。頼もしい
カフェは大変
楽しい訳ではない
けれど、それがやりたい
と思う
そういう感じだ
たぶん、自分の素に近いから
等身大でいられることが、きっと別の満足感を与えてくれるのだろう
そういうところへ足を運んでくれる方というのはほんとに親しみを感じる
ありがとうございます
いい気持ちを持って帰ってもらえたらほんとに嬉しい
そうでなかったらもう二度とこんなことはやらないほうがいい。
でも、そう、な人がいてくれたら、またやる意味はある。
だから伝えてもらったほうがいい。
いや、そんなことは口にされないでも感じればいいんだけど
ネコバコはなんだかいつのまにかホームみたいになっていた
広島アウェーと思っていたことをそろそろ忘れそうだ
終電を逃した うちはだいぶん遠いのに送ってくれた 心底助かった
迷った末、全編生音でやらせてもらった
それは、とてもすがすがしい気持ちがした
普段はあまりしたくない、と思っているが
あの日あの場所ではそれが一番いいと思った
でもそれがよかったかどうかはお客さんひとりひとりが決めることだ
わたしはよかった
  
福岡、始めて行かせていただくカフェtecoさん
温かかった。お店の皆さんもお客さんも初めての方ばかりだったのに
おみやげに頂いた梅干しがあまりにも自分の求めている味で感激した
カフェのライブは、ライブハウスやホールと違って楽屋がない
直前の1時間の過ごし方にかなり左右される私にとっては一番の難所だが
終演後はお客さんの生の顔や声に接することが出来るといういい点もある。
そこにはやっぱりうれしいことがたくさんある。生きる希望と勇気をもらう。
前日のことがあったので、生とマイク通すのと、だいぶん迷った
けど通すことにした
マイクに向かうのとそうでないのとでは、随分声の出し方が違うような気がする
意識的ではなく、身体が勝手に反応する
マイクに向かっていて音がスピーカーから出ていないとものすごい圧迫感がある。
一歩左によけて、マイクに向かわず声を出すと、解放される。
大きな会場でマイクに向かって出した声が遠くに飛んでいる実感があると
それはもう、頭のフタが開いたような風通しの良い気持ちになる。
自分での聞こえ方とお客さんの聞こえ方は絶対違う。
私は出してる箱だから 共鳴の仕方が箱の外で聴いている人とはきっと違う。
だから自分では会場の音作りは判断しにくい
録音は その点 すこしフェアだ
 
結局ライブは生ものだ
ライブっていうのはやっぱり生の姿を見に行くところだ。
だからホームページのカテゴリーも「schedule」じゃなくて「live」にした
 
こないだ塩屋でライブのあった次の日、大阪でエゴラッピンのライブに行った
よっちゃんの歌とその姿は、私が思う歌手の完成形のように思えた
それを今、目の当たりにしていることに感動して私は轟々泣けてきて止まらなかった。
よっちゃんには、同士のような、戦友のような、なぜかそんな感覚を抱いている。
やはり彼女の歌はライブ、と思った。生声でなくていい もちろん生声は素晴らしいけど
あの照明、音響、すべてがあって私は感動に震わされたのだから
そこでは上記した生音とかそういう生ではなくて、今、生きている姿と声がそこにある
そして自分もそこにいる。それがどんなにか有り難いことか、と思った。
 
隣で暮らしているおばあちゃんは、半年前とは随分様子がかわった
私がこの一年、家を留守がちにしている間に時はたくさん流れたんだ
私の衣類の洗濯を「色がいろいろあって楽しい」と自分の仕事にしてくれていたけれど
それも無理になってきた
冬が終わったらまたすこしは変わるのだろうか
明後日からまたツアーに出る。今度はちょっと長い。
ギターの練習しよう。

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2008.11.12

『ニカセトラ』いよいよ出ます!

