尾道で

CINEMA dub MONKSのお二人に会いに、先週末尾道に行った。
Paraisoでのライブ、最高だった。ほんとに素晴らしかった。
1時間ばかりだったが、こんないい音楽に身を浸けた時間を過ごせて幸せだった。
Paraisoの深煎珈琲もめちゃめちゃおいしかった。
なんかお酒みたいというか、果実酒というか、実をしぼった感じのカラフルな珈琲だった。
一泊二日、はじめて尾道を味わった。れいこう堂さんにも始めて行けた。
帰り、終電に乗ったら、寝過ごして終点まで行ってしまった。

尾道といえば広島でも人気の町、今朝もNHKの番組で紹介されていた。
でもほとんどゆっくり行ったことがなかった。
2006年の「Lovers Rock」のPVロケ地ではあるが、人目を気にしないようにと思って歩いている時は全く何も目に入っていなかった。
ただ、監督の島田大介さんが、ものすごい忙しいはずなのに、たかが1時間程度の打ち合わせのために広島まで日帰りで来てくれた感動は鮮明に憶えている。

今回の尾道は、CdMのライブを見たいというのももちろんありつつ、もうひとつの目的は、私の新曲のセッションのため。「こんな曲なんだけど・・・」と言って歌ってみせながら、徐々に音を合わせてもらっていくあの感じ。
元々のイメージを追いかけたり、まったく予想外のものが出てきたのを拾ったり。
音楽やっていて一番好きな時間。
Paraisoさん、ありがとう。
アルバムにむけ、ライブにむけ。
毎日自分の曲のことを考えさせてもらっている贅沢なこのごろ。
出来ることならば今度のワンマンは全新曲にしたいという気持ちではありますが
どこまでいけるか。

posted by Nika | 2010.11.18 16:15

一緒に歩くよ

写真は藤井よしえの38回目の誕生日 よしえの自宅にて
いつどんなタイミングで会いにいったらいいのか機会をうかがっていたが、我ながら突如名案を思いつき、救済コンピの発売日ということで知った彼女の誕生日、おそらく友人が集まるに違いないと、ボギーに尋ねると案の定、招待もされていないのに突然おしかけた。2010年9月3日。これがこの世で彼女と会った最後となった。

そのひと月後、彼女から手紙をもらった
私が渡した手紙とコンピのカバー曲への返事のつもりだったのだろう
私はこの手紙のお礼を伝えられないままだった
その中でもまた、こっちのことを励ましてくれ続けた
この期におよんでまで
会ったときも、後のことばかり気にしていた
保険に入れとみんなに言ってた
訃報を聞いた朝、私は彼女の言いつけを思い返し、保険の資料を検討していた

私が選んだnoumi yoshieのカバー曲「sweet wind」は
原曲は英語詞のみで、ブックレットに訳詞が載っていた
英語の言い回しを少し変えさせてもらったのと(大城真くんに相談にのってもらいましたありがとう)、
最後を「歩くよ」と歌ったのは私の勝手な加筆だ
音楽家としても僧侶としても、何もしてあげられなかったが
そこへ、ささやかなメッセージを込めた
私に出来ることは何だったのか
せめて、この曲を聴いてくれて、彼女が少し安心してくれたら、と思った
彼女の娘、家族、友人たちへ、彼女が伝えたい気持ち
それはこの曲に、ちゃんと歌われている
彼女自身の言葉によって 彼女自身の歌によって
作ったときは、こんな日がくるなんて想像もしてなかった思うけど
今、残された私たちへ、よしえからのメッセージのように思えてくるので
彼女の歌詞と、彼女からの手紙を、書き写させてもらうことにする
よしえちゃん、返事かかんとってから、今さら勝手にごめんよ。
________________________________

