二階堂和美 nikaido kazumi

diary

2010.04.22

堂脈vol.5を終えて

18日の堂脈vol.5にお越し下さった皆さん、ありがとうございました。
いつのどのライブも、来てくださる方々にはほんとに心からありがとうと言いたいです
でも自分で企画をすると、ほんとにその気持ちはひとしおで
なんというか、こうやってこれまで皆さんはイベントを組んで呼んでくださってたんだよなと思うと、過去のいろんなイベント全部が、非常に生々しく思い出されてくるというか
そんなことを考えるのも歳なんでしょうかね

昨年3月、地元広島で始めたこの主催イベントですが、今回は特に、通常のライブの際に一緒に行動する東京のスタッフや音響オペレーターさんとかが一切かんでなくて、ほんとに会場の横川シネマさん、ケータリングのカフェネコバコさんはじめ、地元で知り合った友人知人たちの協力、いや協力というよりは、もはや主体となって動いてくれた実感を得られた回で、フライヤー配ってくれたり、ポスター貼ってくれたり、ラジオでの宣伝やら、口コミやら、機材の調達やら、DJやら、物販やら、撮影やら、打ち上げの準備やら、ものすごいフォローしてもらった。印刷物やグッズも、地元のデザイナーさんと細かいやりとりをして仕上げてもらった。誰に頼んだらいいのか、迷っているうちにしぼんでしまうことも多いのだけど、しぼまずにやる勇気がでてきた。そして、仮にゲストのアーティストのことを知らなくても、二階堂和美に免じてか、横川シネマを信じてか、集まってきてくれるお客さんがいるっていう、それでようやくこのイベントの意味というか、役まわりというか、何でこれをやろうと思ったのか、というようなことが形で見えたような気がしてほんとうに嬉しかったです。
これまでの4回も、それは同じで、ですがろくにお礼を伝えられていなかったと思うのでごめんなさい。ここであらためてお礼を申し上げます。ほんとに、ありがとう。お客さんにも、演奏にきてくれた音楽家たちにも、スタッフにも。

今回、特にアンケートをたくさん読ませていただいて、その思いが強いのかもしれません。
いつもは感想を直接聞かせていただくことは少ないのですが、こうして読ませていただくと、予想以上に励みになるものですね。自分でも驚きます。ありがとうございます。
今後の堂脈も、いろいろ計画があがっております。ご期待下さい。

シネマダブモンクスさんとの最後のセッションが、今回のハイライトだったなと、自分では感じました。いいようのない気持ちよさへ陶酔したひとときだった。

このところ、東京やらあちこちへ引っ張り回しているピアノのみどりちゃんとは、日を追うごとに私が図々しくなってしまってあれこれわかりづらい注文を出しまくるのですが、不思議なくらい応えてくれるもんだから、これまで火をつけずにしまっておいた火種に飛び火していく感じ、それらが形になり始める手応えがあって、希望に燃えるってこういうことか、という感じがしている。

それにしても、「お客さん」のことをなんと呼んだら一番しっくり来るのだろう?
オーディエンス?の訳って「聴衆」?ってなんか、「衆」ってなんか十把一絡げ感ありすぎるし、「リスナー」ってラジオっぽいし、「観客」ってやっぱちがうし、「客」っていうとすごく金銭関係が見える感じがする。無料の時だってあるでしょう?来場者?なんかそんなに細かくわけなくても、なんかあってもいいような気がするんですけれど。「聴いてくださる方々」といちいち言わないといけないのがもどかしい。

そういえば、newsにも載っけてもらいましたが、「真夜中」にロングエッセイなるものを寄稿させていただきました。まだ現物を見てはいないのですが、3月いっぱいかけて取り組んだ結構ボリュームのある原稿です。かなり個人的なことをいろいろかかせてもらいました。恥ずかしいくらいですが、せっかくなので是非読んでいただきたいと思っています。

地元で云々、の思いとも繋がっているな。

デリバリーのセレクトCDも気に入っている。偏っているかもしれないけど、普段あんまり歌ものは聴かないのでこういう感じです。ぼんやりした昼間とかにいいかな。

あと、キッズチャンネルの「あたらしいなまえ」という歌も、かなり気に入っています。とってもいい曲なんです!4月のテーマソングなので、もうすぐ終わってしまう・・・。うちはCS見れませんが、見られる方は是非フルコーラスで聞いてください!試聴も、意外に長くは聴けますが。こちらのnewsから飛んでください。

いろいろ、すこしずつ書いていきます