ニカセトラ
 
すっかりこのブログからご無沙汰してしまってすみません!
そのぶんめっちゃ動き回ってました。

さて、さて、ご報告が遅れてしまいましたが、
出す出すと言って4年、ようやく出来ました『ニカセトラ』。
特設ページを用意してもらったので、そちらにコメントも載せてもらいました。
ライブ予定も発表されております。
こちら
にどうぞ、飛んでください。

ジャケットは、ニキ・マックルーアの素敵な切り絵です!
『Nikaidoh Kazumi U.S.tour 2003』BOXの、
裏ジャケに載ってるあのアップルパイを作ってくれたのも、実はニキです。
あの頃から、いつかやってもらいたいと思っていたニキのジャケ、このたび実現しました。
来年のカレンダーも発売中、日本ではontonsonが取り寄せてくれています。

今発売日から1ヶ月を切って、スタッフ共々、モーレツにいろいろ準備中です。
webサイトも近々リニューアルします!!
もうちょっと待っててくださいね。

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2008.08.22

他力本願でいこう2008

明日となりました。築地本願寺であるフリーイベント。
整理券をゲットするため、お盆の朝から並んでくださった皆さん、ほんとにどうもありがとう!
いとうせいこうさん、KANさん、デデマウスさん他おもしろい面々がお集まりです。
そしてニカイドも、この日もまたまた豪華メンバーにサポートいただけることになっています。
先日のサマーソニックに続きまして、キーボードにエマーソン北村さん、ギターに辻村豪文くん、
そしてもし間に合えば、インストアライブを終わった後のハマケンも駆けつけてくれるかも?!
先週大阪にいるとき作った新曲も披露できるかな。
お寺に人が集まってくれるのは、私は一応曲がりなりにも仏弟子だから、うれしい。
お寺の本堂で、待ってます。

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2008.08.07

サマーソニック

今週末、サマーソニック(東京公演のみの出演です)は、
先月広島でのセットストックで初共演させてもらった豪華メンバー、
キセル兄さん辻村豪文くん(Gt)、エマーソン北村さん(key)、そしてハマケンこと浜野謙太くん(tb)が、またまたサポート出演くださいます!
とってもポップな仕上がり〜 ぴょっこらしょ
ぜひ遊びにきてください〜

にか

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2008.07.18

暑中

明日は映画館にて「HARMONIES」を見ることができるのがすごく楽しみ。
トークショー、東京からさやさんと植野さんが来てくれる。
植野さんは実はにかさやのことを本人たち以上にわかっている人。
百人力。さやさん宅でのリハーサルが既に楽しい。
広島。能古島。海水浴。
 
島と言えば、四国松山。夏のフェリーは最高。
広島港からの帰りの電車で隣に座ったおばさんに、孫のギターの先生に、と口説かれた。
「これ、フォーク?」「そうです」と答えただけで「あなたが近くだったらよかったのに」
 
松山、6月末、7月頭と近いうちに2回も行かせてもらったが、どちらもすばらしかった。
山の上の木につるされたブランコに乗った。ちょっとない爽快さ。渋谷毅さんも乗った。
 
それから。
26日のセットストックでのライブではとってもユニークな編成が実現した。
SAKEROCKからハマケン、キセルの辻村豪文くん、エマーソン北村さん。
辻村くんなんて、もうつきあいは11年になるのに、一緒に音を出すのは初めて。
はじめての顔合わせで、とっても楽しみ。
 
ところで、一年半続けてきた広島FMでの「ニカイドのラジオ」が今月末で最終回となる。
聴いてくださっていた皆さん、ありがとう!とってもいい勉強になりました。
これ終わったら、もうちょっとブログかけるようになると思うな。
 
それから、2004年からあたためてきた弾き語りのカバーアルバムが
昨日ようやくマスタリングを終えた。
これから装丁を整え、冬に出します。
すごく、好きなのができました。これは、自分でもよく聴くんじゃないかな。
早く聴いてもらいたいなあ
私の名前で出る作品ではあるけれど
それが出来上がって行く過程、
ひどく優れた耳とセンスをもった方々によって最大限によい音が引き出される様は、
ほんとに感激する。
うれしい。
 
法然院。貫主さんの話がとても心に響いた。
今度書きます。

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2008.05.21

ゴールデンウィーク旅のメモ 他

すっかり過去になってしまったGW、ライブたくさんやらせて頂き
各地各所にご来場下さった皆さん、スタッフの皆さん、
ほんとにどこも楽しかったです。どうもありがとうございました!
 
