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    <title>二階堂和美 | Column</title>
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    <updated>2010-12-26T07:28:39Z</updated>
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    <title>番外編</title>
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    <published>2010-12-26T07:15:41Z</published>
    <updated>2010-12-26T07:28:39Z</updated>

    <summary>　表紙を飾らせていただくことのできぬまま最終号を迎えるとは、なんとも残念です。い...</summary>
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        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
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        <![CDATA[<p>　表紙を飾らせていただくことのできぬまま最終号を迎えるとは、なんとも残念です。いやいやしかしながら、全国のパルコ他多くの店先に置かれるFlyerにコラム「つれづれにか」連載をさせていただけたのは、誠に光栄なことでした。音楽とファッション、書籍に映画に美術・・・。Flyerの話題は多彩で軽やかで、とっつきやすかった。まさにポップだった。パルコに洋服を買いに来ただけの女の子も、Flyerをみておけば一通りのポップカルチャーを知ることができた。今何が売れているか、誰が人気があるか、何となくわかった。そう、逆に言えばFlyerに載るということは「売れてそう」感があった。だからその一角にスペースを与えられたことは私を少なからずよろこばせた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Flyer最終号耕す.jpgのサムネール画像" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/assets_c/2010/12/Flyer最終号耕す-thumb-200x230-506.jpg" width="200" height="230" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>　各地のクアトロのライブスケジュールを見る時間感覚も面白かった。アーティストの移動行程を感じることができたし、ブッキングから街のカラーを想像するのも楽しかった。そんな中で広島クアトロは空いている日が多いことをどのくらいの人が気にかけてくれていただろうか。またそれをどう見ていただろう。私の今住んでいる広島。一見すると素通りされていそうでも、ANVILやアルゼンチン音響派、cononoNo.1等々、他の街では開催のなかったツウな音楽が広島クアトロには来ていた。<br />
　中央との連携は大きい。しかし地方それぞれのカラーも大事。私も広島に戻ってきて６年目、未だここがホームとは思えないが、今は土壌を耕す時期。原爆で、植物が生えないと言われたこの街にも、力強く芽が出て育っている。奇跡のリンゴと言われる、青森は木村秋則さんの無農薬リンゴも、土をふかふかにすることで、不可能を可能にした。何年もかかること。あせらず、耕すことで、今後この街にどんな奇妙な果実が実るのか。「どれどれ？」とたまに思い出して遊びに来てください。他のどこの街でも、その土地の土に、それぞれの樹木が育って実っていくことを楽しみに、この最終号を見送ります。ありがとう！Flyer！</p>]]>
        
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    <title>vol.49（最終回）</title>
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    <published>2010-02-23T02:40:29Z</published>
    <updated>2010-02-23T03:12:27Z</updated>

    <summary>　行ったことのないところに行くのももちろんいいが、再び訪れるというのもとてもいい...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p>　行ったことのないところに行くのももちろんいいが、再び訪れるというのもとてもいいものだ。1月末、この連載中vol.27~44の18回に渡ってツアー日記をつづらせていただいたスコットランドへ行ってきた。連載のおかげで、約4年ぶりとはいえ全てが記憶に新しい。「前にも見に来たのよ！」と言ってくれるお客さんたち、アーティストやスタッフ。外国で同じ町に再び来るということが、考えてみたら初めてだった。<br />
　帰国の翌日、東京でワンマン・ライブ。こちらは4回目となる私の唯一の"毎年恒例"「うたのイワト」。先の予定を組むのをなるべく避け、突発性を好む性分だが、徐々に続きものが増えてきた感じがする。同じ場所、同じイベント、同じメンバー･･･飽き性の自分を厭い、これまでそれらをすり抜ける方へばかり向いていたのかもしれない。ここへ来て、回を重ねることの手応えを知り初めた。続きものゆえのモチベーションというものが確かに在る。スタッフやお客さんとの親和性、待ってくれている人がいるという自信と責任、年月が描く軌跡と成長、常連さんの前だからこそ出来る新しい挑戦。大切なものが増えていく。そこに執着も生まれる。壊したくないもの、失いたくないものが多くなればなるほど、喜びや悲しみの振り幅も大きくなる。それは人生が豊かになるということでもある。しかし大切なものにも必ず別れが来る。人生はだから辛い。しかし人生はだから明るい。<br />
　「大切なものはなんだ？」とは忌野清志郎さん作詞『幸せハッピー』の歌い出しの歌詞。本当に大切なものは、意外と多くはないのかもしれない。大切だと思っていたものも、壊してみたら大したことはなかったかもしれない。機内で見たディズニー映画『Up』（邦題『カールじいさんの空飛ぶ家』）で、じいさんも最後に執着を離れていた。大切にしていた状況が崩壊し、何もない状態になったとき、人は知恵が働く。仏教では智慧と書いて仏の働きを指す。これまで見えていなかったものが、まっすぐに見えてくる。苦しい状況はだから明るい。ずっと暗いってことはない。だからなんだ？というようなことばかりつれづれにつづらせてもらっていたこの連載も今回でいったん終わり。またどこかで会える日を願っています。一回でも読んでくれたあなた、どうもありがとう！　二階堂和美（歌手・広島県在住）。<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q49up_s.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q49up_s.jpg" width="440" height="614" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>]]>
        
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    <title>vol.48</title>
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    <published>2010-02-23T02:30:08Z</published>
    <updated>2010-02-23T03:11:48Z</updated>