Dear:ニカイドさん
やっと手紙がかけています。
9/3はすごいサプライズを本当にありがとう。びっくりしすぎていっしゅん声がでなかった(笑)
トリビュート 何度もきいてますが、ニカイドさんなんであたしの気持ちわかるの?てくらいです。感動しました。何度も言ってますが あたしがソロをはじめたあこがれの存在はニカイドさんです。だからカバーしてもらえる、こんな日がくるなんて、原因がなんであれ素直によろこぼっと思っています。ありがとう。
あと、病気のことですが、このままいくと、あと あたしの命は短いと3ヶ月です。最近はやはりだいぶ弱ってきて、ちょっと歩くのもしんどくなってきたり、はんぱない出血量だったり、なかなか思ったようにならない日も多いけど、その中でも少しずつだけど 新しいアルバムを作っていたり、ライブをしたりしているよ。アルバムはまにあわせたいなぁと思っているよ。今しか作れないもの残したいなあって。
あたしは、ニカイドさんに一生歌手でいてほしいよ。
あたしはニカイドさんに こんなにえいきょううけて感動もらったから、もっともっとたくさんの人がきっとニカイドさんに感動もらえて、うたったりするんだよ。きっと。
そんでもって、ニカイドさんの坊主の仕事も 人助けできる仕事でかっこいいって思う。仕事って人のためにならんといかんよねって心から思います。
あと、ニカイドさんわかってくれてると思うけど、わたしはわたしの今の現状をかわいそうとは思ってません。受け入れたし、いい人生だったと思えます。でも、一日でも長くじゅみょうが続くように努力はしようと思います。がんばるね。11/23の対バン、楽しみにしているよ。特別な対バンだよ。福岡でまっているね。ではでは最高の誕生日プレゼントでした。 FROM:よしえ
________________________________

「Sweet Wind」

I'll play, make a good time
I'll hope want you to miss me
I'll play, make a good song
I'll hope you need me

tu tu tu happy time
tu tu tu walk with you
tu tu tu every day

tu tu tu happy my day
tu tu tu walk with you
tu tu tu all the time

素敵な時間を作るよ
私がいないと 恋しいと思ってほしい
素敵な歌を作るよ
私を必要としてほしい

幸せな時
一緒に歩きたい
一緒に歩きたい
毎日ね
一緒に歩きたい
一緒に歩くよ
一緒に歩くよ
一緒に歩くよ
一緒に歩くよ
一緒に歩くよ
毎日ね

「sweet wind」試聴・配信/OTOTOY
noumi yoshie オリジナル 配信/OTOTOY


よしえ20100903.jpg

2010.09.03

posted by Nika | 2010.11.09 16:05

11月7日未明

よしえが息を引き取った
とさっき知らせを受けた
今からひとりで仏前にて勤行する
よしえちゃん おつかれさまだったね
よくがんばった えらい よしえはえらい
ものすごい響いてます
これからもずっと
ありがとう
すっごい ありがとう

posted by Nika | 2010.11.07 11:35

歌謡ショー〜意見書〜新しいアルバム〜布教デビュー

冷えますね。先週からダウンコートを出しました。
一昨日、通夜布教というのが広島の真宗学寮という昨年在籍していた仏教の道場みたいなところであって、深夜の3時頃に20分ばかりの法話をしました。法話というのは、仏教の話。法というのは教えのこと。通夜布教というのは、夜を通して仏法の話を聴くということ。いわゆるオールナイトイベント。昨朝のこれが私の布教デビューでした。
また、告知もしないままでしたが、こないだの10月22日@大阪ベアースのライブでは、実は目下制作中のニューアルバムに参加いただくベーシストの、ガンジー西垣さん(cinema dub MONKS)と一緒に演奏させてもらいました。その日の昼間に初めて一緒にリハーサルスタジオに入ってもらって、アルバム収録曲の初お手合わせをし、その足でそのままライブにも出てもらった。なんか久しぶりのベアーズで、最初意外とアウェー感あったけれど、すごく気楽にぺらぺらぺらぺら調子に乗ってしゃべりながらやらせてもらって、ガンジーさんという頼もしい相方を得、楽しい日だった。そのぺらぺらの中で「そろそろ布教してやる」と適当なことを言ってたら3日後に上記のオファーを受け、まるで聴こえてたのか、だれかがチクったのか、と思うような縁だった。
その時、赤松ちゃんに見せてもらった、DODDODOがTRASH UPという雑誌に連載しているという漫画がすごくよくて、やっぱりDODDODOは天才かもなあと思った。

