にじみバンドメンバーファイル5: 黒瀬みどり

そして。ピアニスト、黒瀬みどり。
みどり岩木.jpgわたしの住む家から車で20分位のところに住んでいる、最も近くのメンバーであるとともに、場所のみならず、信頼関係としても世界中でもっとも近い音楽仲間。
2歳からピアノをはじめ、幼い頃は作曲家を目指していたらしいが、音大系の雰囲気が無理でその線から離脱して老人ホームや施設でのボランティア演奏とお酒屋さんのバイトに従事していた。現在は一児の母。ずっと広島在住。
2008年夏、母の知り合いだからということでしぶしぶ出演した、宮島トライアスロン大会前夜祭。私が入り時間に現場に着いたら、地元の和太鼓のグループが先にリハーサルをしていた。そこの大将がみどりさんを指差し、「この子はできる子じゃけえ、一緒にやったらええ」とかなり強引に言うので、じゃあ、とその日やろうと思っていた「365日のマーチ」の譜面を渡してみたら、つるつるっと弾いてくれた。おろろ?ってことで「幸せハッピー」「あなたと歩くの」のコード譜も渡してみたら、コードしか書いてなかったのにそっちもつるつるっと弾いてくれた。なんで?知らんやろこの曲?しかもその目が輝きすぎててヤバかった。瞳孔が開いたままキラキラしていた。話してみると音楽はもっぱらボランティアが多く、普段は家族の介護をしているという。ばあちゃんの介護をしていた私は妙に親近感がわいた。
その1年後、これもしぶしぶうけた地元の極小納涼祭を前に、困った困ったとほざいていたら、母が「あの時のみどりちゃんも出るよ、納涼祭でもあの子に弾いてもらったらええじゃ」と公民館のサマーコンサートのチラシを差し出した。演目に「港町十三番地」や「Top of the World」とかあった。私よりも11歳も若いのに、なんでそんな古い曲を知っているんだろうと思いながら見に行ったらすごくよかったのでその場で口説いて、その後に続く。

みどり立誠.jpg彼女がいなかったら『にじみ』はなかった。彼女の存在が、私に火をつけた。

レコーディングの段取り開始と同時期に妊娠が発覚、お腹の子とともに着手記念ライブやレコーディングをこなし、マスタリングの翌日に予定日よりも半月も早く出産。産後、彼女と赤ちゃんが落ち着くのを待って、ようやくスタートするこの"にじみの旅"なのです。

posted by Nika | 2011.10.13 01:36

にじみバンド メンバーファイル4:山村誠一

続いては、にじみのバンドのバンマス、山村誠一さん。
ベンチの山村さん02.jpgスチールパン奏者としても、パーカッション奏者としても一流。「PUSH DOWN」ではサックスも吹いてもらっている。楽器演奏がマルチなだけではなく、ツアーの仕切りも、おいしいご飯屋へのいざないも抜群にうまい。
ソロでの演奏活動の他、Rustic pans、NATIONAL JAM'S、さえずりな夜、また、わたしもアルバムに参加させてもらった40人超え大編成のワンハーツ・スチール・オーケストラなどなど、数々のグループを主宰として率いるリーダーでもあり、CMジングルやテレビ番組のテーマソング、著名な方々のバンドメンバーなど、サポートされてるものをあげれば枚挙にいとまがないほどたくさんの演奏活動をされている。また小、中、高での学校公演や、大阪、兵庫、高知とそれぞれにスチールパンの教室を持って演奏者を育てることにも力を注いでいたり、まさに音楽で生きているし、音楽に生きておられる人。大阪在住にしてこれだけの幅広い活動を成し遂げていることは、簡単なことではない。

誠一さんニカイラスト.jpgこんなベテランと私とは、普通だったらなかなか接触しないところだが、出会いは沖縄、"アサイラム"の2008年へ出演した際。那覇空港へたくさんのミュージシャンが続々と集まる中、ひときわ目立つアフロヘアー(天然パーマ)のコロコロしたキャラっぽい人、どう見てもおもしろい音楽を奏でそうなミュージシャン。主催者の方に紹介してもらって知り合いに。バンバンバザールのゲストミュージシャンとして出演されていたのが、もうすばらしく楽しく、すばらしくうまい演奏。うわー!これがプロの音楽家かー、と思った。直後、楽屋で名刺交換ならぬCD交換をし、それからの縁。

山村さん03.jpgにじみのアルバム自体は、参加してもらっている曲は多くはない。けれど、参加してもらっていない曲にも鶴の一声をたくさんたくさんもらった。アルバムを作るにあたり、当初は私が個々の方々に声をかけ、曲ごとに点在していたものを、「バンドにしましょや」とまとめてくれたバンドマスター。山村さんのその一声がなかったら、このアルバムは決して現状のようにまとまってはいなかった。アルバムを一つのバンドでアレンジするのはまさに私の理想の形だった。図らずも自然な流れで新しいバンドが生まれ、そのバンドとともにこのアルバムを作れた。願ってもなかなかできずにいたことが叶った。
今回の"にじみの旅"も、山村さんの馴染みで紹介してもらったお店が多い。こういう形のツアーになったのも山村さん流に習った。アルバムでは参加してもらっていない曲も、ライブでは一緒に盛り上げてもらいます!
今年のアサイラムへ、ひとつのバンドとして行けることは感慨深い。