    <summary>　oorutaichi、doddodo、neco眠るを迎えて＠広島クアトロでお送...</summary>
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        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p>　oorutaichi、doddodo、neco眠るを迎えて＠広島クアトロでお送りした年末の"堂脈"、みんなみんなほんとにありがとうございました！デビュー10周年を機に始動した"堂脈"は、私がほんとに好きな友人を広島に呼ぶという趣旨のイベントですが、今回初広島だった3組がほんとにいいライブをしてくれ感動しました。これからもいいものいろいろ紹介していくから楽しみにしていてくださいね！<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q48yokocine_s.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q48yokocine_s.jpg" width="245" height="353" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><br />
　さてそんな昨年、同じく10周年を迎えていた同志が広島にもうひと方ありました。広島の誇りとして私が一番信頼を置いている場所であり人である、横川シネマ（以下、横シネ）。なんとこのほど「横シネ友の会」によって10周年記念本『横川で映画を見るということ』が刊行されたのです。わたしも稚文を寄稿させていただきました。思い返せば2005年、東京から故郷である広島に居を移したものの、イベンターにもレコード店にも全くコネクションがなかった私にとって唯一の業界の知人、それが同じ時期に東京から異動で広島クアトロ担当となった当時のブッキングマネージャーの菊池さん。一年越しで私の広島での初ライブをクアトロで企画し、その宣伝に訪れたボンバー石井さんのラジオ番組で出会ったのが横シネ支配人、溝口さんでした。ここらへんの話は上記の本の中でも触れているので割愛しますが、まあそんな横川シネマ。ここ数年はライブの開催場所として認知しておられる方も少なくないかもしれませんが、本来はあくまでも映画館。私は映画館としての横川シネマを伝えたいのです。もぎりも、上映技師も、ブッキングも運営も、すべて一人の男がやっている、全国でもまれにみる個人の映画館。だから冒頭で述べたように「場所であり人である」といいたくなるわけで。ソロで、特定のレコード会社や事務所にも属さず、いわゆるインディーズでやってきた私にとって、横シネのその姿はまさしく同志。都会から地方に移り、内心不安だらけだった当時、横シネの存在がどれだけ私を励ましたことか。"地方"であることに甘んじず、かといって外向きに誇示するでもなく、ただ確固たる信念と自信をもって、ひょうひょうとそこに在る。同志として尊敬し、常に意識する存在である横シネ。広島に横シネがあってほんとによかった。広島という町を背負う気負いも、それだけの甲斐性もないけれど、私たちは何かに突き動かされてやっている。それは自分たちにとって、最も好きで、かろうじて自信のあるものだから。小さくとも大きくとも、それが我が人生の歩みであるのです。</p>]]>
        
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    <title>vol.47</title>
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    <published>2010-02-23T01:55:11Z</published>
    <updated>2010-02-23T03:11:13Z</updated>

    <summary>　11月末、祝島に行ってきた。祝島というのは瀬戸内海に浮かぶ山口県の島。橋はかか...</summary>
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        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q47nonukes.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q47nonukes.jpg" width="256" height="320" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>　11月末、祝島に行ってきた。祝島というのは瀬戸内海に浮かぶ山口県の島。橋はかかっておらず小さな船でゆく。広島県の山口寄りにある私の家からだと、島へゆくのもクアトロのある広島中心地へゆくのも、実はさほど変わらない所要時間。<br />
　祝島を含む上関町というのは、原子力発電所が建つとか建たないとかで、もう27年間も揺れている地域。この日は反対派のデモの日、それにあわせて慰問に行った。慰問というと偉そうだが、ただ島のおっちゃん、おばちゃんの前で、歌を歌うというだけのこと。戦い続けるというのは気の張ることだ。ただ、ガス抜きしてもらいたかった。どっかのダムでもどっかの基地でも、地域住民のなかで意見が割れると暮らしはギクシャクするもの、それが長い期間続いたときの心の重荷たるや。<br />
　音楽には人をふわっと楽しくさせる力がある。わたしはそう思っている。「楽しい」なんて大ざっぱな言い方ではあるが、ともかくいろーんな感情を与えてくれる音楽、直接的なメッセージを発することはなくとも、人の心を耕すことは出来る。それによって変わる何かがある。原発に翻弄されてきた島のおばちゃんたちに、楽しいひとときを過ごしてほしかった。珍しく自分から申し出たコンサート。余計なお世話だろうかという心配をよそに、ふたを開けたら予想を超える大盛り上がり。おばちゃん仮装で乱入、私の歌などぶちこわしとも思えるほどの大爆笑の渦。腹をかかえて、ワッハッハ、ワッハッハ大騒ぎ。歌ったのはいわゆる懐メロもしくは演歌寄りの、みんな知ってる往年の歌謡曲。「お嬢っ！」のかけ声は飛ぶは、「おい、紙テープがいるわぁや！」と誰かが言えば、ほんとに次の曲には色とりどりの紙テープが投げ込まれてくるわ、まるでスターになった気分だった。スターはこうやって自分の人気に戸惑いながらも受け入れていって、自信を得、その恩を返して行くのだなと想像した。<br />
　寺暮らしをしている私は60代前後のこの年齢層にはなじみがあるつもりだったが、島の漁師、農家の人間パワーは半端じゃなかった。本来こんなおもろい人らに、政治的な小難しい戦いをさせてしまっていることに申し訳なさも感じた。だがこの人らだったからこそ27年も戦ってこられたのでもあろう。しかしもう世代交代の時期が来ている。電気の恩恵を受けまくってきて、これからも使いまくるであろう私たち若いもんは、この問題をどう受け止めて、どう行動するのか？大河ドラマで昔の武将を見るたび、30代という齢はもう頭首だもんな、と背筋を伸ばす35才冬。<br />
</p>]]>
        