横浜ジャック&ベティ、あまりにも静かでびびりましたが、
がんばってはじめて弾き語りでフランス語Ver.「愛の讃歌」やってみました。
ギターとちりまくってすみません
映画は2回目、前は何回か感情移入し涙しましたが
今回はストーリーというよりは、前回パンフ読んでおさらい的に作品をみました
 
KAIKOO、楽しかった~。これ今週スペシャで1曲放送されますから是非見てね!
詳しくはnewsでご確認下さい。
やっぱガシャガシャしたとこではガシャガシャしたくなるというか
場所の影響うけやすい いやー、渋谷さんとのコンビでここでやれてよかったな
 
非公式に、シアターイワトで飛び入り2曲。
ファインリファインの與田さん、伴奏ありがとう!
おぼろげに考えている、普段なかなか音楽に接する機会の少ない方にむけての
歌手の役割、みたいな事に関して、ほんのすこし光が見えたような気がしました
  
非公式にもひとつ、平均60才(推定)の女性ばかり200人の中での弾き語り1時間
意外なほどに「幸せハッピー」を歌ってくれたり、歌詞にいちいち笑ってくれたり
こっちが興奮しました
すこし考え方が変わってきた
 
ピエロハーバー、ウリチパン群のリリパ。メンバーの人柄でしょう、よい雰囲気でした。
初っぱなのほう、とちりすぎて身の毛もよだちましたが
自分が興奮してるんだが、リラックスしすぎてるんだか
でもなんか会場のみなさんが皆友達のような気分にさせてもらえる雰囲気がありました。
実際、久しぶりにspeedometerさんやオニちゃんやakamar22ちゃんやら、
たくさんの大阪の友人に会えて、なんか楽しかった
 
岡山問屋町、ジョンブル。岡山は世界的にもデニムの一大メッカって知ってました?
一見素っ気ないようでしっかり作られたカッコイイ服がたくさんあって
あれもこれも買ってしまいました。早速その晩と翌日のライブで、着させてもらいました~!
着ていて気持ちのよい服。なんか、肌触りが、5月ぽい、風が肌と服の間を抜ける感じ。
  
香川丸亀美術館MIMOKA。最近のライブは大抵、PAのトッキーと一緒に動いていて
今回のプチツアーも一緒、とても頼りになる女性。横浜や、この後の高知も然り。
岡山香川と世話をしてくれた池宗さん丹正くん、ユリちゃん、
この日のイベントSKYを取り仕切ってくださったぺぺカリフォルニアのとしさん他メンバーの方々、出演をご一緒した小島大介さん、井上薫さんらと共にうどん食べ行ったり。
中村うどん、最高だったが、あまりにおなかがすいていたのもあるが、
あまりにおいしいものは、いったん口にはいるととにかく「おいしい」「おいしい」で、
食べ終わった後に、あれ?もうない?!どんな味だったっけ?というようなことになる。
 
真言宗のお寺、高知竹林寺での音楽祭。第11回。
なんと美しいところ。なんと頼もしい方々。まぶしい土佐。おいしい料理。高い波。
お寺の主催ではなく、素敵なバーをやっておられるdiner’s barCAKEのスタッフが中心となり、
周りの若者をひっぱって、幅広い世代を巻き込んで、この場所でこの音楽祭。
ほんとに楽しかった。mama!milkのお二人とあの場所で一緒に出来たこと
ほんとにすごく嬉しかった。やる人見る人、皆で音楽を楽しむ事の出来るひととき。
トッキーが、文化財で聴くmama!milkは格別、と。確かに~。
ライブを立て続けにやっていると、どんどん自分が学習していくのがわかっておもしろいし
手応えがあって、とりわけ練習というのを意識しないでも、頭がずっと音楽のこと考えられてて
非常に調子がよくなるものだ。
渋谷毅さんがほぼ毎日ライブを入れているのは、こういう感じか、と納得出来た。
そういう人生も送ってみたいような気もする。でもほんとはライブは苦手という面もある。
それは準備不足で自信がないとき。常にその引け目があるから避けたくなるのだろう。
ツアーはいい。やっぱりやるときはやる。制作に専念するときはやらない、がいいと思った。
人生2度目に体験するおみくじは、“恋みくじ”で大吉。
浄土真宗の僧侶がおみくじひいて喜んでたなんて知れたら叱られる。
ご住職に、なんで恋みくじなんですかと聞いたら、みなさんに喜んでほしいから、と。
他の宗派のお寺に行くとおもしろい。どこに行ってもみなさん広く受け入れてくださる。
わたしはまだよく勉強出来てないけれど、仏教は面白いし、たぶん、すごいと思う。
僧侶、この肩書きを背負っている以上、もっとわかっておかねば恥ずかしい
帰る日、太平洋の海岸へ連れて行ってもらった。
すごい波。いつも見ている瀬戸内海とは訳が違う。日本海とも趣がずいぶん違う
坂本龍馬ってこれかー!と納得。
その波音にわーわー興奮して不用意に浜に走り寄って、
つられて祐子さんも、しゃなりしゃなり近寄って来て
そのとたん大波、驚いて後ずさりするもむなしく、二人とも胸まで波をかぶる
ザッブーーーン ってそういう擬音語がぴったり
おもしろかった
しかし危険。海はほんとに注意しないといけません
  
