秘蔵映像

うける!こないだの祝島でのライブの様子が編集済みでYOUTUBEにアップされてる。
見ながら、あの日の笑いがいくらでも復活してきて笑える なんじゃこりゃ あーおかしい

WEBをつくってくれてるいのっちが教えてくれました。libraryにも貼ってもらいますが
とりあえず、こちらからどうぞ! 楽しい餅巻きの様子も見れます
祝島島民の会blog
もう、こうして写真に写っているおばちゃんをみて、ああ、ゆみちゃんや、とかわかるようになってしまった。既に情がうつっている。「平和」ってこうやって情を移して戦争する気がなくなる状態をキープすることじゃろうとかこどもみたいな発想しかできませんが
今朝の新聞を見れば、オバマ氏の平和賞の演説に関連して、核廃絶の言葉の裏には自国を守る意味合いしかない、核の恐ろしさとかを思ってのことではないところに注意がいる、とかなんとかの社説やら見解が載ってまして、ああそういう見方ができるのかと
わたしなんかはあほなので、ものごとの裏まで読めませんが 深読みしないで信じる力っていうのが一番強いんじゃあないかしら それが時々悪い方に働くこともあるだろうけれど、いいように働いたらいいんじゃあないかしら いいように働くためには私は情がうつるってことが重要な気もする 情を移すとかは、仏教では執着であり煩悩であり、悪いこととされていますが、浄土真宗ではそんな煩悩ひっくるめて全部受け入れてくれるのが阿弥陀仏と説いてあって、別に阿弥陀仏が実在するかとか信じるかとかいう話ではなくて、おーなるほど、と私が思えたら、それを考え出してくれた道順が既に情にあふれていると思うわけで、そしたらそんなんよくもまあ一生懸命考えてくれたもんだわ、と思ってありがたく思える、と私の受け止め方はいまんとこはまあそんな感じなんだ~(サニーデイサービス)です。こうやってそのフレーズをいおうとしたときにふっと重なって出てくる歌ってすばらしいですね

さてあしたは、その祝島のみなさんががんばって反対活動し続けているのに触発された広島のカフェや映画館やレコード店やいろんなお店の人たちが、少しでも盛り上げようと企画されたNO NUKES RELAYのイベントです。広島の人にとっては、おっちゃんおばちゃんに"情を移して"だけではない理由があって、山口県のその島に建てられようとしている原子力発電所は、主に広島県の電気をまかなうためというではないか。そんなん申しわけなさすぎます。だけじゃない、もし事故起きたら、私は被害を受ける圏内に住んでいる。核は、爆弾は言わずもがな、平和利用だってしない方がいいはず。とにかくなくなったほうがいい。電気が足りないなら別の方法を考えた方がいい。27年前に計画されたときには思いつかなかったような方法が現代には必ずある。ここ上関に限らず、全国、世界中の原発建設が中止されることを願って、実現させたいと私は思います。是非全国の皆さんもご協力お願いしたいです。今日はちょっと強く出てみました。
署名用紙はプリントアウトできます。PDF
全国署名の詳細
もし集めてくださった用紙をライブの時にでも私のスタッフに渡してくれたら、
私が責任持って渡します。2010年3月31日に提出だからその前までに。

posted by Nika | 2009.12.12 02:14

イエイ!イエイ!オー!

前の日記の追記です。

気づいたことがありました。
原発反対デモの様子はまさにイズミちゃんのレポの通りですが、もうひとつ。
そのかけ声、「エイ、エイ、オー」の、最初の「エイ、」を聞いたとき「イエイ!」だと思って耳を疑った。「美しい海を守ろ~う!イエイ!」とな?!なんてしゃれたコール・アンド・レスポンス!と思ったら、「エイエイオー」だったわけですが、なるほど、ついライブのかけ声で「イエイ!」って言ってしまう血は、ここに素養があったのだ!と深く納得したのでした。


ところで、このところ一時的にボリュームのある読み物が続く感がありますが・・・
Daily Vitaminsのインタビューも、どうぞおヒマの時に読んでみてくださると嬉しいです。


でも、こないだ、金沢の古本屋あうん堂の店主、本多さんが書いていた、

「アーティストを知るにはその作品(ミュージシャンならば「ライブ」)を見てからだとしみじみ思って映画館を出る。」

と。THIS IS ITを見に行かれた感想として。
だから、
私の稚文など無理に読まなくてもいいのです。
という話。

posted by Nika | 2009.12.04 03:15

鉄は熱いうちに打て

iwaishima_live_091130.jpg夏に、近所のおっちゃんたちが家におしかけてきて納涼祭の出演依頼のあった話を書いたが、あれは結果大盛りあがりで、最後のおっちゃん挨拶では「後援会を発足させようじゃありませんか!」となったり、翌週自治会長さんから、私の紹介文を回覧板でまわしたいから、これでいいか?と原稿を見せに来られたり、それはそれは結構な評判で、戸惑うところももちろんあるにはあったけれども、しかし私はこのことで、なにかつっかえていた板のようなものが、ひとつ突破されたような、すがすがしさを身に感じていた。

人に喜んでもらうことを自らの喜びとすることに、一度挫折を感じていた私は、そこから逃げすぎていたのかもしれない。やっぱり喜んでもらえるっていうのは、こちらの力になる。力をもらったら、それをまたお返ししたくなる。