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    <title>vol.46</title>
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    <published>2010-02-23T01:08:20Z</published>
    <updated>2010-02-23T03:09:59Z</updated>

    <summary>　私は寒いよりは暑い方が圧倒的に好きで。熱効率が悪いところがどうも、おもしろくあ...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
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        <![CDATA[<p>　私は寒いよりは暑い方が圧倒的に好きで。熱効率が悪いところがどうも、おもしろくありません。夏は夜早く寝て、朝早く起きれば、照明を使わなくて済みますが、冬は、早く起きても暗いし、寒い。やはり冬眠する季節なのだと思います。といいつつ、なんにもしたくないこの季節に、まあせめて、長く静かな夜を利用して音楽を聴くという楽しみはどうでしょう。部屋でじっと聴き入るのもいいでしょう。窓を開けない季節だからこそ、音量いくぶん大きめで。私は実は音楽を聴く機会がかなり少ない方だと思うのですが、それは「ながら聴き」が出来ないからです。こうして文章を書く時、読む時、もちろん自分の曲作りに携わる時、友達と話をする時も、音楽が流れているとそちらに意識が行きすぎて、もう全く進まないのです。ＷＥＢの閲覧も無理、料理さえ作れない事もある。<br />
　音楽は、時間をとって、それに集中して接するのがいい。もちろんコンサートに行って、生で聴くのが一番。でもそう簡単には出来ないからレコードやCDで聴く。中にはライブよりも録音物の方がいいこともあるけれど、それなればこそ録音物にもしっかり向き合って聴きたい。そうしようとすると、なかなか時間はとれませんが、それでもそうやって聴く方が私は好きです。だからなるべく音量を大きめで。音に占領されながら聴く。部屋でひとりで踊るのもオススメです。ライブ盤なら拍手もしてしまいます。CDでもそうなのですから、現場に行ったら、もっとヒューヒュー言ってしまう。　<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="headphoneeeel.jpgのサムネール画像" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/assets_c/2010/02/headphoneeeel-thumb-250x362-326.jpg" width="250" height="362" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>こっそり教えちゃいますが、実はこれがライブを楽しむコツなのです。音楽家は、いろんなタイプの方があるとは思いますが、大方は、ほめられて伸びる人たちなので、まず最初が肝心！ステージに出演者が出てくる姿が見えたら、会場の大きい小さいにかかわらず、是非、拍手と歓声で迎えてみてください。ちなみに、ヒューとかイエーをそれらしく言うコツは、中間の音にすることです。たとえば、フーとウーの合わさった音、エーイとへーイとウーイの間の音など。いかがです？それでも声を発するのはちょっと、という方は、その分しっかり拍手で音を伝えてください。あなたの気持ちが出演者に必ず！伝わります。出てきたその演奏者は、きっと調子に乗りますよ。そしていつも以上の、最高のパフォーマンスを見せてくれることでしょう。少なくとも私がそうですから。<br />
　冬もどうぞ楽しい夜を</p>]]>
        
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    <title>vol.45</title>
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    <published>2009-11-07T15:59:15Z</published>
    <updated>2009-11-07T16:12:52Z</updated>

    <summary>　３年半前の海外ツアー日記の連載が終わったと同時に、先月、２年ぶりの海外ツアーに...</summary>
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        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
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        <![CDATA[<p>　３年半前の海外ツアー日記の連載が終わったと同時に、先月、２年ぶりの海外ツアーに行ってきました。赤道挟んで反対側のオーストラリア。日本が夏から秋に向かう頃、あちらはちょうど冬から春を迎えるところでした。時差はなく季節だけ真反対。考えてみると西洋ぽい人たちが住んでいる国の中では日本とも一番近いのでしょうか、日本語を話せる方が意外といて、ライブの後など、日本語で話しかけてきてくれる人がたくさんいました。<br />
　しかしさすがに広い国で、都市の移動はすべて飛行機、2週間の滞在で８回乗りました。空からみる景色にその国土の広大さを思い知るのはもちろんのことながら、今回、ジェットスターとヴァージンブルーという2社の飛行機に乗りましたが、ヴァージンの色気ムンムンぶりには目を奪われました。機内放送の自社アピール映像も、空港でみんながみんな振り返る、その先にあるものは、真っ赤な制服に身を包んだバージンアトランティックのスチュワーデスたち。もうひとつのバージョンは、モデルのような美人が機内に乗ってきて、それをとりまくスチュワーデスたちも、ピチピチフィットな白シャツ＆ベージュのタイトスカートで、執拗におしりをプリプリふって、ポージングしながらお世話をするというもの。そのセクシーアピールがどういう効果を出すのかは疑問ですが、繰り返し流されるその映像に何回でもつい見入ってしまう私のような人がいて、ヴァージンの色気は確かに脳裏に刻まれます。緊急脱出の説明パネルひとつとってみても、なぜここまで色っぽくしなければならないのか、それに引き替えジェットスターの色気のなさが際だちます。（写真参照）。確かに色っぽい絵のほうが、まじまじと見入ってしまいますが、本題から逸れる余計な情報のような気もします。<br />
　旅は、こういう道中の、しょうもないことに出会えるのがおもしろくて、つい出かけてしまうのです。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q45.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q45.jpg" width="480" height="300" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 20px auto;" /></span></p>]]>
        
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    <title>vol.44</title>
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    <published>2009-09-28T15:53:23Z</published>
    <updated>2010-12-27T06:42:06Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その18 4月25日（21日目...</summary>
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        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
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        <category term="つれづれにか" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その18</strong></p>