ローカル紙「グルメQ」の取材で、はじめてのグルメリポート、というか紹介。
わたしがナンバーワンおすすめのパスタ屋、ENZOの矢谷さん。
普段取材NGだというのに、対談という形式だったので受けてくれた。
すごくたのしく話させてもらった。お味は言わずもがな。感動パスタ。
あと情熱のケーキ職人、ムッシム・パネンと、姐御店主ミエコさんのネコバコ。
なんか、自分自身のインタビューじゃなくて、自分の好きなものや事を
紹介させてもらって、それが記事なるというのは、想像以上に嬉しいものだ
5/29に広島市近郊で新聞と一緒に折り込まれます。見られる方は見てね。
  
あまり広島のことを知らないで、たぶん知ろうともしてこないで、
家の近所か県外にでてるかばかりだが、広島もいいところかもしれない
と、ムパネンの椅子に腰掛けて川と路面電車を眺めて思った。
こっちが愛さないものには愛されない。
そんなかけひきではない仏の愛もあるが
愛されようと思ったら愛さないと、人間社会では難しい。
愛されよう、なんて思いたくもないけれど
愛されなくてもいい、というのも意固地でもあり
なんでしょうね、思い通りにはなりもしないこの世の中ですから
せめて今ここにある命を、誠実に生きていくように
そういえば、ある友人から、別の友人がわたしのことを
“寺に生まれた悪魔”と言ってた、と聞き
なかなか言い得ていて、言った彼女は広島市内に住む美容師なのですが
ちょっと天才的なセンスでわたしに時々おもろ写真を送りつけてくる人
確かに、わたしは悪人だから、寺に生まれさせられたんだと思う。
 
ちなみに、広島の飲食のお店でもう一件、
ヲルガン座は先月掲載されたからわたしの回ではNGでしたが、
今度ライブさせてもらう、ゴトウイズミさんの音楽喫茶も是非。
アンティークのピアノを大枚はたいて調整したとのこと、
ならば、と渋谷毅さんを呼んでしまった!限定60人です。お早めのご予約を!
そして、さっき急きょもう一件、決まりました。
翌日6/26は、渋谷さんに地方に来てもらったついでに、
海を渡り、四国松山でも一晩やらせてもらいます!
なんと、工藤冬里さん礼子さんも出演してくださいます!
えらいことになった。お問い合わせはmore musicまで。
 
耳がヘンで医者に行く。一日中飛行機に乗ってるときみたいな感じ。
あくびしたら治りそうなのが治らない症状。どうもたんなる疲れらしい。
翌日よく寝たら治って、その翌日また夜更かししたらまたなって、
寝不足で今までそんなのなったことなかったけど、
無理は出来ないお年頃なんでしょうかね
  
工藤夕貴さんがさっきテレビのトーク番組に出ていて、
すごいバイタリティだった。
あけすけなトークと本格的な農業をされてることに感銘を受けた。
 
ところで、情報解禁になりました!イースタンユースのコンピに新曲を提出しました。
ライブではKAKOOからやり始めてます「あなたと歩くの」。
久しぶりの自作曲で、なんかまあケラケラとした曲ですけども、とても気に入ってます。
ララララと最後にはみんなで歌ってもらいたいなあ~。早く聴いてもらいたいなあ~
そうそう竹林寺の皆さん歌ってくれてありがとう。
ほんで、カバーの音源も、そろそろわたしの手元から離れますよ!
これも早く届けたいです。