出演直前のバンドのかけごえは、山村さんの「にじみましょっ」。
こういうの、したことなかった。人生初体験。
感動的な体験をさせてもらっています。

posted by Nika | 2011.10.13 00:27

にじみバンド メンバーファイル3:ガンジー

明日の初日に合わせ、連投します!
続きまして、大穂とのCINEMA dub MONKSの相方、ガンジーさん。

を閉めてくださいガンジー.jpg大阪出身、沖縄在住のコントラバス奏者。身分証明書がこれしかないということで、いつもパスポートを持ち歩いている。CINEMA dub MONKSとしての活動の他、沖縄のバンドelement of the momentのメンバーでもあったり、普段は"ガンジー西垣"として、ジャズ・ミュージシャンとして夜な夜なベースを弾いたりしているはずだったが、この数年はあちこちに呼ばれてほとんど沖縄にいない状態。

ガンジーさん01.jpgガンジーさんと出会ったのは、わたしがCINEMA dub MONKSの「永遠と一日」に感動して(曽我大穂の紹介の項をご参照ください)、地元広島で主催しているイベント"堂脈"へ呼ばせてもらった時。このときのリハーサルを聞きながら、客席で一緒に座ってみていたみどりさんに「この人にベースを弾いてもらおうと思ってるんだけど、どう?」と尋ねていた。まだ一緒に音も出していなかった時だったが、この人に頼むしかないなあと思った。
始めてスタジオに入った時、渡した曲の歌詞をみて、この人はどうだよねこうだよねといちいち味わってくれたのが新鮮だった。みどりさんがやはりそうだが、案外そういう人は少ない。久しぶりに曲を書き、自信のない頃のこと、そういう反応は嬉しかった。さすが大穂が物語をつくる音楽の相方に選んでいるだけある、と思った。
『にじみ』では、みどりさんの次に最多出場。レコーディングに立ち会ってくれた時間でいえば、私とエンジニアチームの次に長い。テイク違いでどっちにしようか迷っている際にも付き合ってなんじゃかんじゃ言ってくれた。前歯がないのと、笑いながらしゃべるので、実は言っていることの半分くらいは聞き取れていないが、今のところあまり問題はない。

下は、先日、宮島フェスタデラマの際の、山村さんによる記録写真。
ガンジーと鹿20110917.jpg
鹿と山羊? 鹿とダライラマ?

posted by Nika | 2011.10.12 21:54

にじみバンド メンバーファイル2:曽我大穂

ちょっとあいだ空いてすみません。
お次ぎはフルート、ハープ、ピアニカ、テープレコーダー、などなどの曽我大穂。

ダイホ.jpgガンジーさんとCinema dub Monksというユニットを中心に活動しつつ、ソロとしても、ハナレグミのサポートや、いろんな人とのセッションもやっている。
「男はつらいよ」好き。ダブモンクスをはじめた頃は沖縄に長く住んできたらしいが、若い頃から旅癖があるようで、スペインにも半年くらい住んでいたりもして、現在は東京浅草在住。奈良出身。
大穂のことは出会う何年か前から、共通の友人であるmama!milkの恒輔さんから、親愛詰まりまくりの「アホの大穂」として話を聞かされていたので、私はもう、mama!milkのお二人がおつきあいをしている人に間違いはないという定説をもっているもんから、はじめて会ったときに「あなたがアホの大穂くんですね!」と最大限オープンマインドな挨拶をしたら、ちょっと怪訝そうな顔をされ、あ、そりゃあそうか、失敗したと思ったが、数時間後ステージで犬の鳴き真似合戦のような演奏をしたら打解けることができた、とそんな出会い。
CdM堂脈.jpgそれから半年くらい経って、シネマ・ダブ・モンクスの「永遠と一日」というアルバムを聴いた。ちょうどその時わたしには、書きたいがなかなか書けずにいた手紙があった。ペンを進めるのにふさわしい音楽はないかと自分のCDの棚を見渡し、いくつかをかけてみたが全然だめだった。
eien_line.jpgそんなときこのアルバムをかけてみたら、驚くほどぴたりときた。ああ、わたしが欲しかったのはまさにこんな音楽だった、と。音楽かどうかわからないが、いまこの現状から連れ立ってくれる手助け。シネマ・ダブ・モンクスは、物語を見せるインストユニット。自身のレーベル名も「Monogatari」だ。すごい。ロマンチックすぎないか、と一見ビックリするが、彼と話していると自然と話が飛躍して続いていくのは、その世界に連れ出されているということなのだろう。