そのベアーズの前日は、zepp大阪でのハナレグミのライブに遊びにいかせてもらった。ガンジーさんや曽我大穂くん、おおはた雄一くんなど知った方にまぎれて、永積くんとは初めてお会いしたんではありましたが、なぜかなんか前から知ってるような感じがした。割り箸の箸袋で永積くんのハナレ目度合いを基準に、そこにいたメンツのハナレ距離を測ると私がぴったりハナレグミだったからかもしれない。歌が上手だった。あの広さの会場で、マイク一本で2人で弾き語りするやり方、照明器具による狭いハコっぽいステージ作りなど、感心すること多かった。こんど私がそういうことをやっていたら、ハナレグミの真似です。
26日には、渋谷毅さんが広島に来られたので、みどりさんを連れて見に行った。当日昼間「今日きたときちょっと歌いませんか。譜面持ってきて!」といわれ、「つるべおとし」と「レールのその向こう」を歌わせてもらった。渋谷さんのピアノで歌わせていただくのはいつぶりだったろう。少なくとも2年は前だ。神戸のビッグアップルでできて間もない「めざめの歌」をピアノバージョンでやってもらった覚えがある。でもその後に一度、やはり深夜にアケタの店へ渋谷さんのソロを聴きにいったとき、せっかくだから歌って、とその2曲をやったことがあった。あれはいつだったか。ともかく久しぶりに聴いた渋谷さんのピアノは、素晴らしかった。もう最初の一音から、わあ、と耳がよろこんだ。前よりあんまり酔ってなくみえた。やっぱりいいのだ。客観的に聴くというのはいいものだ。
さらに遡り、10月16日のさくらぴあでのライブはクラシック向けの音楽ホールでセットリストの半分は懐メロでお送りしました。なんだっけこれ?誰だっけ私?と頭をよぎらないでもなかったが、嫌いでもないこの感じ。その前日には、隣の大ホールにて二葉百合子さんのさよなら公演が行われていた。テレビで聴いてもあれだけうまい方は、生で聴いたらさぞかしうまかったろう。聴いてみたかったが完売だった。80歳を機に「元気で歌える今こそが自らの幕を降ろす時期である」と引退される。
そのさくらぴあの前々日に、ここで上関原発反対広告のための呼びかけを書かせてもらった。おかげさまで、目標額を達成し、広告を出すことが出来たそうです。ご協力いただいた方々、ありがとうございました。
広島・上関リンク
そのニュースに勢いづいて、山口県知事に意見書を送った。その文を恥ずかしながらここに載せようと思い「はじめての意見書」とブログタイトルをあげつつも、あまりにも稚拙すぎるので保留しているうち、本日、第一線のジャーナリストさん方の声明文が発表されていることを知り、あ、載せるならこっちだ、と思って、さきほどNEWSに転載させていただきました。是非読んで頂いて、賛同、転送してほしいです。よろしくお願いします。
数日前のテレビニュースで、菅総理が外国に原発を売りつけているのを見て、またがっくりきてしまったけれど、あきらめられない。今日は映画「みつばちの羽音と地球の回転」を横川シネマに今一度見に行ってきた。映画ではスウェーデンでの、自然エネルギーへの取り組みが具体的に紹介されている。政府に、原発ではなく、あたらしいエネルギーの研究にどうにかして切り替えてもらいたいと切に願います。

10月18日付で山口県知事宛に送った、稚拙すぎる私の文章も恥さらしに一応載せておきます。布教もライブも、恥をしのんで出していきながら、成長できればと思います。
_____________________
山口県知事殿

はじめてご意見申し上げます。上関の原子力発電所の計画の見直しをお願いいたしたく存じます。なにはともあれ、現在の中国電力の田ノ浦での作業の一旦停止を早急に申し付けてくださいますよう、強くお願い申し上げます。今日にでも、明日にでも、まずは一旦停止を、是が非でもお願いいたします。
自然破壊について、また核廃棄物の危険性について、中国電力側と建設に反対されてる方々との言い分が違いすぎます。このままでは、問題の解決は望めないように見受けられます。
県で、独自の調査をしていただけないでしょうか。第三者的な視点が必要だと思われます。電力会社の調査報告を鵜呑みにせず、反対派の意見に真摯に向き合っていただきたいです。原発の建設によって自然破壊がおきることはあまりにも明白です。隣県の県民として、また多くの年月を山口県で過ごしたひとりとして、山口県がこの貴重な美しい海を、アピールする代わりに、むやみに破壊されようとしている現状に無関心であることは、非常にもどかしく、悔しくてなりません。
今の祝島のみなさんの身体を張った阻止行動を、これ以上続けさせないためには、県がいったん中国電力に、作業の停止を申し付けてくださるしか無いと思います。30年も前の古い建設計画です。見直されないことのほうが問題だと思います。このまま押し進めることはどう考えても理解できません。どうか、今一度、代替エネルギーの研究や省エネ対策など、計画の抜本的見直しを強くお願いいたします。
どうか、未来の子どもたちのために、筋の通った大人の姿を見せていただけますよう、知事に切にお願い申し上げます。

二階堂和美(広島県在住)

posted by Nika | 2010.11.05 00:26
Pagetop ▲