<p>4月25日（21日目）後編<br />
　前回からの話、ロンドンの空港での珍事件の持ち越しです。空港で青柳さんと別行動をとったちょっとの隙に、油断して飛行機に乗り遅れてしまった私は、明日の便まで待たされることになり、女性職員さんの誘導でどこかに連行されていた。歩きながらふと、荷物を二人分一緒に預けてその引換券を私が持っていることに気づく。先に到着する青柳さんは、この荷物を受け取れるのか？前をゆくそのおばちゃん職員に尋ねる。すると突然血相を変えて通信を取り始めた。というのが前回までのあらすじ。なにやら周囲が騒々しくなってきた。おばちゃんの他にも何人か集まってきた。荷物の数は？中身は？連れの人との関係は？どこで会ったのか？何しにイギリスに来たのか？仕事は？しかし英語の不得意な私にはほとんど聞き取れないし答えられない。トイレに行ってお金数えておみやげ物を見ていたなんてできれば言いたくない。相手はそんな私にいらついている。いったい何が起こっているというのだ？連れが荷物を受け取るのがそんなに難しいのか？しどろもどろに尋ねたら「そういう問題ではないのよ、あなたのしたことは」。ちょっと母親的な「もー、この子は・・・」という情も感じるおばちゃん職員の返答。あちこちに連れて行かれてワタワタして数十分、ようやく日本人職員登場。美人。笑顔。あれ？どんだけ怒られるのかと思っていたら、意外と優しく対応される。この挙動不審の日本人にあきれ半分、同情半分なれども、一応お客として扱われた。質問の再確認。どうやら、私と青柳さんは今日会った見知らぬ者同士ということになっていたり、双方の答えた荷物の数や内容に食い違いがあったらしく、事をややこしくしていた模様。「こちらへどうぞ」と案内されるまま進むとそこは機内。日本人らしき人がたくさん乗っている。今度はどこに連れて行かれるのだろうと思っていたら青柳さんの顔が。へ？？なんで？？？うわーやったー、なんか知らんが乗れた～。<br />
　これ、私が乗り遅れた飛行機そのものが戻ってきてる状況。狐につままれた感覚。青柳さんの顔は若干こわばっていた。機内では「荷物の数の点検のため遅れましたが、確認がとれましたのでまもなく離陸します」とのアナウンス。他にも立ち歩いている人がおり、後から乗ってきた私もさほど怪しまれず、遅れた原因張本人とは気づかれぬまま飛行機は離陸した。先ほどの女性職員さんが現れ、どこやらのブラックリスト乗ってしまったので、同じことをもう一度しないように、と小声で忠告してくれた。いやその、同じことって何ですか？なんで飛行機戻ってきたんですか？要は、荷物だけ預けて乗らないとか、人の名前で荷物を預けるとか、これはテロの手口。私はテロ組織の疑いでブラックリストに載ってしまった。思えば地下鉄テロから半年あまりのロンドン。厳しいはずでした。興味本位にもっと話が聞きたかったが、人目を気にしてそのくらいに。皆さんも乗り遅れにはどうぞお気をつけて！というところで1年半の長きにわたって連載させてもらいましたこのスコットランドツアー日記も今回でおしまいです。おつきあいありがとうございました！またどこかでお目にかかりましょう。二階堂和美でした。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q44airplane_come_back.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q44airplane_come_back.jpg" width="300" height="237" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span></p>]]>
        
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    <title>vol.43</title>
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    <published>2009-09-28T15:45:47Z</published>
    <updated>2010-12-27T06:41:48Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その17 4月25日（21日目...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
    </author>
    
        <category term="つれづれにか" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その17</strong></p>

<p>4月25日（21日目）<br />
　最後の最後に珍事件。アメリカツアーの時はアメリカ入国の時に別室に連れて行かれたり、ベルギーの時は荷物がレーダーに止められたりと、まあたいしたことではないが空港というところはなんかしら引っかかってきたところだが、今回こそは青柳さんが一緒だし、大丈夫だぞ。と思っていたら、やっぱりやらかした。<br />
　事の発端は両替に手間取ったこと。スコットランドの空港で日本円への両替ができず、ロンドンでしてくれと言われた。日本に帰ってからでは、スコットランドの紙幣は両替が難しいと聞いていたので、どうしてもロンドンですませておきたかった。我々の両替金は、建て替えていた経費やギャランティなど合わさって、結構な額になっていて、しかも二人分となると空港内のいくつかの両替所をはしごしてようやくだった。すべてやり終えたころにはもうかなりぎりぎりの時間だった。はずだ。それから青柳さんと、じゃあ、搭乗口で、と言って別れ、わたしはぶらぶらとゲートまでの途中のお店なども眺めながら歩いてしまった。それがアホすぎた。ヒースロー空港の広さをなめていた。広い広い。遠い遠い。荷物やら身体をチェックする第一関門、ここにたどり着くまでが既にずいぶん時間オーバー。その上ものすごく込んでいる。だがそのときはまだ甘い危機感で順番を待っていた。だんだんやばそうなことに気がつき、ちょっと先に行かせて欲しい、というのを、誰に言ったらいいのかしらと焦りながら、ろくにでてこない英語でなんとか行かせてもらう。そこから搭乗口までの果てしなさと言ったら。いまでこそ国際空港の広さを知っているが、このときは完全に無知なおのぼりだった。搭乗口まで駆けって来たところで、離陸予定時刻の５分前くらいだった。間に合った！と思った。が搭乗口の女性職員の口からは、ため息混じりに「It's too late.」。それキャロル・キング。と、It's too lateのメロディが頭の中で鳴りつつ、え、だってまだ５分あるじゃん、お願い乗せて！連れもいるのよ～！のようなことを頼んでみるも、まるで却下。首を振って「あんたもわからずやね、イッツ・トゥーレイトなのよ！今頃来て乗れると思ってるなんて・・・ハア。」のようなことを言われたような、とにかく「It's too late.」以外の英語はよくわからない。まさにこれがIt's too lateなのだ。全然とりつく島もなさそうなので、しょうがなく諦める。幸い、「明日の便を探してあげるから、こっち来なさい」と諭された。まあそれならいいか。せっかく苦労して両替したのに、その分全部ここで飛んじゃうのかしら。ばからしー。そうだよなー国内線のようにはいかないのだな。あーあ、明日の予定もキャンセルしなくちゃ。広島に帰る切符も無効かな。『パリ空港の人々』みたいなところに連れて行かれるのかしら？一晩で帰れなかったらどうしよう。青柳さんってば、なんでとめてくれなかったのかしら、とか、考えてるうち、あ、荷物はどうなるのかしら？成田で一日預かってくれるのかしら？と荷物の引き替え券を見たら、私の名前で二人分の荷物が預けてある。そういえば、荷物を預けるとき、二人分をがざがざがざと乗っけたから、青柳さんの荷物の引き替え分もこの私が持っていることになる。ありゃ～、私の荷物はともかく、青柳さん、受け取れるんだろうか？と思って、さっきのおばちゃんに尋ねてみた。すると急にその血相が変わった。突然あわただしく、ピポパ、ピポパ、といろんなところと通信を取り始めた。（つづく）</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q43itstoolate.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q43itstoolate.jpg" width="350" height="177" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span></p>]]>
        
