ただいま

無事帰国しております。
今回は2週間で8回飛行機に乗りました。めずらしくトラブルもなかった。
強いて言えば最後に、重量オーバーで無駄な超過料金(高すぎる)をとられたり、
うっかり手荷物に蜂蜜をもっていて没収されたり、不服な出来事はありましたが、
まあ、事故もなく、テロに疑われることもなく、(「つれづれにか44」参照)
それは喜ばしいことです。
それにしてもあの没収される物品は、どうなるのか、気になる。
没収する職員さんに「あなたにプレゼントするから、どうか捨てないで!」と思う。
でも破棄だろう。わたしが買ったがばっかりに不意になってしまったあのハチミツ達に申し訳なさすぎる。わたしがボケでごめんなさい。
現在、国際線は、液体の機内持ち込みがものすごく厳しいので、ほとんど固形のハチミツや歯磨き粉もですから、国際便に乗られる方、どうぞご注意を。

没収されたハチミツですが、マヌカハチミツといいまして、
数年前に北海道の露店でだまされたと思って購入して以来、気に入って愛用しております。
喉を痛めた時に効きます。ニュージーランド産。結構高価ですがオーストラリアのスーパーだと若干安かったのでいくつか買いだめしたのだけれど、超過料金とられたり、結局没収されたんじゃあ、日本で買った方がよかったということになります。
日本にいて買える、というのがそもそも、現代の通販はたいそう便利ですね。

ツアー中はとてものんびりしていて、こんなに疲れなかった数日間もない、というくらい。
帰ってきてからも、翌日からすぐ早起き、目が覚めて窓から見えた朝焼けがきれいだったので、もっとよく見えるところに行こうと川土手まで出たら、予想以上に寒かったので、暖まるために走ってみよう、などと普段やったこともないジョギングなんかしてしまった。コスモスがとってもきれいに咲いています。まさに満開。気持ちが移入しやすい花だ。その後NHK生放送に合わせてラジオ体操をして、本堂の縁をぞうきんがけして、正信偈をお勤めして、と気味悪いほど模範的朝の数時間を過ごしてみたりしました。ようやくしばらく家にいるので、リズムを整えたい。nikasaya_morning.jpg
7月に通っていたラジオ体操、あれはなかなか癖になる気持ちよさで、もともとスポーツは嫌いだけど、体操はダンスに似ていて楽しい。
メルボルンでも滞在先のGuyさん宅の裏庭で毎朝ラジオ体操(with口演奏)していました。
(「たかしんぶん」より写真拝借)
私にとって海外ツアーの醍醐味は、ホームステイかもしれない。よその国の暮らしを身近に感じられるところがとても魅力で貴重で、その後の人生にいろいろと影響を与える。そういえば世界ウルルン滞在記(数年前の)が好きだった。なるほど・ザ・ワールドも好きだった。
ちなみに、さやのブログ
人の日記を読んで、そこに自分も存在していると、ぐわっとその日の感覚がよみがえっておもしろい体験ができる。さやがあの日記を書いていたそばで、わたしは、Guyさんちにあった友沢ミミヨさんの「きのこ旅行」という漫画を暖炉のそばで読んだり、手書きの日記を書いたりしていた。こんな余裕は、旅先でしかあり得ない。さやの一台のパソコンを3人で回し使いさせてもらっていた。
そう、Guyさん主宰のChapter Musicというレーベルのイベントで、みんなが一緒に歌ってくれたにかさやの「イピヤー」。この曲の究極の完成形を見せてもらったような感じがした。一人一人の声がとっても優しかった、私もそれをのっけるための、和紙の紙漉の枠のようなイメージで、今までにないくらいソフトに。これだ、これだったんだ、と目から鱗の感動。今回のツアーのハイライトだった。ありがとう。

ところで、このあいだ書いた「この夏をふりかえる」を後から読むと、あまりにも殴り書きで、失礼しました。ほかにもたくさんたくさんある。書き残しておきたいこと。なんで書き残しておこうと思うのだろう。
まあいいや
「まあいいや」と口にしてしまって、よく父に激怒される。そういえば最近減ったな。
書きたいことを全部書いてしまおうとしたら、一日のほとんどがそれでつぶれそうだ。体験する時間が減っては本末転倒ではないか?新聞もまともに読もうと思ったら一日かかりそう。
わたしは記事も本も漫画も、すべて実際の話す速度で読むので、ものすごく遅い。
まあいいや きりがないから今日はこのへんで とりとめなくてすみません

さて、今週木曜日は、広島のちょっと山のほう、千代田という町で演奏させてもらいます。
こちら「お月見会」という、これまでに9回も続いてきたイベントだそうで
三田風月堂という、キュートすぎるくらいキュートな姉妹がやっているお菓子屋さんの、三田姉に誘いを受け、やらせていただく運びとなりました。
この三田風月堂、もとは先代がやっていた渋い名物せんべい屋さんだったようですが、今は見た目も味も輝いている洋菓子が中心。さらに感動的なのは、昔ながらの手焼きせんべいのほうも、絶やすことなく守り続けているところ。
三田姉妹とは、広島のクラブクアトロなど、ナイスなコンサートの際には必ず見かけるナイスなセンスの姉妹として広島帰省当初から知り合っていたのですが、お店へは昨秋、ニカセトラのMovie撮影の際ようやく寄らせていただき、そのたたずまいに、共感というよりは尊敬の念を抱いた。古めかしい商店街・・・とも言い難い、活気がある・・・とも言い難い、商家がならぶ古い町並みの中で、近所のお寺のおっちゃんたちとうまいこと折り合いをつけながら、営みを続けている姿は、あまりにも美しく映る。うちの近所にもあんな友がいたらほんとに嬉しいんだがと思う。
いや、そうだ、最近一人見つけたのです。そこはかとない魅力を秘めたピアニストを。今週木曜日は彼女にお伴をお願いしまして、ピアノボーカルデュオのような感じでやるつもり。今練習が非常に楽しいです。ああ、近くに音楽の友がいる喜びって、すばらしいですね。往復譜面プロジェクトの時にも感じたことですが、練習できるって、すごく楽しい。なんて、高校生みたいなこといっててなんだか恥ずかしい