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2008.04.21

新年度、と思っていたら、もうすぐGW

biwako.jpg
楽しい日々があっという間に過ぎた。
タラ・ジェーン・オニール、ジェフ・ソールとのツアー、とても楽しかった。
中でも、京都、滋賀での録音の2日間はとても思い出深いものだった。
琵琶湖のほとりのR cafeというお店に、ただならぬお世話になった。
フィールドレコーディングをしにいったものの、雨やら風やら寒いやらで入った畔のお店、
録音場所としても快くOKして下さり、お言葉に甘え長居させていただき、いろいろご馳走になりました。カレーも、他のおかず料理もコーヒーも、めっちゃおいしかったし、夢のようだった。
こんなブログをマスターはみてないと思うけれど、ありがとうございました!
タラと、駐車中の車の中でもセッションした。
私は相変わらず、ほとんど英語がしゃべれないが
ああだ、こうだ、と曲の展開を、こうしたい、ああしたい、などとやりとりした。
密室でのひととき。
車の中というのは、昔から音楽を考えるのにとても好ましい空間。
視界がよく、密室。という条件が素晴らしい。
走っているときはさらに低音のリズムがあるし景色が変わる。
  
京都、町田のライブももちろん、楽しかった。
自分のソロのライブも気持ちよくできたし、全体の雰囲気がよかった。
それはツアーを仕切るSweet Dreamsの福田さんのなせる業だろうと思う。
タラに教えて町田で一緒に歌った「蘇州夜曲」は、
実は冬の間、いろんな場所で、いろんなバージョンで録音を試みた曲で、
その際には、京都のカフェ、ザンパノさんにもほんとにお世話になった。
夜中じゅうお店を使わせてもらって、完成しなかったが朝方、
一緒に京大に馬を見に行った。あれは2月か。
ようやく春が来て、「蘇州夜曲」はまさに今の歌。という感じで花開いて、
タラも気に入ってくれてよかった。
作曲された服部良一氏が「最も好きな曲」と言ったという説もある。

挙げきらないが、スタッフはもちろんだが、いろんな方のお世話になっている。
 
いろいろ書きとめておきたいことが山くずれしそうなほどあるが、
とりあえず、いろいろ告知しそびれていることもたくさんあります。
 
数日うちにライブやinfoにも情報があがると思いますが、
GWはライブがいろいろあります。
今週は、25日、エディット・ピアフをモデルにした映画の上映の前にライブをやるという企画。
この映画がよかった話は、colmnの「つれづれにかvol.21」を読んでみて下さいね。
そして、26日には、DJ BAKUさん主催のフェスに渋谷毅さんと共演します。
くわしくはこちらのオフィシャル・マイスペースをどうぞ!
5月3日はウリチパン群のリリースパーティ。この日はソロでの出演。
5月5日岡山ジョンブルホール、6日香川の丸亀美術館内のカフェもソロ。洋服ブランドのジョンブルさんの企画によんで頂いております。
5月11日は高知の竹林寺さんへ。高知は初めてなのでとても楽しみ!
  
そして、5月7日には、にかさやのドキュメンタリー映画、『Harmonies』が
いよいよDVDで発売です!
これに対する思いは、infoのところにつらつら書いちゃったので、そちらをよかったら読んでみて下さい。
 
今年はライブを控えるつもりが、5月はなぜかたくさん。たまにはいいか。
新聞は、毎日、困ったニュースが並んでいて、
「私は一体何をすべきなのか」とぶつぶつ言ってたら、
母に「自意識が強いんじゃね」と鼻で笑われた。「自分に何か出来ると思っとるんじゃね」
何も出来やしないのだけどね。
考える暇もないけれど、なんか「忙しい忙しい」と言う後味は、むなしい。
やっぱり、どうにかして心の余裕を持ちたい。
紙や水を必要以上に消費するのや、包装ゴミが多いのはやっぱりどうしても気分が悪い。
「私が」気をつかってみても、企業の人たちがやめてくれないと塵ほどにもならないのだけど
でもねえ。私は何も考えなくてもいいというわけでもないよねえ。
こないだ「SCRAP」というフリーペーパーを京都のスタジオのエレベーター前にて見かけ、
一緒にいたエンジニアの東君が手に取り、帰りの新幹線でどうぞと渡され、読んでたら、
オトナチックラジオでお世話になった加藤君が編集長だった。奇遇にも自分の写真も載っていた。
その中で、ヨーロッパ企画のマネージャーさんが、“手帳の使い方のコツ”の中で書いてたことを今思い出した。まず、「重要で急ぎの仕事」からやって、その後つい「重要ではないが急ぎの仕事」をしてしまいそうになるが、それをぐっとこらえて「重要で急がない仕事」を折り込んでいく、という話。
それにすごく共感した。
そうやって私は「重要ではないが急ぎの仕事」がズンズン遅れていくというパタンだが。
「重要で急ぎの仕事」さえ遅れているかもしれない。ここで結局、なにが重要なのかの見極めが、つまり「わたしは何をするべきか」と繋がるのだが。
仕事をきちんとこなすことも重要だが、もっと見なければならないことがありそうな。
ちなみにSCRAPは「もうちょっとだけちゃんとしたい人のための手帳特集」でした。
 