その時の手応えが、今回の島慰問へと繋がった。

島行ってよかった。とっても楽しかった。大盛り上がりだった。そういう人らのはずだ、と思ったから「行こう」と決意したのではあったが、だいたい何でも、ショックを受けないように悪い方の予想も常にたてておく癖があるので、もし、島の人たちが、思っている以上にふさぎ込んでしまっていたら、私の歌などではなんの役にも立たぬ覚悟もしていた。だがそんな心配をよそに、今回は完全にいい方の予想に振り切った。ともかく風船の栓を放したような笑いの爆発力。突破されすぎてどう収集つけたらいいかわからなくて、さじを投げて、一緒にバカ笑いの渦に乗っかって、まるでクジラの噴水の上に押し上げられたような感覚だった。
思い出すだけで、ケケケ、イヒヒと笑みがこぼれるほどおもろかった。

ありがたいことに、私がレポするまでもなく、3名の方が書いてくれている。

同行してくれた、ヲルガン座のゴトウイズミさん

島出身の女の子、あっこちゃん

横川シネマ支配人の溝口さん

そもそもこの原発問題をここ最近、急に意識し始めた大きなきっかけとして、来週12日に尾道で行われるライブの出演依頼があった。このイベントは、今回一緒に行ってくれたイズミちゃんが発起人となって動き始めた「NO NUKES RELAY」の一環。そのイズミちゃんとこの経験を共有できたことが因縁深い。
あっこちゃんは、島の出身で、お父さんやお兄さんが島で先頭に立って原発をたてさせない活動をしている。島のおばちゃん、おじちゃんたちのバカ盛り上がりの様子を「恥ずかしい~!」としきりに言っていたのは、あっこちゃんにとって、そのおばちゃんたちがみんな家族同様だからなんだと思った。
先月14日、ドキュメンタリー番組を見た翌日、横川シネマへ「堂脈」の宣伝がてらに寄った際、「慰問したいと思ったわ」と口走ったのを溝口さんに拾われ、1週間を切ってからの電話で「月曜ならこんどの月曜しか空いてない」と冗談半分に言ったのを、これもそのまま拾われ、トントンと決定。
今回のガス抜き(?)ライブがこんなにもスピード決定したのは、溝さんとあっこちゃんの行動力のおかげ。あと、電話。急ぐ用事は電話。思ってもいないスピードで転がるのはたいてい電話。電話はだから怖いのだが、このスピード感が、この一件を私に、よけいに面白く感じさせているのだとも思う。ころころころと転がるおもしろさ。気持ちよさ。頼もしさ。
鉄は熱いうちに打て。

ライブは、あまりの盛り上がりに、私の声は消されたい放題。「買物ブギー」がこれほど歌い甲斐がなかったこともない。がそれは逆に新鮮だった。この異様な盛り上がりの渦の中にいて、私の声は聞こえてはいないけれど、この渦のきっかけを作っているのが自分であることは間違いないという自負。みんなが笑っている対象は、わたしの横で仮装して踊っているおばちゃんなのだが、おばちゃんは私という存在があって、あれをやれている。この責任感は、家族の中での責任感にも似ていて、表で主役を張るよりもむしろ強く感じる種のもので、もしかして私は普段歌手で前に立っているから感じる機会が少ないが、歌を支えて演奏している人、ドラムの人、ベースの人達が感じている満足感とも似ているのかもしれないと思った。

さすがに「愛燦々」の1番の歌い終わりで仮装婆が乱入してきた時は、おい~今だけはちがうやろ!て、これ古い表現で言えば「ずっこけ」たけれど、「悲しい酒」のセリフのあとに「よっ!お嬢!(美空ひばりさんがファンの間で呼ばれていた愛称)」とかけ声が飛んできたり、本物の紙テープがばんばん投げ込まれたりといったことは初めての体験であり、パロディと紙一重であっても、子どものころからものまねばかりしていた私にとって、それはそれで初めて味わう感動があった。
とにかく、今回は島のおばちゃんたちに、おそらく本来の性分であろう、ガハガハっとした明るさ全開になってもらいたかったのが目的で、それが私の思惑を遙かに超えて開いてくれたようだったので、それはもう、ほんとに本望以上のことだった。
中には、もっとじっくり聴きたかった、なんて言ってくださる方もいたり、笑いをかっさらっていったおばちゃん(たみちゃん)も、他の人に注意されたのか、終演後も翌朝も、私たちのそばに駆け寄ってきてくれ「じゃまぁして悪かったね、あがぁなぁして、いけんかった?気ぃ悪ぅした?ごめんよ!許してよ!また来てよ!」と何度も何度も気使ってくれた。いやいや、あれがよかったのです!

面白かった。心に風穴が通った。楽しんでもらおうと思って行ったのに、元気をもらったのはこちらのほうだった。
祝島日の出1.jpg

このアホなほどのユーモアと人情パワーが、電力会社を手こずらせているのだと思った。そのパワーは、地球と直に繋がっている生活から得られるものだと思った。

祝島日の出2.jpg

祝島日の出3.jpg
朝一番の船で本土に戻る私たちを、朝一番の船で新聞が届くのを待つおばちゃんたちに見送られ、日の出前の半球の空の内側で、水平な水面に滑り出した。船内では5人でトランプ遊び、朝から「神経衰弱」。そして私は帰宅後、葬儀へお勤めに行った。

posted by Nika | 2009.12.03 23:30
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