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    <title>vol.42</title>
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    <published>2009-09-28T15:38:17Z</published>
    <updated>2010-02-23T03:32:55Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その16 4月23日（19日目...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
    </author>
    
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        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その16</strong></p>

<p>4月23日（19日目）<br />
さやに起こしてもらって朝食。これまでのスコティッシュ・ブレックファーストの中では一番おいしい。器がよいせいもあるだろう。そもそも建物の雰囲気が格段によい。食後、ホテルの庭先にある秘密のチャペルのような蔦の茂った館をジョンが案内してくれる。自分で日本からここを予約ってことにはまず行き着かないだろう。次来ることがあったとしても飛行機でひょいっと来てしまうと思う。かけがえのなさに気が遠くなる。<br />
古代遺跡にも行った。遺跡もいいが、敷地内の海岸がすごくきれいだった。しばらくその浜で寝ていた。カトリーナは資料をとても熱心に見ていた。のんびり過ごした後、青柳さんの「町にしましょうか」との発言で次はタウンへ。ストロムネス。でも日曜でほとんどの店が休み。でも町並みは穏やかで坂道がたくさんあり、長崎の裏通りのような、山口の祝島のような感じ。一人で散策散歩。小高いところに登る。誰かの家の駐車場で一休み、ポストカードを書く。その後、陶芸家でもある冬里さんの希望でポッタリー（窯元）へ。ホテルで使われている陶器の作家のアトリエだった。黒の仏具のようなシリーズが気に入ったが、ぎこちない絵が描かれたブローチだけ買った。<br />
帰ってシャワー後、テニスの二人と海岸をロング・ウォーキング。干し草上になっている草に飛び込んで寝るのが、気持ちよかった。時間の感覚がわからなくなる。さやが時々「発表します！」と言って時間を当てっこする。幼稚な遊びが新鮮で楽しい。<br />
夕食後、居間でアドレス交換やサインなど。カトリーナやロザンナと少し話をした。興味を持ってくれているということはわかるから嬉しい。だが人と語り合うのは母国語でさえ、ためらいながらであるのに、英語ではもはやほとんど言葉が出てこない。ツアー中、まったく英語が上達していない。そろそろみんなとお別れだ。</p>

<p>4月24日（20日目）<br />
とにかく移動。黙々と帰路。数カ所寄りつつ、景色の移り変わりを眺めつつ、車中で雑談などしつつ、ロザンナが制作するこのツアーのドキュメンタリー映像作品用のインタビューも撮りつつ、夜のスターリン城を遠目に見て、夜１０時くらいにグラスゴー着。パブでパスタを食べる。おいしかったけど、都会ーってかんじだった。思えば田舎にばかり行ったもんだ。ジョンと別れる。カトリーナやスティーブンはまた会えることもありそうだが、運転手のジョンはもうきっと二度と会えないだろう。あんなにいっつも一緒にいたのに別れは必ず来る。しかも意外とあっけない。テニスの部屋で青柳さんも含めた３０代組でお茶。３人の話を聞く。このメンバーなら私は聞き役がちょうどいい。最後の夜に帳が降りる。明日は日本へ帰る。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q42retrospect.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q42retrospect.jpg" width="300" height="238" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span></p>]]>
        
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    <title>vol.41</title>
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    <published>2009-09-28T15:29:07Z</published>
    <updated>2009-09-28T15:37:42Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その15 4月22日（18日目...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
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        <category term="つれづれにか" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その15</strong></p>