そんなこんな仕事に手を着ける前に、新聞に載ってた漢字クイズを珍しくやってみてたら、
「だらく」の「だ」という字って、意外にも書いたことなかったみたいで、
何回も練習してみるが、なかなか憶えれなかった。が、一晩寝たら、憶えてるっぽい。
「たんらくてき」「はやわざ」の書き取りも、まんまと間違えてた。
この10年以上、ずっと「うで」という漢字がいっつも出てこなくて
「腰」とか「腹」とかしかでてこなくて、「またか!私は、どうしてなんだ!」と落胆していたが、
ようやく、歌詞の中に入れたことで、憶えられそうだ。
先週、6年ぶりくらいに、作詞作曲ともかいた新曲ができて、とても気分がいい。
 
タクシーの運転手さんに言われた。「お客さん広島ですか?“じゃけえ”がでましたよ。」
 
追記:
タラ・ジェーン・オニールの、日本では初となる本格的な個展が、広尾のユニバーサル・マージナル・ハイツというギャラリーで今月27日まで開催されています。ぜひ行ってみてください!

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2008.03.27

タラの画像と、かあちゃんといっしょ

3/30と4/5にライブで一緒にやるタラジェーンオニールとジェフ・ソールの動画が
企画・主催のSweet Dreamsのブログにアップされていたので見てみて下さい。

アコギのタラ

エレキのタラ

おうちのジェフ・ソール

アコギのタラははじめて見たけど、よいなあ!今回はどんなセットでしょうか。
ジェフもなんだか面白そうです!
私はどうでも、この二組を見に来てください。京都アバンギルドです。
4/5の町田簗田寺のほうはメール予約はしめきられましたが店頭には未だあるようです。
4/5でだけご一緒するハープ弾き語りのセラフィナ・スティアの動画
注:4/5はグランドハープの演奏ではなくて、4/4に渋谷のネストだけで見れるそうです。
詳しくはSweet Dreamsのサイトで。色々素敵な情報が見られますねー。
 
ところで、素敵なコラージュもらいました。
kaachan.jpg
TVブロスで連載されていた「かあちゃんといっしょ」が最終回を向かえるそうです。
ほんとに素敵な企画で、有り難いことに私と私の母もこの中にいます。
インタビューしてくださったのはサラーム海上さん、デザインは大原大次郎さん。
どっかで復活して欲しいです。TVブロスの木下さんありがとうございます。
さっき母にこの話をしたら「あの木下さんと海上さん!」とスルリと名前が出て来てびっくりした。さすがもと教員・・・。というかお二人がめっちゃ聞き上手で、ほんとにおもろかったです。
サラーム海上さんのブログ
デザイナーの大原大次郎さんのブログ
素敵なブログです。

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2008.03.17

3月30日ライブ@京都アバンギルド withタラ

レコーディングしてました。
すっかりブログをほったらかしていて失礼しました。
ずっと出先が続いていた間に、春になっていました。
ずいぶん着るものも変わってきましたね。
この数日、久しぶりに家にいて、いろんな事に追われています。
あっち行ったりこっち行ったり、いろんな空間で
じっくりといろんな事が試せたレコーディングでした。
長いツアーをしていると、朝、目が覚めたとき、
目に入る風景が思っていた場所と違って
「ん?あれ?」となることがありますが
それは大抵、自宅に帰ってきたときか、帰国したときとか
旅の終わりにそうなるんですが、
安心感と脱力感とともにある寂しさなのか、
「あれ?まだやれるよ?」みたいな気持ちの表れなんですかね。
先月末、一時帰宅していたとき、久しぶりにそうなりました。
今回はなりませんでした。
身体が慣れたのか、やりきった感があるのか。
でもまだ終わっていません。
4年前からやりかけているカバーアルバムの制作をしてます。
まだリリース日は決まっていませんが
是非聴いて頂きたいものが録れています。
詳しいことはまた後日書きますね。
 