『にじみ』への参加は、当初「女はつらいよ」をみどりさんとガンジーさんとトリオでやってみたときに、これはフルートがほしいね、じゃあ大穂にやってもらおう!ということで声をかけたのだったが、アルバム一発目の音が大穂の吹くベースピアニカとなるほどに、結局他にも多くの曲で参加してもらった。かっこいい音楽をやっているかっこいい人のはずなのに、「説教節」とかで笛を吹かせていて、ダブモンクスのファンに怒られそうだと思いながら、大穂のそもそもの和物好きの資質を見込んでにじみバンドに巻き沿いにしています。

彼が今どこにいるのか、最新情報は大穂のブログかツイッターで。

posted by Nika | 2011.10.12 20:55

にじみバンド メンバーファイル1:まるむし

まずは一番古い付き合いのこの人。まるむし。
まるむし011.jpg
大阪在住。バイオリニスト。赤犬、みにまむす等で活動。作曲、アレンジもいい仕事をする。NHK教育の「ストレッチマン」では"遊び楽団みにまむす"として出演中。
実は某大手電機メーカーのエンジニアで、課長さんでもある。ので土日しか動けない。そんな中でこんだけあほなことをしている頼もしい同志。

101029sman1.jpgのサムネール画像まるちゃんと始めて会ったのは、2005年くらいかな?渋谷クアトロであった赤犬のイベントに呼んでもらったのが最初。わたしの演奏の直後、物販に走って買いにきてくれたのがまるむしくんだった。

以後、彼と二人でやったライブ音源をCDRで限定販売したこともあるし、
『くるり鶏びゅ〜と』での「宿はなし」も彼とのデュオで録音した。
何かっていうと「あ、まるちゃんとやろう」ってなるミュージシャンで友人。

一昨年も、地元の体育館で市民のためのコンサートをしてくれと地元のおばちゃんたちに頼まれたとき、助けて!みにまむす!と呼んだら参上してくれた。

まるさん02.jpgのサムネール画像ポップス、歌謡曲、アイドル系のアレンジにおいては特に、いわずもがなの演奏をくれる。
「いつのまにやら現在でした」や「お別れの時」の前奏のフレーズは、彼に弾いてもらいたいと思って作った。
「Blue Moon」は好きなように弾いてもらった。フランスのオカマみたいなムードたっぷりのソロに、レコーディング中、良すぎて何度も吐きそうになってた。おえーっともだえるくらい迫りくる情感。
そして「めざめの歌」。

この写真のような顔つきでいつもにやーっとこっちを見ながら絡んでくる。
歌と一番近いところにいてくれる音。

"にじみの旅" 全国一覧詳細こちら

みにまむすライブ

posted by Nika | 2011.10.07 00:57

にじみバンドのメンバー紹介をはじめます!

さて!!
いよいよ、"にじみの旅"まで一週間を切りました!
7月6日の発売からまだまだと思っていましたが、

発売翌日、動員数でいえば武道館を超えたほぼ日刊イトイ新聞さんでのユースト、
梅田/新宿でのインストア、
ふちがみとふなとさんとの6年ぶりのツーマン、
バンクーバーでのにかさや、
8年ぶりのアメリカツアー(スイートドリームスの福田さんの日記)、
その前の日本でのタラジェーンとのツアー(同に上じ)、
東京最スカムと思われる算数塾、
波の音にミュートされながらの海の家ブルームーン、
半年ぶりの再会が当日のリハだったにじみバンドでのNHKふれあいホール、
広島代表を勝手に背負って参加したプロジェクトFUKUSHIMA、
このへんはカクバリズムの社長の日記
台風直撃の京都立誠小(libraryにライブ映像有)、
私の出演時だけ晴れて晴れ女説を打ち立てたフェスタデラマ、
翌日の地元での敬老会をはさんで、
2日前の晴れ女説をバッサリ覆す豪雨に見舞われたスチャダラそれぞれの秋、
このへんのこともカクバリズムのとこに写真とともに
そして秋空の展望デッキで43人のスチールパンオーケストラをバックに歌った伊丹空港。

それぞれいちいち書きたいんじゃがのう・・・

気づけば"にじみの旅"がすぐそこ
明後日名古屋へ旅立てば、そのまま宇都宮までの旅。

"にじみの旅"のポスターやフライヤー、どこかで手に取ってもらえましたか?

nijimi_flyer.jpg「お別れの時」のPVに引き続き、坂本渉太画伯によるメンバーのキャライラスト!
ヤバい!!
ここでは実写ですが、にかキャラもほんとはいますから、
ライブ会場のグッズ売り場にてご対面くださいね!

いろいろご用意しております。
構想はあれど、間に合わなかったものもありますが

その分のこぼれネタを当ダイアリーにてつらつらと公開していこうと思います。
というわけで、
昨晩各地を共に訪れるメンバーを特設ページの一覧にあげましたが、
まずは、彼らの紹介を順にさせてもらいたいと思います。

初日までに紹介しきるかなー。今晩からはじめます(希望的予定)

上記の日記は旅の途中に。今年中に・・・(希望と目標)

posted by Nika | 2011.10.06 11:17
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