<p>4月22日（18日目）<br />
朝早く目が覚めたので、抜けていた日記を書く。Wickから移動、本土最北端のJohn O' Groatsという岬で出航までの時間を過ごす。羊のぬいぐるみを迷った末買う。人恋しさか。そういえば幼い頃ぬいぐるみに情を移しすぎていたことを思い出す。その感覚が突如よみがえる。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q41orkneyislands.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q41orkneyislands.jpg" width="250" height="236" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 10px 10px;" /></span>いよいよ本土最北端からさらに北へはみ出す旅路。このツアーの千秋楽でもある。orkney諸島への船。船の中でスープを食べるがコンビーフのような味でおいしくなかった。そのままレストランのテーブルで伏せ寝。さやも。寝てる私の横にBillがずっと居た。なんとなくすべてがぼんやりとしている。童話の中にいるのを外界から見ているような感じ。<br />
ずいぶん北なので覚悟していたが島は案外寒くなく、雪もなく、島と島とを渡す道が瀬戸内海のしまなみ海道を思わせ、なんとなく身近な感じのするのどかなところ。しかし本当に田舎。原っぱの中を道が走る。よく道を作ったものだ、と思う。<br />
ホテル着。外観はボロ屋だが、よい雰囲気のホテル。ホテルの一室がライブ会場。PAも既に用意してくれていて、スペースは狭かったが、よい雰囲気でやりやすかった。リハの時、ビルに「レールのその向こう」を一緒にやろうと誘い、合わせていたら客席でカトリーナがマル島で買った玉子型シェーカーを振ってくれていて、「やってくれる？」と尋ねたら快く引き受けてくれて嬉しかった。<br />
ライブ前に夕食を用意してくれたがあまり入らず。選曲悩んで、でも結果よかった。ツアー最終日であることなどもMCでTalkしつつ。最後の「一年生」はとても声がよく出て、一番気持ちよかった。ラッパ声もうまくいった。最後のBillの時は、このツアー通して全員でやってきたが、これが最後、みたいな気負いを持っている人は一人もいない感じ。終演後、物販のところにいたら、10歳くらいの男の子２人が私のアメリカツアーのBOXsetを親にせがみ、買っていってくれた。彼らに楽しんでもらえるものかどうか、売っていいのかと躊躇するが、にしても、すごいことだと思う。何が彼らの興味をひいたのだろうか。<br />
軽く打ち上げ。メンバーと雑談。宿泊しているところとライブの会場が同じ建物なので、移動がなくみんなのんびりしている。もちろんこのツアーが終わったという安堵感も。<br />
星がすごくきれいだった。ゴミみたいにたくさんあって、まんべんなくて、かえって、きれいなのかわからないくらい、近かった。</p>]]>
        
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    <title>vol.40</title>
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    <published>2009-09-28T15:18:01Z</published>
    <updated>2009-09-28T15:28:05Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その14 4月21日（17日目...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その14</strong></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q40horizon.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q40horizon.jpg" width="200" height="207" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>4月21日（17日目）<br />
　それにしてもすごいところに来ているものだ。窓をあけ、外を眺める。何もない。こうして机についてふと左の窓からの眺めが地平線って。・・・静かだ。とてもこれからライブだなんて思えない。礼子さんが炊いている豆のにおいがし始めた。このメンバーでとてもよかったように思い始めた。最初のうちは悶々としたが、今はとても落ち着いている。と思うもつかの間、リハから本番にかけての些細な不満に感情が高ぶり、「狭い」とか「いっつも一番目ばっかりやだ！」とつい本音を口走ってしまった。が寒々しい反応に、言い損だった、と余計がっかりして部屋に逃げ帰り、でも落ち着こう、と、さっきはあんなに幸せだと思っていたじゃないか、とか、もう一番目にやる代わりに後がやりにくいくらいいいライブをしてやる、とか、この発想なんて性悪なのかとさらに落ち込み、昨日移動中に沁みた「アラビアの唄」を口ずさみながらぼろぼろ涙がこぼれ、単なる涙腺のストレスだったのかも、と白け始め、今日記を書くならどんなことを書くだろう、と思いとどまり、海苔を取り出しむしゃむしゃ食べて落ち着きを取り戻した頃、さやが部屋をノックしてきて、今日自分たちが一番にやろうか、と申し出に来てくれた。やはり多少響いてくれていたのかと思うと安心し、それは友人の人間性に安心したのであって、もはや順番などはどうでもよかった。「やりたい？」とまた意地悪に聞き返してしまったが、話し合いまとまった。さやとあまり大きなけんかにならないのは、彼女が私のイヤミに食いつかず流してくれるからかもしれない。私はとてもイヤミな性格だと思った。歯磨きしながらコーヒーを入れて持って歩くジョンの後ろ姿が見えた。ごめんねジョン、さっきイラってきて。<br />
　テニスに一番にやってもらえた効果はいただいてライブはうまくいった。でもやはり一番をつとめるのは私の方が良さそうだ。お客さんはおばさんおじさんがほとんどだった。みんな羊そっくりだった。マヘルの全新曲、「Sheep」とか地名とか身近なものシリーズは、うけて楽しかった。ビルのもなんか盛りあがって出来たので楽しかった。やっぱり意地を張って自分を守るより素直にやって楽しくなる方がいい。終わった後も、私たちが食べて寝るまでビルはまだ話し込んでいたから、よほど思うとこがあったか、機嫌がよかったのだろうと思われる。私も、たべてのんでしゃべってごきげんになって、そのままスカートはいたまま寝た。そういえばお客さんに、日本語の話せるおばさんがいて、ここは稚内に似ていると言ってたので、では稚内に行こうと思う。</p>]]>
        
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    <title>vol.39</title>
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    <published>2009-09-28T15:09:25Z</published>
    <updated>2009-09-28T15:17:11Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その13 4月19日（15日目...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その13</strong></p>