とりあえず、今月末、3月30日には、
久しぶりに会うタラ・ジェーン・オニールとのライブが京都であります。
タラとは2002年頃か、place called spaceの大木美佐子さんとの共演で
やはり京都の、カフェ・アンデパンダンで対バンしたのが最初、
その後、2005年かな?またタラが来日したときのツアーで、
その時は岡山ではソロで、町田では、にかさやで対バンしたんだっけな。
今回も、4月5日にはその時以来の町田の簗田寺で歌わせていただきます。
タラジェーンは、とっても線が細く、男らしく(女性です)、
エレキギターの重なりと広がりで暗い世界にどっぷり連れて行って
そんな暗い森の中から、時折差す日の光や風の美しさを思い知らされる
わたしにとってタラのライブはそんな印象。
いまのタラはどんな世界を見せてくれるのか、とても楽しみ。
わたしもタラにも伝わる演奏がしたい。
今回は一緒に録音もしてみようと話しているところ。
ジェフ・ソールさんにはまだ会ったこと無いけれど
彼のソロもとてもよいらしい。
 
こないだ3月あたま、久しぶりで弾き語りのライブをしたら
自分でもやってみてビックリしたけど、思っていたより久しぶりだったみたいで
勘が戻るのに時間がかかりました。
バンドで歌うこと、支えてもらって歌うことに身体が慣れてて、
また、弾き語りでレコーディングをしていた日々だったので、
歌い始めて、「あ、もう一回」とやりなおしてしまう癖とかがとっさにでて
いや~なんかラフ過ぎまして失礼しましたが、
ソロで歌うダイレクト感を久しぶりに味わわせてもらいました。
今度の京都のライブも、久しぶりのソロライブ第2弾、町田が第3弾。
バンドでやるのは、ほんとに歌うよろこびに溢れるけれど
ソロでやるときは音楽の楽しみって感じがする。
実験とか、試しとかいうと、やっつけな感じがするかもしれないけれど
そのスリルと、未知のものをみた瞬間の手応えが音楽の楽しみのひとつでもある。
ソロでやるときも、エンタテインメントを意識しているときとそうでないときとあって
あれとこれとそれと、そのほかも、それらはそれぞれ全部別物で、
別物だけども、どのみち同じ人間のやること。当然繋がってもいる。
なにやろう。まだ決めてないけど、直前の何かを直ぐ反映させられるところも
ソロのよさでもあると思う。
エンタテインメントじゃないかもしれないけど、大切に音に向き合おうと思います。
よかったらお耳を連れて来てください。
 
あ、あと近日中にnewsにアップされると思いますが、
先日のバンドで演奏したライブの模様が、こちらも京都エリアの情報ですが、
NHK-FMにて3月22日14:00~放送されます。
詳しくはこちら、オトナチック!ライブ
ツアーの後、さらに熟成したバンドとの、とっても楽しかったライブ@磔磔。
いや~これがまた、楽しいんですよね。嬉しいんです。なんとも。
バンドってどんどん息が合ってくるから面白いんですね。
京都近辺の方、どうぞ聴いてください。
 
このライブの前々日、バンドのベースのりしゅうくんのお店、マンティコアに遊びに行ったら
80年代の日本の素晴らしいエンタテインメント・ミュージックショーのビデオを見せられ
非常~~に勉強になりました。なんといい影響を与えてくれたことか。
エンタテインメントはやっぱり素晴らしい。そりゃずっとその世界では疲れますが、
しかしドリーミー・・・うーんと、ドローンなのもドリーミーですが、
キラキラとしたパワーで迫り来る非現実的な世界ですねエンタテインメントは。
虚像です。虚像ですが虚像とわかっているから美しい。
ドローンなのは、現実であるからキツイ。ってことか。
まいいや

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