りりりり 虫が鳴いています。
と思っていたら大雨が降って、またやみました。意味のない報告。

posted by Nika | 2009.09.29 00:53

にかさやライブフォト

メルボルンに来ています。
この2日間はライブがなくて、ゆったり過ごしています。
オーストラリアは冬のおわりかけで、
でも日本で荷造りしているときは残暑厳しい折で
わかってはいても、なかなか想像がしにくかった
けれどやっぱりダウンジャケットを持って来てよかった、という寒さです
タスマニアで連れていってもらった山には、まだ雪が残っていて
子どもたちと雪合戦しました
メルボルンでは桜が咲いています。

ブリスベンでのライブの写真をもらって
一緒に来ている植野さん(テニスコーツ)がブログへアップしているので
私はリンクをはります。
イピヤーイピヤーイピヤー とやっているシーン。
たかしんぶん

にかさやの新しいアルバムは、ツアーのために作ったはずだったけれど
結局間に合いませんでした。
でも、いいのが出来ました。
さっき、にかさや2人、テーブルに揃って座って
それぞれイヤホンでマスター音源を通して聴いて
「完璧だったね」
と、終止符を打ったところ。
今年の夏、7月末から8月にかけて、
神戸塩屋の旧グッゲンハイム邸を借りて録らせてもらいました。
あのお屋敷の、部屋から廊下から、あらゆる場所を徘徊しながら、
カジュアルに、2人だけで、重ね録りすることもせず、
左にさや、右ににか、曲によっては反転、そんなステレオ感満載な音源
10月には出来上がるんじゃないかな
逆輸入になりますが、日本でも発売記念ライブを計画中なので
どうぞ楽しみにしていてください。
いい眠りにつけそうなアルバムです。

posted by Nika | 2009.09.17 22:04

この夏をふりかえる

成田空港のYahoo cafeというところに居ます。
あと1時間後くらいに飛行機が出る。
ここは無料でインターネットが出来る。
迷ったが、もうパソコンはおいてきた。
6月くらいから、ずっと宿題に追われてきた感じでしたが
ようやくちょっと休息な感じです。
海外ツアーはいつも、そういう感じがする。慰安旅行。

追われていた宿題の大ヤマはふたつ。
往復譜面のプロジェクトと、この、にかさやツアーに向けた新作のレコーディング。
くるりのトリビュートアルバムもあった。昨日情報が解禁されてました。
あれは仕上がりがたのしみだなあ!
弾き語りに、まるさんこと、まるむし(from赤犬、みにまむす)さんにバイオリンを弾いてもらった。
今回のこの「宿はなし」のレコーディングでの新しい試みは、
ここ3年くらい、いつもライブでPAをやってもらっているエンジニアさんに録ってもらったこと。
ライブの感じで録ってもらった。@大阪なんばのスタジオLublab。neco眠るの曲もここ。
necoのライブ楽しかったな~ 初めてダイブ・・・みたいなことさせてもらった。
DODDODOと似てる、というのを森くんに言われて、よくみたら、ほんとに似てた。
DODDODOによると彼女のお母さんの若い頃と私がめっちゃにてるらしい。

往復譜面の、途中経過をいろいろ書いたりしたいなあとか思っていたけれど
その前に、譜面かけや、と自分を戒めていたら、譜面書いて送るのに精一杯だった
そもそも譜面なんか、かけもしないし、よめもしない。
最初から無理な相談だったのに何故かやることになっていて
やるからには一生懸命やろうとなってて
しかし、やっぱり、こっちからサラの状態から書く譜面は、こっち主導で「がんばって解読してねー」くらいな感じでできるからまだいいが、
送られてくるほうの、封筒を開けるのがまずおっくう。あけて譜面を眺めたところで、まったくメロディのひとつもながれてこない。
タイ語とかヒンドゥー語とかがかかれているようなものだ。
泣く泣く取り組んだ。5月ごろに始まって、8月末まで4ヶ月。
といっても実際稼動し始めたのは7月くらいから。
最後の一週間で、集中合宿して、なんとか音が鳴り始めた。
結果的には、中学生の学園祭の後、みたいな達成感があった。
かあやと、今回はじめて会ったサエコと、
なんだか仲良くなり方が、中学生の友達みたいな感じで、すごい新鮮だった。
このプロジェクトのお土産は、多少、楽譜の便利さがわかったこと。
今回、祐子さんがライブに参加できなかったし、
本来、みんなで回した楽譜を本にするとかいう話もあったので
そこを完として、もうすこし、このプロジェクトは終わらない。

にかさやアルバム制作と、楽譜プロジェクトと、
おかげで、作曲癖がついた。
なんかいつになく、作曲した。
作曲は楽しい。作曲は好きだ。
作詞も、以前ほど憂鬱に思わなくなってきた。
今度帰ってきたら、今度こそ、自分の作品作りはじめよう。
そのために今年だったはず。
とかいって、飛行機乗るときは、いつも、これが最期になるかもしれない
とか思いながら乗る。
さて、そろそろ行きます。

また会いましょう!

posted by Nika | 2009.09.09 20:08
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