<p>4月19日（15日目）<br />
オフ。昨夜あえて残した白ご飯に、お茶漬けの素をかけて食べる。ひとりこっそりみみっちい贅沢。皆と観光には出かけず、図書館に行ってメールチェック。ブリュッセルのライブハウスのMarcから「次はいつ来るんだい？」とメールが来ていた。実はわりかし近くには来てますが・・・。自分の計画しなさにちょっとがっかりする。日本から15時間とかかけてくるヨーロッパなので効率よく利用してもよかったが、しなかった。めんどくさいときはいつも「欲張ってもねえ」と言い訳を立てる。日本の友人が先に見て知らせてくれた、数日前の自分のライブ映像、誰があげたか知らないyoutubeを見る。インターネットってすごいな。<br />
近所の店をうろうろ。さやにばったり出会い、城方面へ一緒に散歩。なかなか楽しい時間だった。ツアーの始めっから、さやがずっとピリピリしていて手がつけられなかったが、ようやく解けた気がした。ハリス・ツイードの帽子を、なりゆきでお揃いで買う。鏡がなくてお互いムービーを撮って確認。再びホテルのプール（ビリヤード）。へんなおやじにからまれてたら運転手ジョンが来てあしらってくれる。青柳さんがカウンターに誘ってくれビールをおごってくれた。これもかばってくれる意だったのかもしれない。紳士だなー。</p>

<p>4月20日（16日目）<br />
Stornowayを朝6:00に出てWickへ。道中の景色はもう開いた口がふさがらないほど美しくて、美しいのか、そんな言葉でいいのか、まるで絵のような、それも陳腐な言い方だな、青い海はどこまでも拡がっていて、船ひとつ浮かんでなくて、そこへ崖があって、そこから急斜面に緑が拡がって羊がいる。幼い頃植え付けられた外国のイメージはおそらく、ハイジや赤毛のアンや大草原の小さな家やそんなところだが、それを超える"外国"らしい"外国"という気がする。ここまでほんとに、"外国"とは"外国"なのだなと。日本での"ぽい"とかのレベルがいかに小さいか、本物はなんて無限なのだろうかと思う。本当に、ぽつんとした家の庭には、ひもに洗濯ばさみでとめられた広野にはためいている洗濯物がある。物語の中の世界が実在している。なぜこんなところに私が来ているのか、おかしな縁があったものだ。しかしこの感覚を恋人とも家族とも分かち合えないとは寂しい。土産話などではとうてい無理だ。同じ経験を重ねて、持ち帰って、その後折にふれ取り出せる、マヘル夫妻やテニスコーツがうらやましい。なぜ私は一人なのか？それにしても、アメリカの時と比べてなんと今の精神状態の安定していることか。</p>

<p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Q39skech.jpg" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q39skech.jpg" width="450" height="300" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span></p>]]>
        
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    <title>vol.38</title>
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    <id>tag:www.nikaidokazumi.net,2009:/column//5.253</id>

    <published>2009-03-18T14:12:27Z</published>
    <updated>2009-03-18T14:19:13Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その12 4月18日（14日目...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その12</strong></p>

<p>4月18日（14日目）<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="子羊" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q38hitsuji0202.jpg" width="200" height="181" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 10px 10px;" /></span>　疲れた。とだけ書いて寝てしまった。昼間、泥の中でこけて、すっかり力を吸い取られてしまった。小雨ちらつく中、カラニッシュをひとしきり見物した後、皆でレストハウスに向かう途中、子羊だ～とかはしゃいで、近くで見ようと小山を登ろうとしたらズルッ。立ち上がれずズルッ。ズルッ。まるでたけし軍団。いつまでたっても泥糞の中で泳いでいる。せめて笑ってもらったら良かったが、皆私を置いて行ってしまう。遊んでいるように見えたのか？羊が見下しメエ～。下着まで染みて身体が冷える。着替えられず数時間。トイレにこもって最低限、車に乗れる処置。アメリカツアーの時も、景色がきれいでくるくる回っていたら泥池にドボン。目が回っていてドボン、ドボン。アウトドアレジャーに嫌われている気がする。<br />
　部屋に戻ったのが午後２時。ベッドに倒れ込みたかったが、泥ズボン泥ダウンを洗っていたら40分も経っていた。会場へ。ぐったりして何も手伝う気にならない。おなかもすいた。リハはうまくいった。声がよく伸びた。<br />
　客席の様子をうかがわず、いきなりステージに立ってしまったのはロンドン以来。やっぱり見ておけば良かった。今日ばかりは一番手でやらされてることに少し不満を感じた。と言っても、都市のように遅れてくる人がいたわけではないので、その点では今日ばかりはなんて言うほどのことでもないが、お客さんの反応を事前にみておけるかおけないかは随分違う。ステージから見ると、反応が薄くて興味なさそうなのかと思ってしまったが、カーマアイナの時、客席横から見ていると、すごく丁寧に聞いてくれている。空席が目立つとなんとなく盛り下がってしまうが、数が少なくとも、来てくれている人たちは皆、ちゃんと見てくれている。それなのに私はハッタリ的なことで乗り切ろうとしてしまって悪かった。後半はちゃんとやれたけれどそこへ立て直すのに時間がかかってしまった。リハの時イメージしたままでやればよかった。青柳さんはその点安定していて、どこでもかわらず自分の演奏をしている。3番手のテニスにそんなことを伝えた。彼らは「ありがとう」と言って、ディレイを使って淡々としたいい演奏をした。<br />
　なんにせよ、やはり疲れていた。</p>]]>
        
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    <title>vol.37</title>
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    <id>tag:www.nikaidokazumi.net,2009:/column//5.252</id>

    <published>2009-03-18T14:05:13Z</published>
    <updated>2009-03-18T14:11:41Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その11 ４月17日（13日目...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その11</strong></p>

<p>４月17日（13日目）<br />
　移動日。朝食食べ、支度をして、post office、でもやはりイースターで休み。姉にハガキを書いたが住所がわからずTel して聞き、甥と姪の声を聞く。それほどホームシックにはならなかったが、まあやはり、電話口からぶわっと自宅の空気がでてくる。絵ハガキを4枚おとす。<br />
　アバディーンから船を渡ってストーノウェイという島へ。陸路の途中の街で軽いランチ。近くに古いキャッスル。立ち寄るがなんだったかわからない。スーパーマーケットの中のイートインでスープとエビフリッター。<br />
　港。船の待ち時間で石投げ。植野さんたちがやっていてえらく楽しそうで、そんなに面白いんだろうかと、あまりにも暇だしやってみる。がやっぱりあまり面白くもない。子どもの頃から川ぞいに住んでいたのでなじみの遊びだしみんなよくやりたがるが、昔からあまり得意じゃないし闘争心もわかない。獲得心くらいわいても良さそうなのに。けど暇なのでそこにいる。生チョコみたいな石を拾う。へこんでいる感じの四角さ。乾いたら生チョコみたいじゃなくなった。石拾いも何が面白いのかわからないが、テレビがつまらなくてもなんとなくザッピングしている感じと似ている。なにか面白いものに出会えるかもしれないというかすかな期待。も捨てて、おみやげものと日用雑貨を売ってるお店を物色。なんか掘り出し物ありそな雑多さ加減に長居。コネクト４（ツアー車で流行っていた、オセロ感覚のゲーム）を買う。自分が持って帰る用。ようやく乗船。船のチキンカレーが山口大学第一食堂のカレーそっくりでおいしかった。船はゆれまくった。が、加美さんのラジオ番組2回目生出演、無事終了。船中、mp3で自分のUStourのライブ音源を聴く。へ～。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="コネクト４" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q37connect4.jpg" width="300" height="212" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 5px 0" /></span><br />
<div class="cl"></div><br />
　夜9時を過ぎてもまだ明るい。ホテルはとてもクラシック。オートロックじゃなくてラク。初のシングルベッド（いつもはダブルサイズかツインの一人使用）。タイ料理屋行くがやっていなくてchinaのテイクアウト。星野監督とイッセー尾形氏似のおっちゃんが親切。ホテルのロビーで皆で食べる。とても味よく。隣のバーでプール。っていうのはビリヤード。食事前にジョン（運転手）vs青柳さん、ジョンvs工藤さんというのがあって、全くやったことなかったけど、見てたら自分もやってみたくなった。食後、植野vs青柳、ニカvsカトリーナ、ニカ＆カトリーナvsジョン＆さや。とても楽しかった。部屋かえって、撮影したビデオ見返してしまったほど。</p>]]>
        
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    <title>vol.36</title>
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    <id>tag:www.nikaidokazumi.net,2009:/column//5.251</id>

    <published>2009-03-18T13:56:24Z</published>
    <updated>2009-03-18T14:04:42Z</updated>

    <summary>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その10 4月16日（12日目...</summary>
    <author>
        <name>Nikaido Kazumi</name>
        
    </author>
    
        <category term="つれづれにか" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.nikaidokazumi.net/column/">
        <![CDATA[<p><strong>イギリス／スコットランド ツアー 2006 日記　その10</strong></p>

<p>4月16日（12日目）<br />
　9時から9時くらいまで寝たはずなのにまだまだ眠く、顔がふにゃふにゃになってる、猫みたいとテニスの二人に言われる。そんなに顔の違いって人にもわかるものなのかしら。朝食後も部屋で縫い物したり余裕を見せつつ、ぶらり一人で街へ。昨日のタイフード屋もヌードル屋も、イースターなのでことごとく閉まっていて、駅の向こうまで遠出して、坂の途中の中華料理屋の看板メニューに汁ラーメンを見つけて入る。少々高級そうなお店だったが、写真の載ってるメニュー表や食材のチェックシートみたいなものも出してくれて、どうも中国人と思われたっぽいが、若い女性の店員さんが姉妹を気遣うように優しく親切にしてくれた。外国での一人外食はこれが初で、うまくいったのが嬉しかった。結局親切にされたことに舞い上がり、細いヌードルが食べたかったのに、フーヤンとかいうきしめんみたいなのを「すごく美味しいわよ」と薦めてくれ断れずそれにしたがハズレだった。汁が欲しいのに麺に吸われて汁がなくなっていく。でもエビ蒸し餃子がめちゃうまだった。日本のホテルとかの中華料理屋にありそうな感じ。長江という店だった。青い印象。中国料理も地域によって違うのだとわかってきた。北京系は揚げものとケチャップのイメージでどうも好みと違う。中国のこと全然知らないけど知りたくなってきた。食後の復路、靴屋で靴を買ってみる。本屋でキラキラシールを選んでいたらおなかが痛くなったのでホテルに帰る。おなかを壊した。せっかく親切にされたお店だったのに。お姉さんの優しい顔がトイレで浮かぶと、なんだか自分が裏切ったような気持ちがして悲しくなった。<br />
　気を取り直してライブ。会場は初めてライブハウスっぽいところ。選曲に悩み、リハで「絵空葉書」をテニスの２人にやってみてもらったが、今日はやめることに。茶色いアップライト・ピアノがあってなんとなく愛着を持ち、ピアノデビューしてみることにした。なんとなくこのピアノでデビューしたいと思った。１曲目に「カイユボット」をピアノでやった。私のことを初めて見る外国人たちには私がピアノを弾くことがはじめてだとかは全くどうでもいいことに決まっている。というのがよかった。<br />
　ライブ後、ビルたちがテイクアウトしてくれたカレーをテニスの部屋で一緒に食べた。食のレベルがどんどん上がってきた。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="カイユボット" src="http://www.nikaidokazumi.net/column/img/Q36caillebotte.jpg" width="400" height="193" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto;" /></span></p>]]>
        
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